令和2年9月8日(火)に公益財団法人 建築技術教育普及センターから、令和2年 1級建築士「学科の試験」の合格者が発表されました。
令和2年試験は、30,409人の受験者に対して、合格者が6,295人という結果でした(前年度の合格者は5,729人)。
また、合格率は20.7%でした。前年の令和元年(2019年)と比較して2.1%下降したものの、近年の合格率のなかでは平均よりやや高めな合格率であったといえます。
合格された方、本当におめでとうございます。
次の「設計製図の試験」は、10月11日(日)に実施され、合格者の発表は、12月25日(金)が予定されています。
このまま合格を目指して、がんばりましょう。
※ 公益財団法人 建築技術教育普及センターの発表より
年 | 実受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) |
平成27年 | 25,804 | 4,806 | 18.6 |
平成28年 | 26,096 | 4,213 | 16.1 |
平成29年 | 26,923 | 4,946 | 18.4 |
平成30年 | 25,878 | 4,742 | 18.3 |
令和元年 | 25,132 |
5,729 | 22.8 |
令和2年 | 30,409 | 6,295 | 20.7 |
各科目及び総得点の基準点は下記のように発表されています。
学科Ⅰ 計画 | 学科Ⅱ環境・設備 | 学科Ⅲ 法規 | 学科Ⅳ構造 | 学科Ⅴ施工 | 総得点 | |
基準点 | 11 | 10 | 16 | 16 | 13 | 88 |
※各科目及び総得点の基準点全てに達している者を合格とする。
※なお、合格基準点について、各科目は過半の得点、総得点は概ね 90 点程度を基本的な水準として想定していたが、本年の試験問題は例年に比べて学科Ⅱの難易度が高く、また、総じて難易度が高かったことから、上記合格基準点としている。
※公益財団法人 建築技術教育普及センターホームページ「▼令和2年1級建築士試験「学科の試験」の合格発表について(令和2年9月8日)」より