
最終更新日:2026年10月20日/各社の受講料・コース内容は、2026年10月時点の各社公式サイトの情報をもとに作成しています。
2級建築士試験は「学科」と「設計製図」の2段階です。建築学科出身ではない方、はじめて製図を描く方も多い試験だからこそ、講座選びでは①学科から製図まで同じ講座で対策できるか ②仕事や育児と両立しながら続けられるか ③学科と製図をあわせた総額でいくらかかるかの3つを確認しましょう。
① 製図まで一つで完結② 忙しくても続けられる③ 総額で見た費用
2級建築士は、学科に合格したあとに設計製図試験が待っています。学科と製図で講座を分けると、費用も手間も二重にかかります。また仕事や育児と両立しながら学ぶには、続けられる仕組みが欠かせません。
スタディングは完全オンラインで、学科対策から製図の添削指導までそろう講座です。製図は図面が完成していく手順をスライドで一つずつ確認しながら学べ、描いた図面はスマートフォンで撮影して送るだけで講師の個別添削を受けられます。受講料は学科・製図総合コースで88,000円、製図添削(全5課題)まで含めても110,000円です。
ただし、どれか一社が絶対的に優れているわけではありません。通学して対面で指導を受けたい方には、大手資格学校が合う場合もあります。この記事では4社の強みを率直に整理したうえで、目的別の選び方をご案内します。
まず押さえる|7つの比較軸
- ①製図まで一つで完結するか:学科対策と製図対策が同じ講座に入っているか。別々に申し込むと費用も手間も増える
- ②製図が初めてでも学べるか:図面の描き方を基礎から順を追って学べるか。木造・RC造の両方に対応しているか
- ③製図の添削指導:自分の描いた図面を講師に見てもらえるか
- ④続けやすさ:仕事や育児が忙しくても学習を続けられる仕組みがあるか。スキマ時間で進められるか、計画や復習をシステムに任せられるか
- ⑤質問サポート:わからない点を講師に質問できるか。その場で調べる仕組みがあるか
- ⑥学習形態:通学か、オンラインか。自分の生活に合った受け方ができるか
- ⑦費用(学科+製図の総額):学科と製図、添削までをあわせた総額で比較する
※下の比較表は、この7つの比較軸と同じ順番・同じ項目名で並べています。
ひと目でわかる|主要4社の比較表(2級建築士)
製図まで対策できるか、続けやすいか、総額でいくらかかるかを見比べましょう(2026年10月時点の各社公式情報)。各社名をクリックすると公式サイトが開きます。
| 比較項目 | スタディング | TAC | 日建学院 | 総合資格学院 |
|---|---|---|---|---|
| こんな人におすすめ | 建築学科出身ではなく初めて学ぶ人、仕事や育児と両立しながら費用を抑えて学科から製図まで対策したい人 | 費用と指導のバランスを重視し、製図の講義と添削を教室・ライブ・Webから選びたい人 | 全国の校舎に通い、通学で学習ペースをつくりたい人 | 対面で質問しながら、手厚い指導を受けたい人 |
| 製図まで一つで完結するか | 学科・製図総合コースで学科と製図の両方に対応 | 学科+製図のセット申込あり | 学科・製図それぞれのコースあり | 学科・製図それぞれのコースあり |
| 製図が初めてでも学べるか | 製図対策講座19回(約12時間)。図面が完成していく様子をスライドで確認しながら学べ、木造・RC造それぞれのステップを用意 | 設計製図本科生(教室・オンラインライブ・Web通信) | 設計製図コース(通学・Web) | 設計製図コース(対面) |
| 製図の添削指導 | あり(製図添削オプション・全5課題。手書きの図面をスマホで撮影して提出) | あり(設計製図コースで課題添削) | あり(Webコースで通信添削、通学講座で個別指導) | あり(対面での指導) |
| 続けやすさ | 1本5分から視聴できる講義。AI問題復習・AI実力スコア・AI学習プランが復習と計画を自動化し、スマホでスキマ時間に学べる | Web通信なら自分のペースで受講 | 校舎での学習管理と受講生専用ページ | 通学による学習ペースの管理 |
| 質問サポート | 講師に質問できる学習Q&Aチケット30回分が総合コースに付属/AI検索でその場で調べられる | 質問サポートあり | 質問対応システム(メール)+講義時のアドバイザー | 対面での質問・指導 |
| 学習形態 | 完全オンライン(スマホ・PC・タブレット) | 教室/オンラインライブ/Web通信から選択 | 通学+映像講義(Webコースあり) | 対面中心 |
| 費用(学科+製図の総額) | 88,000円(学科・製図総合コース) 製図添削(全5課題)まで含めても110,000円 | 学科+製図で約40万円〜(コース・時期により異なる) | 学科本科コース473,000円(製図コースは別途) | コースにより異なる(公式サイトで要確認) |
※価格・コース構成は変動するため、最新は各社公式サイトをご確認ください。
出典一覧(2026年10月確認):スタディング 2級建築士 学科・製図総合コース/TAC 建築士講座/日建学院 公式サイト/総合資格学院 公式サイト
目的別|4社それぞれの強み
- スタディング/学科から製図の添削指導まで、完全オンラインで一つの講座にそろう。製図は手順を一つずつスライドで確認しながら学べ、学科は特訓問題を含め700問超を収録。仕事や育児と両立しながら、費用を抑えて学びたい方に。
- TAC/教室・オンラインライブ・Web通信から受講スタイルを選べ、設計製図コースでは課題の添削も受けられます。大手資格学校の本格的なカリキュラムを、比較的抑えた価格で受けたい方に。
- 日建学院/全国の校舎ネットワークで、通学と映像講義を組み合わせて学べます。構造力学と法規を基礎から学べる学科コースがあり、校舎に通って学習ペースをつくりたい方に。
- 総合資格学院/対面中心の指導が強み。講師に直接質問しながら進めたい方、費用より指導の手厚さを重視する方に。
教室に通って対面で指導を受けたい方は、大手資格学校のほうが満足度が高くなることがあります。スタディングが向いているのは、まとまった学習時間を取りにくく、費用を抑えながら学科から製図まで一つの講座で対策したい方です。
スタディング建築士講座(2級)はどんな講座?
ひとことで言えば、建築学科出身ではない方や、仕事・育児と両立する方が、費用を抑えながら学科から製図まで対策するための講座です。
スタディング建築士講座(2級 学科・製図総合コース)の教材の量と受講料を紹介します。
基本講座108回・約70時間(1本5分から視聴できる講義)
特訓問題700問超(計画・施工特訓約680問+構造力学特訓45問)
製図対策講座19回・約12時間(基本編13回・応用編6回)
88,000円(学科・製図総合コース・税込)
- 学科から製図まで一つの講座で完結(基本講座・問題演習・過去問・特訓問題・製図対策講座が学科・製図総合コースにそろう)
- 製図が初めてでも学べる(図面作成の手順や定型図、エスキス、自己採点の方法まで、図面が完成していく様子をスライドで確認。木造・RC造それぞれのステップを用意)
- オンラインでも図面の添削指導を受けられる(手書きの図面をスマホで撮影して送るだけ。製図添削オプション・全5課題)
- 講師に質問できる質問サポート(学習Q&Aチケット30回分が総合コースに付属。他の受講生の質問と回答も閲覧可能)
- AIが学習を支える(AI問題復習が復習すべき問題とその日を、AI実力スコアが合格までの距離を、AI学習プランが試験日までの計画を組み立てる)
運営:KIYOラーニング株式会社(東証グロース上場)。オンライン資格講座「スタディング」を提供しています。
こんな人に向いています
- 建築学科出身ではなく、実務経験ルートや通信制大学ルートで受験する人
- はじめて製図を学ぶので、図面の描き方を基礎から順を追って学びたい人
- 育児や介護と両立しながら、空いた時間で学習を進めたい人
- 近くに通える校舎がなく、自宅で学科から製図まで対策したい人
正直なところ、こんな人には向いていません
スタディングに校舎はなく、製図の指導は製図添削オプション(全5課題)による通信添削です。教室で講師が図面を見て回る対面の指導は行っていません。
そのため、教室に通って講師から対面で製図の指導を受けたい方、多くの製図課題を添削してもらいながら仕上げたい方には向いていません。こうした学び方を重視する場合は、大手資格学校を選んだほうが満足度は高くなります。
逆に、まとまった学習時間は取りにくいけれど、費用を抑えながら学科から製図まで一つの講座で対策したいという方には、とても向いています。
こんな不安も、こう解消できます
- 「製図を描いたことがない」→ 図面作成の手順や定型図を、図面が完成していく様子を見ながら一つずつ学べる
- 「オンラインだと図面を見てもらえないのでは」→ 製図添削オプションで、講師の個別添削を受けられる
- 「オンラインだと質問できないのでは」→ 講師に質問できる学習Q&Aチケット30回分が総合コースに付属
- 「自分に合うか不安」→ 無料体験で講義とAI機能をそのまま試せる
よくある質問
製図を描いたことがなくても大丈夫ですか?
はい。製図が初めての方でも、基礎から順を追って学べます。製図対策講座(19回・約12時間)では、図面作成の手順や定型図、エスキスの進め方、自己採点の方法までを、パラパラ漫画のように図面が完成していく様子をスライドで確認しながら学べます。木造・RC造それぞれのステップを用意しているため、課題に応じて学習できます。描いた図面は、製図添削オプションで講師に添削してもらえます。
オンラインで図面の添削指導を受けられますか?
はい。製図添削オプションで、オンラインのまま講師の個別添削を受けられます。手書きの図面をスマートフォンで撮影して送るだけで、教室に通う必要も、図面を郵送する手間もありません。学科・製図総合コースに追加してお申し込みいただくオプションで、2級は22,000円(税込・全5課題)です。
建築学科出身でなくても合格を目指せますか?
はい。建築学科出身でない方でも合格を目指せます。講義は図表が動くスライドで進み、1本5分から視聴できるため、初学者でも理解しながら進められます。苦手になりやすい計算問題は構造力学特訓で、出題頻度の低い論点まで計画・施工特訓で対策できます。建築学科出身ではない初学者から合格した方の体験談も公開しています。
わからないところは質問できますか?
はい。講師にオンラインで質問できます。学科・製図総合コースには、講師に質問できる学習Q&Aチケットが30回分付いています。他の受講生の質問と講師の回答も公開されており、同じ疑問はチケットを使わずに解消できます。学習中の疑問は、AI検索・AI説明機能でその場で調べることもできます。
スタディング建築士講座の合格実績は?
建築士講座では、合格者数・合格率の集計と公表は行っておりません。一方で、働きながら合格された方、建築学科出身ではない初学者から合格された方、資格学校に通わずに合格された方の体験談を、2級学科・2級製図のそれぞれで毎年公開しています。
