証券外務員試験の過去問はある?問題集や模擬試験で合格を目指そう

証券外務員試験の過去問はある?問題集や模擬試験で合格を目指そう

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証券外務員試験の対策に過去問を使いたい方は多いでしょうが、実は外務員試験の過去問は公開されていません。ではどうやって対策すればよいのでしょうか?

この記事では二種試験、一種試験それぞれの過去の試験データをもとに、試験の特徴と合格するためにすべきことについて紹介します。

証券外務員試験一種・二種の過去問はない

証券外務員試験は、基本的に過去問は存在しません。

証券外務員試験は、全国の試験会場でパソコンを使用して受験する CBT(Computer Based Testing)方式で行われます。
平日は毎日、それも1日に複数回の試験が実施されるため、その都度オリジナルの問題が作成される訳ではありません。
あらかじめ蓄積された多数の問題パターンの中から、自動で選択されて出題されます。

したがって、同じ会場で同時に受験していたとしても受験者ごとに異なる問題が出題されるため、「過去問」は存在しないというわけです。
これは二種証券外務員試験も、一種証券外務員試験も同様です。

しかし、この時点で慌てる必要はありません。過去問は存在しませんが、蓄積された問題から出題されるため出題パターンがある程度限られます。

限られたパターンから同じ問題しか出題されないのであれば、試験対策は可能です。出題傾向を掴みつつ適切な対策を行えば、十分合格を目指せます。

証券外務員試験問題の出題傾向とは

証券外務員試験の出題傾向を知ることは、合格の確率を高めるうえでの重要なポイントとなります。

試験の出題傾向を把握することで、より効率的な学習が可能となるためです。

ここからは、出題されやすい以下2つの項目について解説していきます。

  • 金融商品に関する用語について問われる
  • 計算問題が出題される

金融商品に関する用語について問われる

1つ目は、金融商品に関する用語について問われることです。

金融商品に関する専門用語を理解していなければ、試験に合格することは難しいでしょう。

しかし、専門用語を一つひとつ調べていては、勉強時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。

一度出てきた専門用語は、別の分野でも登場することが多いので、知らない用語が出てきたらその都度調べて、しっかり覚えておくことが大切です。

計算問題が出題される

2つ目は、計算問題が出題されることです。証券外務員試験では、計算問題が多数出題されます。

一種・二種ともに配点の割合が高く、得点を逃せば合否に関わるため入念に対策する必要があります。

計算問題にもある程度出題パターンがあるため、適切な対策を行えば高得点を狙うことも十分可能です。

証券外務員試験の計算問題について、詳しいことはぜひ以下の記事を参照してください。

【あわせて読みたい】証券外務員の計算問題の特徴と対策

証券外務員試験に合格するための対策法

資格取得に向けた勉強方法のポイントを解説します。

インプットとアウトプットを繰り返す

テキストを読むといったインプット学習だけでは、理解したつもりでもいざ試験になると解けないことが多々あります。インプットした知識を自分のものにするには、問題演習といったアウトプット学習が不可欠です。また、まとめてインプットしてしまうと、アウトプット時には最初の方は忘れてしまっていることがありますので、こまめにインプット・アウトプットのサイクルを回していくことがポイントです。それにより記憶に定着しやすくなります。

毎日コツコツ学習する

前述の通りこまめに、テキスト理解と問題演習をしていくことが学習のコツであり、試験合格のコツとなります。その為には、通勤通学の電車やちょっとした待ち時間など、毎日10分でも20分でも良いので習慣をつけて学習しましょう。スキマ時間にコツコツ積み重ねていくことが、合格という大きな成果をたぐり寄せます。

計算問題を攻略する

証券外務員試験における計算問題はとても配点が高いです。計算問題を含めた五肢選択問題は1問10点、○×問題の1問2点と比べるといかに重要な得点源か分かると思います。計算問題と聞くとそれだけで苦手意識を持たれる方も多いですが、出題内容は比較的パターン化されているので、是非前向きに計算問題の学習に取り組みましょう。

模擬試験を受けてみる

模擬試験を受けてみることで、これまで勉強したことが身についているのか、学習内容の方向性が合っているのか、模擬試験の結果を通してフィードバックを適切に行うことで、試験合格へさらに一歩近づけるでしょう。

また、いきなり試験本番を迎える前に一度疑似体験をすることで、試験当日の緊張を和らげたり、CBT方式の試験にも慣れることができます。

自分の実力、苦手分野を知るためにも模擬試験はぜひ受験するようにしましょう。

実際の証券外務員試験の日程や申し込み方法などを知りたい方は、以下の記事を読むと、より証券外務員試験についての理解が深まるはずです。

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【あわせて読みたい】証券外務員 試験日程と申し込み~資格取得の流れ(一種・二種)

まとめ

最後に、今回取り上げた証券外務員試験の過去問に関するポイントをおさらいしておきましょう。

  • 証券外務員試験には過去問がない
  • 出題傾向にパターンは存在するので試験対策は可能
  • 出題傾向として専門用語の理解と計算問題の対策が必須
  • 試験対策には問題演習・頻出分野に絞った学習・模擬試験の受験などがおすすめ

証券外務員試験の資格取得は金融業界に関わる方だけでなく、一般の方も持っていて損のない資格だといえるでしょう。

受験資格の制限もないため、社会人や学生、主婦の方も今日から資格取得を目指して勉強を始めることが可能です。

短期間で効率的に合格を目指すのであれば「スタディング 外務員(証券外務員)講座」の受講がおすすめです。

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