証券外務員試験ではどのような問題が出題されるのか、過去問はあるのか、受験を検討されている方は気になるかと思います。こちらの記事では、二種試験、一種試験それぞれの過去の試験データをもとに、試験の特徴と合格するために実施すべきことをご紹介します。
証券外務員試験は、基本的には過去問は存在しません。というのも、証券外務員試験は全国の試験会場でパソコンを使用して受験する試験ですが、平日は毎日、それも1日に複数回の試験が行われています。そうすると、その都度オリジナルの問題が作成される訳ではなく、予め蓄積された多数の問題パターンの中から自動で選択されて出題されるのです。極端な言い方をすると、同じ会場で同時に受験をしていたとしても異なる問題が出題される訳です。つまり個々により問題が異なるので「過去問」は存在しないのです。これは二種証券外務員試験も、一種証券外務員試験も同様です。
上で記載したように証券外務員試験には過去問は存在しません。ですがこの時点で慌てる必要はありません。なぜなら過去問は存在しませんが、蓄積された問題から出題されるということは問題パターンには限りがあるからです。限られたパターンから同じ問題しか出題されないのであれば試験対策は可能です。問題集を繰り返し網羅して全て暗記すれば、ほぼ確実に合格出来ます。恐らく、ある程度の金融知識があればこの方法が一番の近道かと思われます。
証券外務員試験は過去問はありませんが、出題パターンは決まっているので問題集の答えの暗記だけで合格出来る、と記載しました。では金融知識はほぼゼロの初心者が問題集の繰り返しで合格出来るのか。答えは「ノー」です。もしくは膨大な時間を消費してしまうでしょう。恐らく問題の意味も分からない、記載されている単語は見たことも聞いたこともないでしょう。こうなっては問題が解けなかったらテキストを逆引きして調べていくような学習方法では非効率です。だからといってテキストを端から端まで読み込む必要はありません。出題パターンは決まっているので出題される箇所に絞ってテキストを読み、その範囲の問題を解く。これが初心者の為の学習方法です。
ですが課題は他にもあると思います。問題の出題パターンが決まっていると言われても分からないですよね。また、仮に分かったとしてもテキストのどの範囲に該当するのかを調べるだけでも大変ですよね。そもそもテキストを読み込むことも、その時間を確保することすらも苦労しますよね。
そこで、なるべく最初の挑戦で証券外務員試験に合格するためにも、オンライン講座の活用がおすすめです。
また、従来の資格講座とは違い、忙しい方でも効率的に勉強ができるように、スキマ時間を活かした学習に最適化されています。スマホをお持ちであれば、机に座って勉強する必要はありません。通勤時間、 移動時間、休み時間、待ち時間、就寝前など、ちょっとしたスキマ時間で気軽に勉強できるので「勉強しなきゃ」といった心構えは幾分か、緩和されます。なおかつ、ちょっとした時間でも学習に充てるだけでもそれが積み重なり、知識の集積につながります。
とは言っても基礎知識を習得した後には問題演習の実践は不可欠です。そのためスタディングの証券外務員講座では、動画講義→講義範囲の問題演習→動画講義→講義範囲の問題演習→…といった最適なフローを最初から設定しています。今日は何を勉強したらいいのか、という悩みで時間を無駄にすることはありません。基本的な問題から徐々にレベルを上げて、最終的には本番試験と同様の模擬試験までスムーズに学習を進められます。