令和5年度(2023年度試験)は合格率11.8%、合格者2,690人!
令和6年3月8日(金)に公益社団法人 日本技術士会より、令和5年度 技術士第二次試験の合格者が発表されました。
合格された方、本当におめでとうございます。
令和5年度 技術士第二次試験は、22,877人の受験者に対して、合格者が2,690人という結果でした(前年度の合格者は2,632人)。
また、合格率は 11.8%(前年度11.7%)でした。平成25年度試験以降の合格率は平均して9~16%台を推移しており、試験制度が変更となった令和元年以降は11%台の合格率となっています。
なお、合格された方には、公益社団法人 日本技術士会から成績通知書及び技術士第二次試験合格証が令和6年3月8日(金)に発送される予定です。
令和5年度 (2023年度)技術士二次試験結果について
- 申込者数:29,508人(前年度:29,391人)
- 受験者数: 22,877人(前年度:22,489人)
- 合格者数: 2,690人(前年度:2,632人)
- 合格率: 11.8%(前年度:11.7%)
- 合格者平均年齢:42.8歳(前年度 42.8歳)
※ 公益社団法人 日本技術士会「令和5年度技術士第二次試験統計」より
部門別試験結果
年度 |
申込者数 | 受験者数 | 合格者数 |
合格率 |
機械部門 | 1,040 | 866 | 156 | 18.0% |
船舶・海洋部門 | 17 | 15 | 3 | 20.0% |
航空・宇宙部門 | 45 | 38 | 6 | 15.8% |
電気電子部門 | 1,249 | 1,024 | 94 | 9.2% |
化学部門 | 150 | 129 | 24 | 18.6% |
繊維部門 | 42 | 35 | 10 | 28.6% |
金属部門 | 98 | 86 | 17 | 19.8% |
資源工学部門 | 30 | 23 | 1 | 4.3% |
建設部門 | 17,522 | 13,328 | 1,303 | 9.8% |
上下水道部門 | 1,921 | 1,425 | 146 | 10.2% |
衛生工学部門 | 568 | 443 | 62 | 14.0% |
農業部門 | 1,073 | 808 | 101 | 12.5% |
森林部門 | 336 | 270 | 49 | 18.1% |
水産部門 | 130 | 97 | 12 | 12.4% |
経営工学部門 | 234 | 189 | 23 | 12.2% |
情報工学部門 | 504 | 413 | 26 | 6.3% |
応用理学部門 | 688 | 575 | 58 | 10.1% |
生物工学部門 | 34 | 30 | 6 | 20.0% |
環境部門 | 519 | 413 | 45 | 10.9% |
原子力・放射線部門 | 74 | 63 | 8 | 12.7% |
総合技術監理部門 | 3,247 | 2,618 | 543 | 20.7% |
平成25年度以降の技術士二次試験の合格率の推移
年度 |
申込者数 | 受験者数 | 合格者数 |
合格率 |
平成25年度 | 31,397 | 23,123 | 3,801 | 16.4% |
平成26年度 | 30,435 | 23,207 | 3,498 | 15.1% |
平成27年度 | 30,823 | 24,878 | 3,649 | 14.7% |
平成28年度 | 31,635 | 25,032 | 3,648 | 14.6% |
平成29年度 | 32,947 | 26,253 | 3,501 | 13.3% |
平成30年度 | 32,744 | 25,914 | 2,355 | 9.1% |
令和元年度 | 30,690 | 24,326 | 2,819 | 11.6% |
令和2年度 | 25,603 | 20,365 | 2,423 | 11.9% |
令和3年度 | 29,828 | 22,903 | 2,659 | 11.6% |
令和4年度 | 29,393 | 22,489 | 2,632 | 11.7% |
令和5年度 | 29,508 | 22,877 | 2,690 | 11.8% |
技術士二次試験の合格基準について
技術士二次試験合格の基準は下記のように発表されています。
【合否判定基準】
【筆記試験】※いずれも60%以上の得点が必要
▼総合技術監理部門を除く技術部門
●必須科目:
「技術部門」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
●選択科目:
「選択科目」についての専門知識及び応用能力に関するもの
「選択科目」についての問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
▼総合技術監理部門
●必須科目:
「総合技術監理部門」に関する課題解決能力及び 応用能力(択一式)
「総合技術監理部門」に関する課題解決能力及び 応用能力(記述式)
●選択科目:
「技術部門」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
「選択科目」についての専門知識及び応用能力に関するもの
「選択科目」についての問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
【口頭試験】※いずれも60%以上の得点が必要
▼総合技術監理部門を除く技術部門
●技術士としての実務能力
・コミュニケーション、リーダーシップ
・評価、マネジメント
●技術士としての適格性
・技術者理論
・継続研さん
▼総合技術監理部門(必須科目)
●総合技術監理部門の必須科目に関する 技術士として必要な専門知識及び 応用能力
・経歴及び応用能力
・体系的専門知識
▼総合技術監理部門(選択科目)
●技術士としての実務能力
・コミュニケーション、リーダーシップ
・評価、マネジメント
●技術士としての適格性
・技術者倫理
・継続研さん
試験結果等の詳細は、下記の公益社団法人 日本技術士会センターホームページをご覧ください。
▼合格発表(令和6年3月8日)