無料お試し

FP試験当日の持ち物・スケジュール・注意点は?

FP(ファイナンシャルプランナー)試験当日の持ち物・スケジュールについて教えてください。
受検票、本人確認書類、筆記用具、電卓(計算機)は必ず持参しましょう。試験開始時間は、学科試験が10:00から、実技試験が13:30からですが、集合時間はその20分前(学科:9:40/実技:13:10)なのでご注意ください。時間は、2級・3級のいずれも共通です。

試験当日の持ち物について

FP試験では、以下の4点は必ず持参しましょう。

家を出る前に必ず持ち物をチェックし、忘れ物がないようにくれぐれもお気を付けください。

1.受検票

受検票はハガキで送られます。試験実施6日前になっても届かない場合は、試験実施団体に問い合わせをしましょう。

受検票に記載された氏名・生年月日・受検番号・試験会場・交通機関等を確認しましょう。当日の交通手段・移動経路などを事前に考えておくとよいでしょう。

試験当日に提示する本人確認書類に写真が貼付されていない場合には、受験票に証明写真を貼付してください。(詳細は「2.本人確認書類」)

受検票の氏名が本人確認書類と一致しない場合、受検できません。ご結婚等により改姓された方および外国籍の方は、ご注意ください。

2.本人確認書類

FP試験では原則、写真付きの本人確認書類(氏名・生年月日記載)を提示する必要があります。

本人確認書類は、以下1~10のいずれかです。

1.運転免許証

2.パスポート

3.個人番号カード(マイナンバーカード)

4.学生証(写真貼付)

5.在留カード・特別永住者証明証(写真貼付)

6.次に定める資格証明書類(写真貼付)・・・弁護士、税理士、社会保険労務士、司法書士、宅地建物取引士、行政書士

7.住民基本台帳カード(写真貼付)

8.健康保険被保険者証(写真貼付されていない場合、受検票へ写真貼付

9.障害者手帳(写真貼付されていない場合、受検票へ写真貼付

10.小型船舶操縦免許証(写真貼付)

※上記以外の本人確認書類は認められません。

試験当日に提示する本人確認書類に写真が貼付されていない場合には、受験票に証明写真を貼付してください。

※証明写真は、縦4cm×横3cm、無帽、無背景のものとされています。(日本FP協会・試験要綱より)

※きんざいの写真票には、本人確認書類の種類にかかわらず、縦3cm×横2.4cmの証明写真(無帽、無背景)を貼付する必要があります。

※いずれの証明書類も、試験当日において有効であるものに限ります。

受検票の氏名が本人確認書類と一致しない場合、受検できません。ご結婚等により改姓された方および外国籍の方は、ご注意ください。

3.筆記用具

筆記用具は、以下の2点です。

①HBの鉛筆またはシャープペンシル

②消しゴム

4.電卓(計算機)

試験会場で電卓を貸出してもらえないため、忘れないよう注意しましょう。

以下の条件に該当する場合のみ使用が認められます。

①電源内蔵のもの(そろばん不可)。

②演算機能のみを有するもの。※1,2

③数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの。

④外形寸法がおおむね26㎝×18㎝の大きさを超えないもの。

※1 使用可…√・%・定数計算、消費税に係る税込・税抜、 売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU)・利益率、日数・時間計算、 マルチ換算キー、メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GTキーのあるもの。

※2 使用不可…関数機能(Σ(シグマ)・log 等)、ローン計算・複利計算に係る機能、紙に記録する機能、音(タッチ音等)を発する機能、計算式の入力機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能等を有するもの。

FP試験ではどのような電卓(計算機)を使えば良い?

その他

上記4点の必須アイテム以外には、必要に応じて、以下のものを持参しましょう。

・腕時計(おすすめ)

教室内には時計が設置されていないため、各自腕時計を持参しておきましょう。

※時計機能だけのもの、音を発しないもの(アラーム機能等がついていないもの)に限定されています。

※スマートフォン、スマートウォッチ等を時計として使用することはできません。

・昼食、飲み物(おすすめ)

午前午後の試験の間に昼食の時間がありますが、事前に用意して持参しておく方が安心です。

試験会場の周辺にコンビニエンスストアや飲食店等がない場合や、他の受験生が購入してしまって食べ物が買えない場合もあります。

移動時間や待ち時間によって、午後の試験前に慌てることのないよう、事前準備や店舗の場所の下調べをしておきましょう。

試験当日のスケジュール

2級・3級のいずれも、学科試験が10:00から、実技試験が13:30から開始します。

集合時間はその20分前(学科:9:40/実技:13:10)なのでご注意ください。

学科試験は、2級・3級のいずれも120分です。実技試験は、2級では15:00までの90分、3級では14:30までの60分です。

※試験当日のスケジュールは、日本FP協会ときんざいにおいて共通です。

2級

学科試験:9:40集合→試験10:00~12:00(120分)

実技試験:13:10集合→試験13:30~15:00(90分)

3級

学科試験:9:40集合→試験10:00~12:00(120分)

実技試験:13:10集合→試験13:30~14:30(60分)

注意点

あらためて、以下の注意点を頭に入れておきましょう。

①持ち物

筆記用具と電卓(計算機)は、 試験会場での貸し出しは一切行われませんので、ご注意ください。

スマートフォン、携帯電話等の電卓機能は、試験では使用することができません。

試験会場に電卓を複数台持ち込めますが、試験で使用できる電卓は1台限りです。

試験時間中、飲み物やペンケースを机上に置くことはできません。机上に置けるものは、受検票、本人確認書類、筆記用具、電卓に限られます。

➁スケジュール

試験開始20分前から試験についての注意事項の説明が行われますので、余裕をもって到着するようにしましょう。

③その他

学科試験(午前)と実技試験(午後)を同時に受検される方は、昼食をとる場所を事前に確認しておきましょう。

飲食店やコンビニエンスストアなどの場所をあらかじめ確認しておくと、昼食休憩時の行動がスムーズになります。

なお、試験時間中の飲食は禁止されています。

まとめ

FP試験では、受検票、本人確認書類、筆記用具、電卓の4点は必ず持参しましょう。 また、教室内に時計が設置されていないため、腕時計の持参をお勧めします。
受検票を読んで、試験会場を事前に確認し、当日の交通手段を考えておくと良いでしょう。本人確認書類は基本的に写真貼付のものを用意しましょう。健康保険被保険者証など写真貼付でないものの場合は証明写真を別途ご用意ください。
試験会場では、筆記用具と電卓の貸出しは一切行われません。ご自分でHBの鉛筆またはシャープペンシルと消しゴム、使い慣れた電卓を用意しておきましょう。
試験当日に忘れ物がなければ、精神的に落ち着いて試験に臨むことができます。また、持ち物を気にせず、試験会場で最終確認もできますので、直前まで得点力アップを図ることも可能です。
この記事を読まれた皆さんが準備を万全にして、試験当日に実力を100%発揮されますよう願っています。

★他のFPの記事も見る

関連記事:FP試験に合格するまでの勉強時間はどれくらい?