【2026年最新】CFP®試験の日程・難易度・合格率|受験資格やFP1級との違いも

CFP®は、FPとしての高度な知識と実務能力、倫理観を国際基準で証明できる資格です。

2026年度第2回のCFP®資格審査試験は、11月8日(日)・15日(日)に実施されます。インターネットでの出願期間は10月1日(木)までです。次回の2027年度第1回は、2027年6月13日(日)・20日(日)に実施される予定です。

この記事では、CFP®試験の日程と受験資格、最新の課目別合格率、受験料などの基本情報に加え、FP1級との違いや、資格取得までのステップ、取得後の活用法まで解説します。

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【2026年度第2回・2027年度第1回】CFP®資格審査試験の日程

日本FP協会が公表している、CFP®資格審査試験の日程を紹介します。

試験日は6月と11月の年2回

CFP®資格審査試験は、例年6月と11月の年2回実施されます。各回とも、第1日目と第2日目の2日間にわたって行われます。

2026年度第2回 2027年度第1回

試験日
第1日目 2026年11月8日(日) 2027年6月13日(日)
第2日目 2026年11月15日(日) 2027年6月20日(日)
出願期間
(インターネット)
2026年9月1日(火)〜10月1日(木) 2027年4月6日(火)〜5月7日(金)
出願期間
(願書・書面)
2026年9月1日(火)〜9月15日(火)
※受付終了
実施なし
受験票発送日 2026年10月23日(金) 2027年5月28日(金)
結果通知発送日 2026年12月16日(水) 2027年7月21日(水)

願書(書面)による出願は、2026年度第2回をもって終了します。2027年度以降はインターネット(日本FP協会のMyページ)からの出願となります。

また、AFP認定者として受験する場合は、出願前にAFP資格の登録を済ませておく必要があります。2027年度第1回を受験するためのAFP資格登録申請期限は、オンライン申請で2027年4月21日(水)、書面申請で2027年4月5日(月)(消印有効)です。これからAFP資格を取得する方は、登録期限から逆算して準備を進めましょう。

参考:日本FP協会「CFP®資格審査試験」

試験当日のスケジュール

試験は1日3課目、2日間で全6課目が実施されます。

試験時間試験課目
第1日目9:30~11:30金融資産運用設計
12:30~14:30不動産運用設計
15:30~17:30ライフプランニング・リタイアメントプランニング
第2日目9:30~11:30リスクと保険
12:30~14:30タックスプランニング
15:30~17:30相続・事業承継設計

受験する課目は自由に選べるため、1日目だけ、あるいは1課目だけ受験することも可能です。ただし、第1日目と第2日目で異なる受験地を選ぶことは原則としてできません。

参考:日本FP協会「CFP®資格審査試験」

CFP®資格審査試験の概要|出題形式・受験料・会場

CFP®試験の基本情報を確認しておきましょう。

項目内容
試験課目6課目(上記の時間割参照)
出題形式マルチプルチョイス方式(四肢択一式)
問題数・配点各課目50問、1問2点(100点満点)
試験時間各課目120分
合格ライン試験ごとに設定され、結果通知発送日に公表
受験地全国24地区
受験料(税込)1課目6,600円、以降1課目ごとに3,300円加算(6課目で23,100円)

受験料は、まとめて出願する課目数が多いほど1課目あたりの金額が安くなる仕組みです。

出願課目数1課目2課目3課目4課目5課目6課目
受験料
(税込)
6,600円9,900円13,200円16,500円19,800円23,100円

受験地は、札幌、仙台、水戸、宇都宮、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、金沢、松本、静岡、名古屋、京都、大阪、松江、岡山、広島、高松、松山、福岡、熊本、那覇の24地区です。

試験問題と模範解答は試験日の翌営業日に、合格ラインは結果通知発送日に、日本FP協会の公式サイトで公表されます。過去の問題も公式サイトで確認できるので、試験対策に活用しましょう。

参考:日本FP協会「STEP1 出願開始」

CFP®資格とは?

CFP®資格とは、FPSB(Financial Planning Standards Board Ltd.)が認定する、ファイナンシャル・プランニングの国際資格です。日本では、FPSBと提携する日本FP協会が認定を行っています。

CFP®認定者は、FPとして高度な知識と技能に加え、十分な実務経験と職業倫理を備えていることが認められた専門家です。日本FP協会が認定するFP資格には、AFPとCFP®の2種類があり、CFP®はその上位資格にあたります。

2025年末時点で、CFP®資格は世界各国・地域で導入されており、認定者数は23万6,300人にのぼります。国内だけでなく、世界で通用するFP資格であることが大きな特徴です。

FP技能士、AFP、CFP®の違いについては、こちらの記事でくわしく解説しています。
原則として、一国一組織により資格認定が行われており、日本は日本FP協会が認定しています(※日本FP協会ホームページより)。

CFP®資格審査試験の受験資格

CFP®資格審査試験は、誰でも受験できるわけではありません。受験資格を得るには、次のいずれかを満たす必要があります。

  1. 日本FP協会が認定するAFP認定者であること
  2. 日本FP協会が認定する大学院で、所定の課程の単位を取得していること

AFP認定者であること

もっとも一般的なのは、AFP認定者としてCFP®試験を受験するルートです。

AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)は、日本FP協会が認定する資格です。AFP認定を受けるには、2級FP技能検定に合格し、AFP認定研修を修了したうえで、日本FP協会に登録する必要があります。

AFP認定者は、資格を維持するために2年ごとの資格更新が必要です。AFP資格を更新できずに一般会員へ移行した場合や、日本FP協会を退会した場合は、CFP®試験の受験資格を失い、それまでの課目合格歴もすべて失効するので注意しましょう。AFP資格の維持が課目合格歴の維持条件です。

AFP資格の取得方法や難易度については、こちらの記事で解説しています。

所定の大学院で単位を取得していること

日本FP協会が認定する大学院で所定の課程の単位を取得すると、AFP認定者でなくてもCFP®試験を受験できます。

ただし、このルートで得た受験資格と課目合格は、課程修了後7年以内に全6課目に合格しないと失効します。

参考:日本FP協会「CFP®認定教育プログラムにおける資格認定までのプロセス」

CFP®資格認定までの4つのステップ

CFP®資格認定者となるには、受験資格を満たしたうえで次の4つのステップを踏む必要があります。

  1. CFP®資格審査試験に合格する
  2. エントリー研修を修了する
  3. 通算3年以上の実務経験を満たす
  4. 登録申請を行う

1.CFP®資格審査試験の全6課目に合格する

まずは、CFP®試験の全6課目すべてに合格する必要があります。

一度にすべての課目に合格する必要はなく、1課目ずつ受験して合格を積み重ねることも可能です。合格した課目は、AFP資格を維持している限り、次回以降の試験でも有効です。

2.CFP®エントリー研修を修了する

全6課目に合格したら、CFP®エントリー研修を受講・修了します。

研修は通信研修(eラーニング形式)で、年2回、CFP®試験の合格発表後にそれぞれ約2週間の期間で実施されます。CFP®認定者に求められる倫理やコンプライアンス、相談実務の基礎となるファイナンシャル・プランニングの6ステップなどを学びます。

3.通算3年以上の実務経験を満たす

原則として、全6課目に合格する前の10年間からCFP®資格認定日までの間に、所定の実務経験を通算3年以上積んでいることが条件です。

4.登録申請を行う

上記の要件を満たしたら、必要書類を提出し、約定書に署名して登録申請を行います。審査を経て、CFP®資格が認定されます。

AFP認定者には、登録申請の期限は設けられていません。一方、大学院ルートでCFP®試験に合格した場合は、全6課目の合格日から5年以内に登録申請を行う必要があります。所定の期限までに認定を受けなかった場合は、課目合格歴が失効するので注意しましょう。

CFP®資格の難易度と合格率【2026年度第1回】

2026年6月に実施された、2026年度第1回CFP®資格審査試験の課目別合格率は次のとおりです。

課目受験者数合格者数合格率
金融資産運用設計2,986名1,065名35.7%
不動産運用設計2,513名863名34.3%
ライフプランニング・リタイアメントプランニング2,490名829名33.3%
リスクと保険2,769名953名34.4%
タックスプランニング2,580名925名35.9%
相続・事業承継設計2,343名751名32.1%

【参考】日本FP協会「CFP®資格審査試験 試験結果データ」

課目別の合格率は30%台で推移しています。一見すると合格率は高く見えますが、受験者の多くは、すでに2級FP技能士やAFP資格を取得した学習経験者です。基礎知識を身につけた受験者でも、6〜7割が不合格になる難関試験です。

さらに、CFP®資格を得るには全6課目に合格する必要があります。2026年度第1回では、受験者10,807名のうち全6課目の合格を達成した人は770名で、受験者全体に対する合格者輩出率は7.1%でした。全6課目を一度に受験した127名のうち、一括で合格したのは15名(合格率11.8%)にとどまっています。

多くの受験者は、1回に1〜3課目程度に絞って受験し、数年かけて全課目の合格を目指しています。仕事と両立しながら長期的に取り組む前提で、学習計画を立てることが大切です。

CFP®とFP1級、どっちが難しい?

CFP®とFP1級は、受験資格や試験の仕組みが異なるため単純な比較はできませんが、どちらもFP資格の最高峰に位置づけられ、一般的に同程度の難関資格として扱われています。

項目CFP®FP1級
資格の種類民間資格(国際資格)国家資格(1級FP技能士)
認定・実施機関日本FP協会きんざい(学科・実技)、日本FP協会(実技のみ)
主な受験資格AFP認定者2級合格+実務経験1年以上 など
試験の構成6課目(課目ごとに合格可)学科試験に合格後、実技試験
資格の更新必要(継続教育)不要
最新の合格率課目別32.1〜35.9%(2026年度第1回)学科12.51%(2026年1月)、実技はきんざい84.35%(2026年6月)、日本FP協会75.63%(2025年9月)

FP1級は、学科試験の合格率が1割台と低く、実技試験に進むまでが最大の関門です。実技試験の合格率が高いのは、難関の学科試験を突破した人だけが受験しているためです。

一方のCFP®は、6課目を個別に合格していける分、1回の試験での負担は分散できますが、全課目の合格までに長期間かかるのが一般的です。さらに、資格取得後も継続教育による更新が求められます。

なお、CFP®試験の全6課目に合格すると、1級FP技能検定の学科試験が免除され、日本FP協会の1級実技試験を受検できるようになります。CFP®を取得したうえでFP1級も目指せるため、両方の資格を持つFPも少なくありません。

FP試験の級ごとの難易度については、こちらの記事でも紹介しています。

世界で23万人以上、日本は2万7千人以上のCFP®認定者

2025年末時点で、CFP®認定者は世界で23万6,300人にのぼり、前年から5,652人増加しました。

国・地域別では、もっとも多いのが米国の10万7,529人、次いで中国の3万2,599人、日本の2万7,786人と続きます。日本は世界で3番目にCFP®認定者が多い国で、2025年の増加数は米国に次ぐ805人でした。

CFP®認定者は世界的に増加が続いており、FPの専門性を国際基準で示すことの重要性が高まっているといえるでしょう。

【参考】日本FP協会「世界が認めるCFP®資格」

CFP®資格取得後の活用方法

FPは、税理士や弁護士のような独占業務を持つ資格ではありません。だからこそ、FPとしての専門性を客観的に示せるCFP®資格は、大きな強みになります。

金融機関や保険会社では、顧客への提案力や信頼性の証明として、CFP®資格が評価されることがあります。資格手当や昇進の要件に組み込んでいる企業もあります。

独立系FPとして活動する場合も、CFP®資格は相談者からの信頼を得るうえで役立ちます。日本FP協会のWebサイトには、CFP®認定者を検索できる仕組みがあり、相談者がFPを探す際の目安にもなっています。

また、CFP®認定者には継続教育が義務づけられているため、法改正や金融商品の変化など、最新の知識を学び続けられる点もメリットです。

CFP®試験に関するよくある質問

CFP®試験は1課目ずつ受験できる?

1課目ずつ受験することが可能です。合格した課目は、AFP資格を維持している限り有効なので、得意な課目から順番に合格を積み重ねていく受験者が多くいます。

合格した課目に有効期限はある?

AFP認定者として受験している場合、AFP資格を維持している限り、課目合格に有効期限はありません。ただし、AFP資格を更新できずに一般会員へ移行した場合や、日本FP協会を退会した場合は、課目合格歴がすべて失効します。大学院ルートの場合は、課程修了後7年以内に全6課目に合格する必要があります。

CFP®とFP1級はどちらを先に目指すべき?

保険や銀行など、国家資格としての評価を重視する職場ではFP1級、国際資格としての信頼性や継続的な学習を重視するならCFP®がおすすめです。CFP®の全6課目に合格すると1級学科試験が免除されるため、CFP®を先に取得してからFP1級を目指すルートもあります。

CFP®を目指すには、何から始めればいい?

CFP®試験を受験するには、原則としてAFP認定者である必要があります。そのため、まずは2級FP技能検定の合格とAFP認定研修の修了を目指しましょう。FPの勉強がはじめての方は、FP3級から学習を始めると、基礎知識を無理なく身につけられます。

FP3級から始めるべきか、いきなり2級を目指すべきかは、こちらの記事で解説しています。

まとめ:CFP®を目指すなら、まずはFP3級・2級から

CFP®資格審査試験について、最新の日程や難易度を解説しました。本記事のポイントは以下のとおりです。

  • 2026年度第2回のCFP®試験は11月8日(日)・15日(日)、インターネット出願は10月1日(木)まで。2027年度第1回は6月13日(日)・20日(日)の予定
  • 願書(書面)による出願は2026年度第2回で終了し、以降はインターネット出願のみ
  • 受験資格は、AFP認定者または認定大学院での所定課程の修了者
  • 試験は6課目で、1課目ずつ受験・合格できる。課目別合格率は30%台、全6課目の合格者輩出率は7.1%
  • CFP®とFP1級は、一般的に同程度の難関資格として扱われている。CFP®全6課目合格で1級学科試験が免除される
  • CFP®認定者は世界で23万人以上、日本は2万7千人以上

CFP®は、FPとしての専門性と信頼性を国際基準で証明できる資格です。CFP®を目指す第一歩として、まずはFP3級・2級の合格から始めましょう。

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