
このページでは主に特許庁より発表された【2025年度 短答式試験結果概要】【短答式試験受験者数・合格者数・合格率の推移】についてご紹介します(2025年6月9日更新)。
2025年(令和7年)度 短答式筆記試験 結果概要
2025年(令和7年)度 弁理士試験の短答式試験の試験結果が発表されました。今年度の短答式試験の合格者数は355人でした。
過去の傾向を見ますと、2019年度(令和元年)から2022年度(令和4年度)までに4年間は、合格者が毎年減少していました。しかしその後、2023年度(令和5年度)から増加に転じ、2年連続で合格者が増加していました。ところが、今年の2025年度は、再び減少へと転じてしまいました。
なお、、今年度の合格点は例年同様39点です。
短答式試験に合格された方が受験できる論文式試験の必須科目は6月29日(日)、選択科目は7月27日(日)に実施されます。
・合格者数:355人(昨年度361人)
・合格点:39点(昨年度39点)
科目別合格基準点
特許・実用新案に関する法令 8点
意匠に関する法令 4点
商標に関する法令 4点
工業所有権に関する条約 4点
著作権法及び不正競争防止法 4点
工業所有権法科目及び条約科目の免除者の合格点 7点
短答式筆記試験 合格基準
総合得点の満点に対して65%の得点を基準として、論文式筆記試験及び口述試験を適正に行う視点から工業所有権審議会が相当と認めた得点以上であること。ただし、科目別の合格基準を下回る科目が一つもないこと。なお、科目別合格基準は各科目の満点の40%を原則とする。
短答式筆記試験 受験者数・合格者数・合格率の推移
実施年 | 受験者数 | 短答式合格者数 | 短答式合格率 |
令和7年度 | – | 355 | – |
令和6年度 | 2785 | 361 | 12.8 |
令和5年度 | 2714 | 337 | 12.4 |
令和4年度 | 2754 | 284 | 10.3 |
令和3年度 | 2686 | 304 | 11.3 |
令和2年度 | 2259 | 411 | 18.2 |
令和元年度 | 2895 | 531 | 18.3 |
平成30年度 | 3078 | 620 | 20.1 |
平成29年度 | 3213 | 287 | 8.9 |
平成28年度 | 3586 | 557 | 15.5 |
平成27年度 | 4278 | 604 | 14.1 |
平成26年度 | 4674 | 550 | 11.8 |
平成25年度 | 4734 | 434 | 9.2 |
平成24年度 | 5255 | 1374 | 26.1 |
※上記は2025年(令和7年)6月9日のデータを基に作成しています。
詳細は、特許庁のホームページをご覧ください。
2025年度(令和7年度)弁理士試験短答式筆記試験合格発表(特許庁)