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基本情報技術者試験の難易度ってどれぐらいなんですか? |
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基本情報技術者試験は情報処理技術者試験の中では、基礎的であるレベル2にあたりますが、難易度はやや高めです。 |
基本情報技術者試験は、国家試験である情報技術者試験の試験区分の中では、レベル2に位置付けられており、情報技術者試験の中では下から数えて2番目の難易度となっています。試験問題もレベル1であるITパスポートよりも、出題される問題の知識レベルが上がっています。例えば、機器類の問題の場合、ITパスポートでは機器類の特徴のみが問われたのに対し、基本情報技術者試験では、機器類の機能・性能・役割等が問われるなどより問われる内容が深くなっています。
※参考:情報処理推進機構https://ww.ipa.go.jp/
基本情報技術者試験 | ITパスポート試験 | |
試験の実施方法 | CBT(Computer Based Testing)方式 | CBT(Computer Based Testing)方式 |
出題形式 | 午前試験:多肢選択式
(四肢択一)
午後試験:多肢選択式(選択問題あり) |
多肢選択式 (四肢択一) |
出題問題数 | 午前試験:80問 午後試験:11問(内、5問を選択し解答) |
100問 |
試験時間 | 午前試験:150分 午後試験:150分 |
120分 |
合格基準 | 配点 午前 100点/60点(満点/基準点) 午後 100点/60点(満点/基準点) ※各時間区分(午前・午後)の得点がすべて基準点以上の場合に合格となります。 |
総合評価点 600点以上/1,000点(総合評価の満点) 分野別評価点 ストラテジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点) マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点) テクノロジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点) ※総合評価点が600点を超えていても、分野別評価点のいずれかが300点以下の場合は、不合格となります。 |
合格率 | 平均40%前後 | 平均50%前後 |
基本情報技術者試験の大きな特徴しては、午前試験と午後試験と分かれている点です。出題形式もまた、午前試験と午後試験で異なります。試験時間も、それぞれ150分となっています。
基本情報技術者試験は、令和2年度からペーパー方式(マークシート)からCBT方式へ変更となりました。
午前試験は四肢択一制の多肢選択式での出題形式で、全80問での出題となります。試験の出題範囲はITパスポートと変わりません。テクノロジ系は多少知識が深くなりますが、ITパスポート合格レベルの知識があれば、対策はそれほど難しくはありません。
午後試験では、午前試験と同様に多肢選択式の出題形式となりますが、問題文が小問形式ではなく文章読解形式の問題となります。そのため、問題文が午前試験も長くなるため、解答のためのヒントを見つけるのが、やや高度になります。
問題の出題数も全11問のうち、必須問題が2問、選択問題が3問の計5問を選択し解答するという点も午前試験と異なる点です。
基本情報技術者試験の試験時間は、午前・午後共に150分の計300分(5時間)と、ITパスポート試験の120分と比較するとかなり長丁場の試験となります。試験対策の学習を進める際には、時間配分・問題を解くペースなども考慮して、進めていきましょう。
基本情報技術者試験の合格基準は、各時間区分ごとに、100点満点中60点以上で合格となります。例えば、午前試験は70点だったのに対し、午後試験は55点だった場合は不合格となりますのでご注意ください。
ITパスポート試験の合格率が、平均50%前後に対し、基本情報技術者試験の合格率は平均40%前後と若干低くなっています。これは、前述にもある通り、基本情報技術者試験から試験の難易度が上がっているため、ITパスポート試験よりも合格率が低くなっています。
詳細な基本情報技術者試験の合格率については、下記のページをご参照ください。
基本情報技術者試験の合格率は?
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