基本情報技術者試験の午後試験対策

基本情報技術者試験の午後試験は、多くの受験者が脱落するといわれるほど難関です。午前試験の合格を無駄にしないために、午後試験についてもしっかりと対策しておきましょう。こちらでは、午後試験の内容や基本的な対策についてご説明します。

目次

  1. 午後試験の内容
  2. 多くの受験者がつまずく難関試験
  3. 過去問が理解できない場合は午前試験対策が不十分
  4. 基本情報技術者試験の講評を活用しよう!
  5. 午後試験対策のポイント



午後試験の内容

午後試験は150分で終了します。以下のような試験構成になっています。

問題数 出題範囲 必須/選択
問1 情報セキュリティに関する問題 (解答必須)
問2~問7 ハードウェア、ソフトウェア、データベース、ネットワーク、ソフトウェア設計、プロジェクトマネジメント、経営・関連法規など (6問の中から4問を選択)
問8 簡略化されたコンピュータ言語を用いた応用問題 (解答必須)
問9~問13 C言語、COBOL、Java、アセンブラ、表計算など (1問を選択)

解答必須の問題は問1と問8のみであり、残りの問題は出題から選択します。自分の得意分野に合わせて選択可能です。

合格基準は60点以上であり、採点は素点方式で行われます。



多くの受験者がつまずく難関試験

基本情報技術者試験では多くの受験者が午後試験で不合格になってしまいます。その原因は、午前試験との明らかな難易度の違いです。

過去問題がそのまま出題されることも多い午前試験に対し、午後試験のテーマは毎回刷新されます。そのため、受験者は基本的に毎回初見の問題に立ち向かうことになります。IT知識をただ暗記しているだけでは、合格できません。

午後試験を通過しなければ基本情報技術者試験の資格を取得できないため、午後試験対策こそが基本情報技術者試験対策の真髄といえます。午前試験対策以上に時間をかける意識で取り組みましょう。



過去問が理解できない場合は午前試験対策が不十分

過去問題と同じ問題は出ないとはいっても、午後試験の中心的な対策も午前試験対策と同じように基本的には過去問題を解くことです。しかし、そもそも過去問題に出てくる内容の用語が理解できない場合は、午後試験対策に進む段階ではないかもしれません。

午後試験対策を行うためには、午前試験を問題なく理解できる知識が必要です。また、午前試験を理解するためには、ベースとなるITの知識が求められます。テキストや参考書を通読し、基礎知識を養いましょう。



基本情報技術者試験の講評を活用しよう!

基本情報技術者試験を主催している「独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)」や、その他のサイトでは、異本情報技術者試験の午後試験の講評を公開しています。※本試験終了後、IPAでは(およそ1ヶ月~2ヶ月後)に、その他のサイトでは、速報として、1週間~1ヶ月以内に講評を公開しているところもあります。

それぞれ細かい違いはありますが、基本的に午後試験で出題された問題の解説や解答を導くための必要なポイントなどをまとめています。

午後試験は午前試験と異なり、過去問題から同様の問題が出題されることはありません。
しかし、講評を併せて活用すれば、主にどのような出題傾向にあるか、どのような問題構成になっているかについて、だいたいの大枠を把握することができます。

例えば、先述している「独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)」の講評は以下のような構成になっています。
「独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)」基本情報技術者試験 午後試験講評はこちら

1.まずはじめに、設定されている問題のテーマを説明しています。

2.問題の解説では設問ごとに、正答率の高い回答と正答率の低い解答を挙げています。正答率の低い解答には、低くなってしまった原因を考察しており、その考察を踏まえて、どのように読み解いていけば正解となったを解説しています。

3.最後にまとめとして、試験主催側が受講者にたいして、この問題を通して理解してほしいポイントをあげています。

このように、講評では、受験者の正答率を基に、1問ずつ解説を行っています。既に上記でも述べているとおり午後試験では、過去問から問題を流用することはありません。しかし、全く同じ問題は出題しないにしろ、類似のテーマで出題される可能性はあります。その際、解答するための参考となるので、講評を活用し、午後試験問題の理解を深めておくことは重要です。



午後試験対策のポイント

午後試験対策というとIT知識の習得ばかりが取り沙汰されがちです。一方で、多くの午後試験参考書では「国語力」「読解力」が必要だと記載されています。

国語力が十分ではない場合、問題文の条件を正確に読み取れません。問題文を誤解していると、当然ながら回答も見当違いなものになってしまいます。

また、実際の現場が想定されている問題では、自分の会社の常識を当てはめてしまう例もあります。自社の常識はIT業界すべての常識とは限りません。違う立場から読解することも、午後試験を通過するためには必要な心がけです。

こうした国語力や読解力自体は、小中学校で習うような基本的なものです。しかし、社会人になると抜け落ちてしまいがちかもしれません。テキストや参考書を読みながら自分の国語力・読解力に疑問を感じる場合は、主述や論理関係をつかむための国語学習をおすすめします。

***

過去問題からの出題が多い午前試験に対し、午後試験の内容は変動します。出題傾向自体は毎回変わりませんが、受験者によって相性があるようです。残念ながら午後試験で不合格となってしまった場合も、気を取り直して次回挑戦してください。基本的には過去問題の向き合うことや国語力の向上で合格できるはずです。

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