基本情報技術者試験の主催者団体であるIPA(情報処理推進機構)より、令和3年度の基本情報技術者試験もCBT方式で実施されることが発表されました。
基本情報技術者試験の出題範囲、実施方式等の変更について(更新日:2022/6/8)
2023年4月試験より、基本情報技術者試験の出題形式や出題範囲等の制度変更が発表されています。
変更内容に関してはこちらの記事をご確認ください。
▶試験制度が変わる?2023年4月より、基本情報技術者試験が通年試験に!
※2022年下期試験は、従来通りの方式で実施される予定です
発表された令和3年度の試験実施期間は以下になります。
令和3年度下期
試験名 | 申込期間 | 試験実施期間 |
午前試験 | 2021年9月6日(月)10時~2021年11月17日(水)23時59分 | 2021年10月1日(金)~2021年11月22日(月) |
午後試験 | 2021年9月6日(月)10時~2021年11月22日(月)23時59分 | 2021年10月1日(金)~2021年11月28日(日) |
免除試験 | 2021年9月6日(月)10時~2021年11月17日(水)23時59分 | 2021年10月1日(金)~2021年11月22日(月) |
※試験名の午前試験、午後試験、免除試験は試験名称であり、予約可能な時間帯を示すものではありません。
基本情報技術者試験(午前試験)を午後の時間帯、または基本情報技術者試験(午後試験)を午前の時間帯に予約することが可能です。
また、午前試験、午後試験の順に受験する必要はなく、午後試験を先に受験することも可能です。
※免除試験とは基本情報技術者試験の一部(午前試験)を免除し、午後試験のみ受験する試験を指します
※申込可能な試験日は申込日を1日目として60日目の試験日までとなります。
例:2021年9月6日(月)に申込を行う場合、2021年11月6日(土)までの申込が可能です。
※上記期間内での受験は、午前試験、午後試験、免除試験ともに1回までとなります。
例:午前試験を1回受験し、不合格となった場合、期間内の再受験ができず、2022年上期での受験となります。
※試験期間中、午前試験、午後試験どちらかしか受験していない場合、その結果を次回以降に持ち越すことはできず、不合格となります。
特別措置試験について身体が不自由等の理由でCBT方式の受験が難しい方は、筆記による特別措置試験を受けられます。こちらは春期(4月)、秋期(10月)の年2回実施予定です。 令和3年度秋期特別措置試験:2021年10月10日(日) ※上記試験日の申込受付は終了しております。 |
令和2年秋試験以降の基本情報技術者試験及び情報セキュリティマネジメント試験が、CBT方式での実施になることが、IPA(情報処理推進機構)より発表されました。このページでは、CBT方式の試験について説明します。
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CBT方式とは、どのような試験方式ですか? |
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コンピュータを使用して、実施する試験方式のことです。 |
CBT(Computer Based Testing)方式とは、コンピュータを用いた受験方式のことです。受験者は、コンピュータで表示された問題に対し、マウスやキーボードを使用して解答していきます。
CBT方式の試験は、自宅で受験するわけではなく、全国に設置された試験会場にあるコンピュータを使用します。なお、基本情報技術者試験の下位試験となるITパスポート試験では、平成23年11月からCBT方式の受験を実施しています。
ITパスポート試験のCBT方式試験は、試験主催者のIPAが疑似体験用ソフトウェアを公開しています。CBT方式の試験を体験したことがない方は、参考にご覧ください。
IPA(情報処理推進機構)のCBT疑似体験ソフトウェアはこちら(外部ページ)
参考:IPA(情報処理推進機構)https://www.ipa.go.jp/