基礎的な知識をしっかりと固める
基本情報技術者試験は情報処理技術者試験のなかでは基本的な資格として位置づけられていますが、知識がない状態で合格できるほど簡単ではありません。ワンランク下のITパスポートと比較すると利用者側ではなく技術者側よりの内容になっている点も注意が必要です。情報処理に対して関心と理解がなければ合格できません。
そのため、最初に基礎的なIT知識をしっかりと固めるようおすすめします。テキストや参考書をつまずくことなく読み進められるようになるのが理想です。初学者の場合は用語の意味を繰り返し調べることになりますが、時間をかければスムーズに通読できるようになります。
すでにIT業界で活躍している場合は、このステップを飛ばしても問題ありません。しかし、専門的な仕事をしている場合、汎用的な基本情報技術者試験の内容をカバーできていない可能性があります。過去問題を解いてみて理解不足を感じたら、テキストや参考書を読み返してみましょう。
スキマ時間を利用して過去問を反復
もっとも効果的な基本情報技術者試験対策は、過去問題での学習です。特に午前問題は過去問題と同じ問題が多く出題されます。多くの問題に触れておくだけで、午前試験においては大きなアドバンテージになります。
選択肢から解答する問題のため、ひとつひとつの問題を解くのに時間はかかりません。通勤時間や休憩時間などのスキマ時間に、可能な限り多くの問題を反復して学習しましょう。
スキマ時間の学習には、スマートフォンのアプリが最適です。過去問題の内容を網羅しているアプリがありますので勉強に役立ててください。ブックマーク機能や苦手問題を分類してくれるアプリであれば、さらに効率的に勉強できます。
十分なIT知識を持っているのにもかかわらず、過去問題を軽視していたがために午前試験で脱落してしまう方がいます。それほど過去問への取り組みは大切です。また、午前試験の過去問がまったく理解できないという方は上述したテキストの読み込みからスタートしてください。
午後試験対策を重点的に
午前試験はマークシート方式であり過去問題からの出題も多いため、反復して過去問題を勉強するだけで対応できます。しかし、午後試験は原則として過去問からの出題はありません。午後試験に合格するためには、出題される各分野へのしっかりとした理解が求められます。
試験当日までの勉強スケジュールでは、午後試験対策に充てる時間を多めに確保してください。また、問2~5、問7~11は選択式です。試験対策としてカバーしなければならない範囲を最小限にするため、あらかじめ選択する問題は決めておきましょう。
自信がなければeラーニングやオンライン講座も検討
ここまでは基本的に独学で基本情報技術者試験に合格する方法についてお話してきましたが、あまり自信がない方はeラーニングやオンライン講座での勉強も検討してみましょう。専門講師による講義を受けられるうえ、カリキュラムも充実しています。合格までの道のりをしっかりとサポートしてくれるため、初学者の方でも安心です。
スタディングの勉強法とは?
スタディングは、スマートフォンやタブレットで手軽にインプットやアウトプットができる自由度の高い学習システムです。
講師による厳選された問題集
上記でも触れているとおり、基本情報技術者試験では過去問対策が極めて重要です。過去問の正答率を高めることは合格率を高めることにもつながります。
スタディングで取り扱う問題集は、過去問の分析結果を基に、講師が頻出問題を厳選しています。
また、厳選された問題集を効率的に学習できるように、間違った問題や苦手な問題のみを抽出し集中的対策が打てる機能を備えた学習ツールも用意しています。
学びやすく続けやすい学習機能
スタディングにはスキマ時間を活用できる学習機能が豊富にそろっています。パソコン、スマホ、タブレットがあれば「いつでもどこでも」学べるマルチデバイス対応です。
ゲーム感覚で問題を解ける「スマート問題集」、受講終了までの流れをフローチャート化した「学習フロー/レポート」、気になる箇所がWEB上でまとめられる「マイノート」など、いずれも学びやすく続けやすい機能です。休憩の合間や通勤時間を使った学習にも最適。忙しい方ほど便利に感じる学習システムです。
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