エンジニアへの登竜門!「基本情報技術者」を取得することで、IT業界で活躍する未来への第一歩を踏み出してください!
情報化が進み、日本の社会にとってコンピュータやネットワークはなくてはならない存在になりました。多くのIT技術が社会全体を支え、これから先の未来も大きく変化させようとしています。
そんな社会においてITエンジニアの重要性は年々高まっており、そのITエンジニアへの登竜門とされる「基本情報技術者」試験への注目度も増しています。
ITエンジニアという仕事は実はとても幅広く、よくイメージされるSE(システムエンジニア)やプログラマーの他にも、ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニア、データベースエンジニアなどのインフラ系の職種や、データアナリストやITサービスマネージャーなど経営や戦略、サービスを支える職種も存在します。
基本情報技術者という資格は、これらのITエンジニアが共通して理解しておくべき基本的な知識を体系的に学習することができる資格であり、皆さんのこれからのキャリアの可能性を大きく広げてくれるものです。
基本情報技術者試験の内容を学ぶことで、コンピュータやシステムが動作する基本的なしくみから、データベース、ネットワーク、セキュリティなどの基礎知識だけでなく、システムやソフトウェアを開発する流れやその中で検討すべき点についても理解することができます。これらの知識は今後どの専門分野のITエンジニアとしてキャリアを進めるにせよ必要になってくるものですので、その意味で、現時点での得意分野だけに偏らず、幅広い知識を身に着けられる基本情報技術者試験は高度な専門資格を取る前に必ず合格してほしいと考えます。
また、23年4月以降の試験では、より実践的な場面を想定した出題となる、科目B試験(旧午後試験)が行われます。科目B試験では、知識をどのように活かすのか、どの知識がそのシーンにおいて必要になるのかといった知識の活用力も求められます。状況把握や問題点の発見能力、要求への理解など、単語レベルの知識だけを持っているだけでは対応しきれない総合的な能力が試されますので、そのベースとなる知識をしっかりと講座の中で理解していただくことが、そのまま科目B試験対策にもつながると思って、科目A試験(旧午前試験)の範囲の講義から飛ばさずに学習することをお勧めします。
これまでITについて専門的な勉強をしてこなかった方にとっては、学習範囲が広く難易度が高いと感じることもあると思います。実際に学習時間も相応に必要になってくる決してやさしくはない資格です。
ですが、皆さんが身に着けたIT知識を社会に浸透・流通させ、社会に貢献できる人材として認められるためにも、技術分野だけでなく、経営戦略やマーケティング、法規、マネジメントに関する分野についても余すことなくしっかりと学習してもらえることを期待しています。