
基本情報技術者試験当日は落ち着いて試験に臨めるよう、事前に持ち物の確認を済ませておきましょう。
また、不要なものや持ち込み禁止のものはなるべく除外しておくことも大切です。
今回は、基本情報技術者試験当日に必要なものについてご説明します。
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基本情報技術者試験 当日の持ち物
本人確認書類(顔写真付き)を必ず持参する
基本情報技術者試験において必須の持ち物は、本人確認書類(顔写真付き)です。具体的には次のとおりです。
- 運転免許証(仮運転免許証を含む)
- パスポート
- 個人番号カード
- 住民基本台帳カード(※)
- 社員証(※)
- 学生証(※)
- 身体障害者手帳(※)、
- 特別永住者証明書
- 在留カードなど
(※)顔写真付きに限る
本人確認書類は有効期限内であり、且つ顔写真付きの本人確認書類の原本である必要があります。
コピーや電子媒体の本人確認書類は不可となりますので、気を付けましょう。
また、「予約登録上の氏名」と「本人確認書類の氏名」は同一である必要があります。
確認書のダウンロード・持参は不要
以前の試験では、受験者Webページからダウンロードして持参するよう指示されていた時期もありましたが、現在では確認書は必須ではなくなっています。
ただし、確認書には受験日・集合時刻・試験会場情報・当日必要な持ち物など重要事項に関しての記載があります。
必須ではありませんが、プリントアウトした確認書を用意しておくと、より安心です。
感染症対策のマスク着用も必須ではなくなった
以前の試験では、新型コロナウイルス感染症対策としてマスク着用も義務づけられていました。
当時はマスクを着用していない受験者は受験を断られていましたが、現在ではマスク着用も必須でなくなっています。
ただし、新型コロナウイルスの感染リスクがゼロになったというわけでもない状況です。マスクの着用は自分で判断するとよいでしょう。
持ち込み可能なもの
- ハンカチ
- ポケットティッシュ
- 目薬
基本的に受験会場に持ち込みができるものは、本人確認書類のみです。
しかし、上記のものは係員に確認をしてもらうことで持ち込むことができます。
2時間半の長丁場の試験となるため、必要な場合は当日必ず入室前に申し出を行いましょう。
基本情報技術者試験 持ち込み禁止のもの
当日の試験中に机の上におけるものは、上記であげた持ち物のみとなります。上記以外のものは持ち込むことができません。
携帯電話や腕時計などに注意
携帯電話などの電子機器や書籍、時計などを持ち込んでしまうと、不正行為とされて退場を命じられてしまいます。その場合、受験自体が無効となります。
その際、「腕時計」や「筆記用具」を預け忘れないように気を付けましょう。
「時計類全般(アナログなものも含む)」と筆記用具は、持ち込み禁止となっています。
CBT方式で行われるため、画面上に時間は表示されます。
また、計算などでメモがしたいときは、机の上にメモ帳と筆記用具が用意されていますので、そちらを利用しましょう。
試験会場室内での耳栓の使用も認められていませんので、十分に注意するようにしましょう。
ただし、持病などによる事情で、試験中でも薬の服用などが必要な場合は、会場の係員に合図したうえで事情を説明し、係員の指示に従うようにしてください。
かつて持ち込みOKだった電卓が、現在は持ち込みNGになっている
かつて筆記試験だった頃の基本情報技術者試験では、電卓の持ち込み、使用が認められていましたが、現在では電卓の持ち込みが禁止されているため、試験で使用できません。
基本情報技術者試験では計算問題が出題されることが予想されますので、電卓を使わずに解けるように普段から対策する必要があります。
ポイントをおさえて効率よく計算問題を進められるよう、対策してみてください。
基本情報技術者試験 持ち物以外の注意事項
受験会場への集合時間は、試験開始時刻の15分前です。
集合時間に遅れてしまうと受験ができなくなってしまいますので、遅れないように余裕をもって到着するようにしましょう。
会場を間違えるケースもあるようです。事前に自分の受験会場や日時等の申込内容を確認しておきましょう。
当日は、受付を済ませた段階でロッカーに本人確認書類とハンカチ類以外のものを預けます。
持ち込み禁止のものを持ち込んでしまうと不正行為とみなされ、受験ができなくなる場合があります。
参考書やスマートフォン等も一緒に預けることになるため、会場に着くまでに不安な箇所の見直しは終わらせておきましょう。
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基本情報技術者試験 当日の流れ
基本情報技術者試験当日は、どのような流れで進むのか気になる方もいるのではないでしょうか。
ここからは、基本情報技術者試験当日の流れとポイントを詳しく解説します。
試験会場と試験スケジュールの事前確認
まずは、基本情報技術者試験の試験会場と試験スケジュールを確認しておきましょう。
試験会場は、申し込み時に指定した地方・都道府県ごとに設けられている専用会場にて受験することになります。
例えば北海道の場合、札幌市を中心に、旭川市や函館市、室蘭市などエリアごとに試験会場が設けられています。
札幌市内でも複数の試験会場が設けられているため、会場の場所とアクセス方法、試験スケジュールを確認しておくことが大切です。
各会場ごとのスケジュールは、公式サイトのマイページにあるCBT試験申込から、試験を選択・アンケート回答後の日時・開錠選択画面にて確認可能です。
なお、受験者以外の同伴者が待機できるスペースは会場に用意されていないためご注意ください。
事前に、受験する都道府県の試験会場・試験スケジュールを確認して、日程を間違えたり申し込みが遅れたりしないようにしましょう。
試験開始30分前から開場および受付開始
試験当日は、試験開始の30分前から会場・受付開始がおこなわれます。
会場に着いてすぐ席につけるわけではなく、受付や注意事項の説明、試験開始前の操作確認などがおこなわれます。
試験会場に到着するまで、交通機関の事故や交通混雑、電車の乗り継ぎなどで予想以上に時間がかかることも想定できるため、余裕を持って早めに来場しましょう。
また、公式サイトのマイページから試験会場の住所や地図も確認できます。
事前に地図を見ながら、会場までの道順や到着までにかかる時間などを十分確認しておくとよいでしょう。
集合時刻(試験開始時刻の15分前)までに試験会場へ到着すること
試験会場には、集合時刻(試験開始時刻の15分前)までに到着しましょう。
集合時刻を過ぎた場合、試験終了時刻の繰り下げなどはおこなわれないためです。
集合時刻に関して、CBTSの受験者専用サイトには、以下のような注意点が記載されています。
事前にご確認ください。
- 試験開始時刻から80分を超えて遅れた場合は受験できません。受験できない場合でも受験手数料は返還できません。
- 交通機関の事故などいかなる理由でも、試験終了時刻の繰下げ、他の日時での受験はできません。
- 試験室入室後、受験端末で行う操作説明の確認は、試験開始時刻を超えても確認できます。但し、その場合は試験時間がその分短くなります。
試験開始時刻から80分以内であれば受験はできるとあるものの、問題を解く時間は減ります。
そのため、試験当日は余裕を持って出発し、試験会場に到着しておくことが大切です。
受験後に成績照会で科目評価点を確認できる
試験終了後、成績照会にて科目ごとの評価点を確認できます。
画面上にて、科目A試験・科目B試験ごとの科目評価点を確認し、成績がどのくらいか把握しておくとよいでしょう。
また、試験終了から2〜3時間後以降になれば、公式サイトのマイページでも成績確認ができます。
合格発表に関しては、受験月の翌月中旬に、合格者の受験番号を情報処理推進機構のホームページにて確認可能です。
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基本情報技術者試験 当日に備えてやるべきこと
試験当日に備えて、前日までには必要な持ち物が全て揃っているかの確認を済ませましょう。
当日に慌てて準備すると、忘れ物や遅刻の原因になります。
当日は余裕をもって受験できるよう、事前に準備できることは必ず済ませておきましょう。
きちんと準備を行うためにも、持ち物リストを作成しておきましょう。
必要なものをリスト化すれば、準備も簡単になり、忘れ物防止にもなります。
試験対策の最終調整と並行して、持ち物の準備も併せて行い、万全の態勢で試験に臨みましょう。
また、試験会場までの道のりも事前に確認しておき、なるべく早めに会場に到着できるように心掛けましょう。
当日は交通機関の乱れなど、アクシデントが発生する可能性があります。そのアクシデントも事前に対策を行うことで、回避することは可能です。
これから受験予定の方は、是非事前に対策を行い、当日は試験に集中できるよう、万全の状態に整えておきましょう。
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この記事では、基本情報技術者試験の持ち物について詳しく解説しました。
改めて、本記事でご紹介した内容をおさらいしましょう。
- 試験当日は本人の顔写真が付いた本人確認書類が必要
- 確認書のダウンロード・持参は必要ない
- 携帯電話や電子機器、電卓などは持ち込みが禁止されている
- 受験会場への集合時間は試験開始時刻の15分前と決められている
- 試験開始30分前から開場および受付開始されるため、遅れずに到着することが大切
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