試験時間 |
150分 |
問題数、形式 |
80問、四肢択一のマークシート方式 |
内訳 |
問1~50 テクノロジ系 |
応用情報技術者試験の午前試験には、用語を覚えていればサッと解けてしまう問題もあれば、問題文で情報を読み取り計算することが必要な問題もあります。それぞれのタイプの過去問を見て、イメージをつかみましょう。
※解答はこのページの下部にあります。
令和2年度10月試験 応用情報技術者試験 IPA公開過去問
◆用語を覚えていれば解ける問題の例
問10 メモリの誤り検出及び訂正を行う方式のうち、2ビットの誤り検出機能と、1ビットの誤り訂正機能をもつものはどれか。
ア、奇数バリティ イ、水平バリティ ウ、チェックサム エ、ハミング符号
◆計算が必要な問題の例
問2 3台の機械A、B、Cが良品を製造する確率は、それぞれ60%、70%、80%である。機械A、B、Cが製品を一つずつ製造したとき、いずれか二つの製品が良品で残り一つが不良品になる確率は何%か。
ア、22.4 イ、36.8 ウ、45.2 エ、78.8
◆答え(令和2年度10月試験 応用情報技術者試験 IPA公開過去問)
問10 エ、ハミング符号
問2 ウ、45.2
応用情報技術者試験の午前試験を解くためには、もちろんITの基礎知識が必要です。しかし出題範囲が広いため、前提となる基礎知識を定着させることに苦戦する受験生がとても多いです。
上記の過去問の例のように、応用情報技術者試験の午前試験には、用語を覚えていればサッと解けてしまう問題もあれば、問題文で情報を読み取り計算することが必要な問題もあります。80問を150分間で解きますから、単純計算で1問にかけられる時間は1.875分間です。時間のかかる問題は後回しにして、一瞬で解けるような問題から解いていくような方法が必要です。
応用情報技術者試験の午前試験は、およそ問題数の半数ほどが過去の試験と同じ問題が出題されるといわれています。そのため、知識の定着という意味でも、本番で得点する戦略という意味でも、過去問の反復が最も効率的な学習方法です。
過去問を学習に使う際には「無理に解かずに覚えてしまう」を意識しましょう。誰でも勉強を始めてすぐの頃は過去問に歯が立ちません。それでもなんとか調べたり考えたりしようとすると、かなり時間がかかってしまいます。そのため、「過去問は正解を見て解き方を覚えるものだ」と考え、過去問をスピーディに回す方が効率よく得点力を磨くことができます。
過去問の活用について詳しくはこちら
スタディングメソッド5 問題・過去問は無理に解かずに覚えてしまう
https://studying.jp/method/principle_5.html
スタディング 応用情報技術者講座では、講師が応用情報技術者試験の過去問を徹底分析し、「合格のために必要な、最低限の問題・テーマ」を厳選しています。その厳選された問題集を繰り返し、覚えてしまうことで最も効率的な学習を実現できます。過去問とわかりやすい解説を持ち歩き、いつでもどこでもスキマ時間で反復できるようにツールを用意しています。
▼実際の解答画面
スタディングの問題集は3つの【練習モード】【本番モード】【復習モード】で問題演習を行うことができます。
1回以上問題演習をすると、【復習モード】が追加され、3つのモードが揃います。
練習モード
本番モード
復習モード
問題・解説一覧表示
「構えて解かない」スタイルで過去問を繰り返し、存分に過去問を知識として定着させることができれば、応用情報技術者試験合格に近づくはずです。
他の応用情報技術者試験の記事も見る |