応用情報技術者試験の問題ってどんなもの? 難易度は? 過去問の入手方法は?

初心者が応用情報技術者試験の合格を目指すにあたり、試験でどんな問題が出題されるのか、どのように対策していけばいいのかは、非常に関心のあるところでしょう。

ここでは、受験前に知っておくべき基礎知識について紹介していきます。

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目次 Contents

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応用情報技術者試験の概要とは?

応用情報技術者試験の概要について、次の2つのトピックに分けて解説します。


  • ワンランク上のITエンジニアのスキル・知識を認定する試験
  • 申し込み・試験実施は春期・秋期の年2回


ワンランク上のITエンジニアのスキル・知識を認定する試験

応用情報技術者試験とはIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)運営の情報処理技術者試験のひとつで、ITエンジニアとしてのスキルや知識を認定する国家試験です。

受験対象はシステムやソフトウェアを開発するエンジニアで、試験に合格すれば情報処理に関する高度な技術と知識、業務で活用できるスキルを身につけていることが証明できるでしょう。

応用情報技術者試験は「午前試験」と「午後試験」で構成されており、試験時間や出題形式は下表のとおりです。

午前試験 午後試験
試験時間 9:30~12:00(150分) 13:00~15:30(150分)
出題形式 多肢選択式(四肢択一) 記述式
出題数 80問 11問
解答数 80問(全問解答) 5問(必須1問+選択4問解答)
配点 100点満点 100点満点
合格基準点 60点 60点


【参考】応用情報技術者試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構


試験の出題範囲は幅広く、情報システムの技術的分野のみならず経営戦略といった分野からも出題されます。

企業のIT戦略策定やシステム設計、要件定義といった実務に直結する知識やスキルが問われる、難易度の高い試験といえるでしょう。


申し込み・試験実施は春期・秋期の年2回

応用情報技術者試験は全国の主要都市で年2回実施されており、例年の試験申込期間や実施日程は下表のとおりです。

春期試験 秋期試験
申込期間 1月中旬~2月上旬 7月中旬~8月上旬
試験実施日 4月第3日曜日 10月第2日曜日
合格発表 6月下旬 12月下旬
受験手数料 7,500円 7,500円


応用情報技術者試験の申請手続きは、株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(以下、CBTS)の公式サイトにアクセスして行います。

CBTSとは、試験運営団体であるIPAから受験申込に関する業務を委託されている会社で、初回利用時はメールアドレスなどを登録してマイページアカウントを作成する必要があります。

アカウントを作成したら申込期間内に申請し、受験手数料の支払いを完了させましょう。


なお、申請期間内であれば一度申し込んだ内容を変更することも可能です。

受験手数料は税込み7,500円で、「クレジットカード」「コンビニエンスストア/銀行ATM(Pay-easy)」で支払い可能です。

支払い手続きを済ませると申し込みが完了し、試験日が近づくと登録した住所に受験票が発送されます。


応用情報技術者試験の難易度は?

応用情報技術者試験の難易度は、CCSFレベル3に設定されています。

CCSF(共通キャリア・スキルフレームワーク)とは、高度IT人材の能力や役割といった観点で整理した育成・評価のための枠組みで、試験難易度をあらわすひとつの指標です。

IPAが運営する情報処理技術者試験をCCSFレベル別に分類すると、下表のとおりに分けられます。

CCSFレベル 試験
レベル1 ITパスポート試験
レベル2 情報セキュリティマネジメント試験

基本情報技術者試験

レベル3 応用情報技術者試験
レベル4 ITストラテジスト試験

システムアーキテクト試験
プロジェクトマネージャ試験
ネットワークスペシャリスト試験
データベーススペシャリスト試験
エンベデッドシステムスペシャリスト試験
ITサービスマネージャ試験
システム監査技術者試験
情報処理安全確保支援士試験


応用情報技術者試験は、ITエンジニアの登竜門といわれる基本情報技術者試験よりも高レベルである一方、高度試験に区分されるレベル4の試験よりは下位の試験といえます。


応用情報技術者試験の試験対策は「過去問題」が重要

応用情報技術者試験の試験対策で重要な「過去問題」について、次の2つの項目に分けて解説します。

  • 過去問からの流用や類似の出題が比較的多い傾向
  • 過去問はIPAの公式サイトから入手できる


過去問からの流用や類似の出題が比較的多い傾向

応用情報技術者試験でよく出題されるのは過去問の流用問題・類似問題で、これは応用情報技術者試験のみならず情報処理技術者試験全体の傾向といえます。

とくに、応用情報技術者試験の「午前問題」は過去問から流用される傾向が顕著なので、過去問を繰り返し解くことが有効な試験対策といえるでしょう。


確実に得点を取るためには、過去問演習に加えて頻出略語や重要単語を正確に覚えることや、意味を理解することも重要です。

単語の意味をインプットしながら過去問題を徹底的に解いて分析することで、解答する力が効率良くアップするでしょう。


過去問はIPAの公式サイトから入手できる

前述したとおり過去問題は試験対策に有効活用でき、その過去問はIPAの公式サイトから無料でダウンロードできます。

最新の試験問題から2009(平成21)年秋期までさかのぼっての過去問ダウンロードが可能で、これだけでも非常にボリュームがあるので、試験演習には充分な量といえるでしょう。


とはいえ、試験で点数を取るには過去問題を解くだけでなく、問題を解く方法や正解に至る考え方を理解することが重要です。

問題の解き方を効率的に学ぶならオンライン講座などの教材がおすすめです。わかりやすくまとまっているため、自分のつまづきやすいポイントもスムーズに理解できるでしょう。


まとめ

応用情報技術者試験の概要と難易度、過去問題の入手方法を解説しました。

最後に本記事のポイントをおさらいしましょう。

  • 応用情報技術者試験はITエンジニアのスキルや知識を認定する試験である
  • 試験は「午前試験」と「午後試験」で構成されており、春期・秋期で年2回実施される
  • 応用情報技術者試験の難易度はCCSFレベル3なので高度試験の下位にあたるが、基本技術者試験よりも難易度が高い
  • 試験では過去問の流用・類似の問題が出題されるため、過去問演習が試験対策として有効である
  • 過去問はIPAの公式サイトから無料でダウンロードできる

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得点につながる部分をしっかり学べる講座構成で、移動時間といったスキマ時間でも学習可能です。

スマホを使って効率的に学べるスタディングで、応用情報技術者試験合格を目指しましょう。

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