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文系でも受かる?専門外の人のための応用情報技術者試験対策

専門外から資格合格できるのか

IT系専門外の出身でも合格は可能です!

応用情報技術者試験は、高度IT人材となるために必要な知識や技能を問われる試験です。資格の受験資格はなく、誰でも試験を受けられます。しかし応用情報技術者試験は下位レベルの試験に基本情報技術者試験もあり、「一部の理系の人や専門の人しか受からないような難関資格なのではないか」と考えられがちです。

以下のグラフは、合格者の勤務先別に見た、合格率の推移です。


(参照:情報処理推進機構(IPA))

IPAより発表されている統計情報のうち、勤務先を「IT系業種」「非IT系業種」「その他」の3つに分類し、推移を比較しました。なお、ソフトウェア業、情報処理・提供サービス業、コンピュータ及び周辺機器製造又は販売業を「IT系業種」、農業・林業・漁業・鉱業、建設業、製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、運輸・通信業、卸売・小売業・飲食店、金融・保険業・不動産業、サービス業、調査業、広告業、医療・福祉業教育(学校、研究機関)、官公庁、公益団体を「非IT系業種」、無職・その他無記入を「その他」としています。

1年に2回試験がありますので、試験10回分にあたる直近5年分を比較しています。すると、非IT系業種の方が、合格率は上回っていることがわかります。

このことからも、「今までIT系の仕事についていなかったから」「全くの初心者だから」と応用情報技術者試験をあきらめる必要は全くないことが言えます。正しい対策をしっかり行えば、合格をつかむことができます。

受かるためにはどんな勉強法がいいの?

午前対策で基礎固めが大切

応用情報技術者試験は午前試験と午後試験に分かれています。それぞれの試験について合格基準に達することで試験合格となります。特に「文系出身で数学分野が心配…」「専門外で用語がまったくわからない…」と自信がない方は、基礎固めをしっかり行ってください。試験範囲の知識がしっかり固まれば、午前対策は突破可能です。また、記述式の午後試験を解くためにも、前提となる知識は必須になります。

必要に応じて、応用情報技術者試験の下位試験であるITパスポート試験や、基本情報技術者試験の学習をすることも、基礎固めに役立ちます。特に基礎固めの学習としておすすめしたいのがITパスポート試験の学習です。

ITパスポートは情報処理技術者資格の中で、最も初心者向けの資格です。試験科目は応用情報技術者と基本情報技術者と同じで、それぞれ深さが異なります。ITパスポート試験で問われる内容は、応用情報技術者試験の基本・前提となりますので、ITパスポートを学習することは一切無駄にならないのです。

午後試験は科目の選び方がポイント

専門外の人が応用情報技術者試験を戦略的に合格するために必須なのが、午後試験の科目選択に関する対策です。

応用情報技術者試験の午後試験は、11問から5問を解答します。「情報セキュリティ」の問1のみ全員必須解答です。残りの問2~11より4問を選択し、解答します。

選択科目は以下になります。

問2 経営戦略
問3 プログラミング
問4 システムアーキテクチャ
問5 ネットワーク
問6 データベース
問7 組込みシステム開発
問8 情報システム開発
問9 プロジェクトマネジメント
問10 サービスマネジメント
問11 システム監査

ここで「文系出身で数学分野が心配…」「専門外で用語がまったくわからない…」とお悩みの方におすすめしたい科目の選び方は、「ストラテジ系、マネジメント系の4科目+テクノロジ系から予備1~2科目」という選び方です。

● ストラテジ系、マネジメント系の4科目
問2 経営戦略…マーケティング、ビジネスモデル、ロジカルシンキング等
問9 プロジェクトマネジメント…プロジェクト全体計画、チームのマネジメント等
問10 サービスマネジメント…サービスマネジメントシステム、サービスの運用等
問11 システム監査…ITガバナンス、情報セキュリティ監査等

以上の4科目はITの技術的な知識が問われません。未経験の方・文系の方にも比較的学習しやすいと考えられますので、こちらの4科目の選択がおすすめです。

ただし、試験当日上記の4科目で難題が出され、手も足も出なくなる場合も想定されます。そのような事態に備えて、テクノロジの分野でいくつか予備を考えておくと安心です。

初心者の人にスタディングをおすすめしたい理由

「IT系の勉強をしたことがない…」という人で、応用情報技術者試験を心配に感じている人は、ぜひスタディング 応用情報技術者講座を活用してください。

動画講義で使用するスライドは、アニメーションを多用し、イメージしにくい専門用語や複雑なロジックもテレビの情報番組のように視覚的に理解できるようにしました

多くの受験生が対策に悩む記述式の午後試験については、問題文から「解答のカギ」を拾う読解スキルや午前試験の知識で記述するノウハウを動画で実践的にお伝えします。

スタディング 応用情報技術者講座は、レベルに合わせて2つのコースからお選びいただけます。

  • 合格コース
  • 初学者コース

スタディングの合格コースと初学者コースは何が違うの?

初学者コースとは、合格コースに「スタディング ITパスポート講座」をお付けしたお得なコースです。

ITパスポート試験は、上述の通り応用情報技術者の下位試験です。2つの試験は試験範囲が同じで、学習内容の深さが変わります。そのため、ITパスポート試験の学習をすることで、応用情報技術者の学習の基礎固めになります。

IT系の資格について初めて勉強する方は、ぜひITパスポート講座も受講できる初学者コースで、基礎から着実に学習を進めてください。

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