
公認会計士試験は、短答式試験と論文式試験の二段階で行われる国家試験です。原則として短答式試験に合格した後に論文式試験へ進むため、合格までには継続的な学習が必要です。
だからこそ、講座選びは「カリキュラム・対応範囲」「教材・問題演習」「講師」「学習環境・学習を支える仕組み」「質問・相談サポート」「費用」「合格実績」を総合的に比較し、自分に合った講座を選ぶことが重要です。本記事では主要6講座を、各社公式サイトの情報(2026年10月時点)をもとに比較します。
この記事で比較する6講座:スタディング/CPA会計学院/資格の大原/TAC/クレアール/LEC
公認会計士講座を選ぶ前に|見るべき7つの比較軸
公認会計士講座は、例えば同じ初学者向けコースでも、学習範囲やサポート体制、費用などに違いがあります。まずは比較表を見る前に、講座選びで確認しておきたい7つの比較軸を整理します。
① カリキュラム・対応範囲
簿記の基礎から短答式・論文式試験対策まで、どの範囲をカバーしているコースなのかを確認しましょう。公認会計士試験は短答式試験と論文式試験の2段階で行われるため、短答式試験対策だけでなく、論文式試験対策まで同じコース・受講料に含まれているかも確認が必要です。また、短答式試験は年2回(12月・5月)実施されるため、受講期間中に何回の短答式試験を受験できる設計になっているかも比較しておきましょう。
② 教材・問題演習
動画講義、テキスト、問題集、答練など、インプットとアウトプットの教材がどのように用意されているかを確認しましょう。WEB教材や冊子教材など、自分に合った方法で学習できるかもポイントです。
③ 講師
担当講師の資格や経歴、指導経験、専門性などを確認しましょう。公認会計士資格の有無だけでなく、受験指導の経験なども、講師を比較する際のポイントです。
④ 学習環境・学習を支える仕組み
教室通学・映像通学・通信などの受講スタイルや、自習室の有無、オンラインでの学習環境などを確認しましょう。また、学習計画や復習、成績管理など、自学自習を支える仕組みがあるかも比較しておきたいポイントです。
⑤ 質問・相談サポート
受講中にわからないことが生じた際、どのように疑問を解消できるかを確認しましょう。講師・チューターへの質問、AIによる質問対応など、対応方法や利用条件は各社で異なります。
⑥ 費用
受講料だけでなく、その金額に短答式・論文式対策や教材、答練、質問サポートなど、どこまで含まれているかを確認しましょう。入学金・入会金の有無や、冊子教材の有無による価格の違いも含め、必要な学習内容と費用をセットで比較することが大切です。
⑦ 合格実績
合格実績も、講座を比較する際の参考となる指標です。ただし、合格者数や合格率は、受講生数や開講年数、公表している実績の定義・算出条件などによって異なります。「最終合格者数」「合格率」「短答式試験合格者」など、数値の大きさだけでなく、その実績が何を示しているのかまで確認しましょう。
主要6社の比較表【2026年10月版】
上記の軸で、CPA会計学院・資格の大原・TAC・クレアール・LEC・スタディングの6社を、各社公式サイトの情報(2026年10月時点)をもとに比較します。比較対象は、各社の「2028年合格目標・初学者向け・短答式と論文式の両方を含む」代表的なコースです。価格やキャンペーンは変動するため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
| 比較項目 | スタディング | CPA会計学院 | 資格の大原 | TAC | クレアール | LEC |
| 比較対象コース | 2028年合格パック | 1.8年スタンダードコース(2028年合格目標) | 1.5年ロング初学者合格コース(2028年合格目標) | 1.5年L本科生(2028年合格目標) | 2年セーフティコース(2027・2028年合格目標) | 短答W・論文合格コース<秋生>(2028年合格目標) |
| カリキュラム・対応範囲 | 簿記入門から短答式・論文式試験対策まで対応。短答式2回受験可。 選択科目は経営学に対応 | 基本論点から学ぶ初学者向けレギュラー講義を中心に、短答式・論文式対策まで対応。短答式は最大2回受験可。選択科目は経営学・統計学から選択 | 初学者向けに短答式・論文式対策まで対応。短答式は2回受験可。 選択科目は経営学・経済学・統計学から選択 | 入門・基礎・上級・論文直前まで段階的に学習し、短答式・論文式対策まで対応。短答式は2回受験可 選択科目は経営学・統計学から選択 | 短答式・論文式対策まで対応。短答式最大3回・論文式最大2回、2028年8月試験まで受講保証 選択科目は経営学に対応 | 短答入門・短答上級などから論文式対策まで対応。短答式2回受験可。 選択科目は経営学に対応 |
| 教材・問題演習 | WEBテキスト・問題集、短答式・論文式の試験演習・直前答練を提供。 基本はWEB・PDF等で提供し、問題演習教材の一部は冊子版付きコースやオプションとして提供。 | テキスト・問題集、短答式・論文式の答練・模擬試験を提供。 紙冊子に加え、ほぼすべての教材をWeb閲覧・PDFダウンロード可能。 | テキスト・問題集、短答式・論文式の答練・模擬試験を提供。 紙教材・デジタル教材を提供。 | テキスト・問題集、短答式・論文式の答練・全国公開模試を提供。 紙教材に加え、PDF版デジタル教材・Webトレーニングを提供。 | テキスト・問題集、短答式・論文式の答練・模擬試験を提供。 テキスト等は紙冊子、答練・模擬試験はPDFが標準で、紙での送付はオプション。 | テキスト・問題集、短答式・論文式の答練・公開模試を提供。 テキストは紙冊子+PDF/PDFのみから選択、答練・模試は紙冊子で提供。 |
| 講師 | 公認会計士試験合格者が担当。指導経験豊富な講師が多数在籍。 | 一部科目を除き、公認会計士試験合格者が担当。指導経験豊富な講師が在籍 | 受験指導を行う常勤講師が全国に在籍。豊富な指導経験を持つ講師が担当 | 公認会計士試験合格者を中心とした講師陣。実務経験豊富な講師も多数在籍 | 公認会計士・大学教授などが担当。受験指導10年以上の講師が中心 | 公認会計士試験の受験指導経験を持つ専任講師などが担当 |
| 学習環境・学習を支える仕組み | 通信。 AI学習プラン・AI問題復習で学習計画・復習を支援 | 教室通学/通信(併用可) 校舎・学習室、オンラインの「CPAバーチャル校」で自習可能。 | 教室通学/映像通学/通信 全国の自習室、オンライン自習室を利用可能。 | 教室通学/映像通学/通信(通学+Webの併用可) 自習室、WEB個人別成績表を利用可能。 | 通信。 講義動画のストリーミング・ダウンロードに対応 | 教室通学/通信 |
| 質問・相談サポート | AIマスター先生への質問、Q&Aチケット(50枚付属)で講師に質問・相談 | 講師への質問、対面・オンラインでの個別相談 | オンライン相談室で講師に質問・相談、Mobile-O-haraで質問 | 校舎・オンラインの質問相談コーナー、質問メール、個別学習・成績相談 | メール・FAX・郵送・電話・インターネット通話で質問。担任制による学習相談 | 講師へのLINE質問、「教えてチューター」、講師個別相談。LINEコンシェルジュで学習プランを相談 |
| 費用(通常価格・税込・一括) | 124,800円/194,800円 ※冊子版問題集の有無により異なる | 790,000円/830,000円 ※受講形態により異なる | 770,000円~ ※初回申込時は別途入学金6,000円 | 780,000円 ※初回申込時は別途入会金10,000円 | 640,000円 | 448,000円〜 ※教材形式・受講形態により異なる |
| 合格実績 | 2026年5月実施の短答式試験(第Ⅱ回)で合格者を輩出 ※「2027年合格パック」受講者が対象 | 2025年論文式試験合格者1,092名 ※2025年合格目標の初学者・再受験者向け本科コース受講者のうち論文式試験合格者 | 2025年最終合格者148名 ※合格目標年度の大原公認会計士コースで合格に必要な科目の講義等をすべて受講した最終合格者 | 2025年TAC本科生合格者313名 ※目標年度のTACコースで合格に必要な科目をすべて受講した最終合格者 | 2025年度公認会計士試験の合格体験記を掲載 | 2025年度公認会計士試験の最終合格者の合格体験記を掲載 |
出典:各社公式サイト(2026年10月1日確認)。価格・キャンペーン・講座内容は変動するため、最新情報は各社公式サイトをご確認ください。
※合格実績は各社で算出根拠(母集団・対象試験・条件等)が異なるため、数値をそのまま比較することはできません。
スタディング公認会計士講座の特徴
比較表で紹介した通り、公認会計士講座は各社で受講形態やサポート体制、費用が異なります。スタディング公認会計士講座は、簿記入門から短答式・論文式試験対策まで、合格に必要な教材をフルパッケージで提供しています。動画講義・WEBテキスト・問題集・答練に加え、AIによる学習計画や復習、質問機能などの学習サポートも備え、オンラインで学習を進められる通信講座です。
合格に必要な学習をフルパッケージ
指導経験豊富な講師陣がカリキュラムを開発し、簿記入門から短答式・論文式試験対策まで一貫して学べます。動画講義・WEBテキスト・問題集・答練など、合格に必要な教材を提供しており、インプットからアウトプットまで、基礎から本試験対策まで段階的に学習を進められます。
講師+AIのWサポートで学習を支える
Q&Aチケットを使って講師に直接相談できるほか、AIマスター先生への質問では、学習中の疑問をその場で質問・解消することも可能です。
また、AI学習プランとAI問題復習が、学習計画づくりや日々の復習をサポートします。学習計画から復習・疑問の解消まで、講師とAIの両方で学習を支えます。
時間や場所に縛られず自分のスタイルで学べる
スマートフォン・タブレット・PCのマルチデバイスに対応しています。また、デジタル中心の学習も、冊子の問題集との併用も選べるので、仕事や学業と両立しながら、自分の生活スタイルに合わせて学習できます。
充実した講座を一般的な通学講座の30%以下で
教室を持たないオンライン通信講座として運営コストを削減し、合格に必要な学習・サポートを124,800円から提供しています。充実した講座を一般的な通学講座の30%以下の受講料で受講でき、公認会計士への挑戦を始めやすい価格です。
▶ スタディング公認会計士講座の講義や学習機能を、無料でお試しする
よくある質問
Q. スタディングだけで公認会計士試験の合格を目指せますか?
はい。簿記入門から短答式・論文式試験対策まで、合格に必要な学習を一貫して進めることができます。
動画講義・WEBテキストによるインプットから、問題集・実力テスト・答練などのアウトプットまで、基礎から本試験対策まで段階的に学べるカリキュラムを用意しています。
また、2026年5月に実施された公認会計士試験 短答式試験(第Ⅱ回)では、「2027年合格パック」受講者から合格者を輩出しています。※
※スタディング公認会計士講座の合格者は、スタディング公認会計士講座において、対象となる試験の合格に必要な講義・演習がすべて含まれるコース(「2027年合格パック」)を受講し、「2026年 公認会計士試験 短答式試験(第Ⅱ回)」に合格された方を対象としております。
※スタディング公認会計士講座の合格者には、無料の役務享受者は一切含まれておりません。
Q. 仕事や学業と両立しながら、公認会計士試験の合格を目指せますか?
はい。仕事や学業と両立しながら、自分の生活スタイルに合わせて学習を進めることができます。
スマートフォン・タブレット・PCに対応しているため、通勤・通学中や大学の空きコマ、外出先などでも学習できます。デバイスを変えても学習履歴が引き継がれるため、場所や生活スタイルに合わせて学習を続けられます。
Q. 学習の進め方や復習をサポートする機能はありますか?
はい。学習計画の作成から日々の復習まで、AIを活用して学習をサポートする機能を用意しています。
「AI学習プラン」では、試験日や学習可能な曜日・時間などをもとに、一人ひとりに合わせた学習計画を作成。日々「何を、どれくらい学習すればよいか」を確認しながら学習を進められます。
AI学習プランで立てた計画と日々の学習状況に応じて、「AIマスター先生」がその日に取り組むレッスンや復習問題を案内します。進捗が計画からずれた場合には学習プランの見直しを提案し、継続的な学習をサポートします。
また、「AI問題復習」では、問題の解答履歴をもとに、一人ひとりに合わせてその日に復習すべき問題を自動で出題。自分で復習する問題やタイミングを考えなくても、効率的に知識の定着を図ることができます。
Q. 受講中にわからないことがあった場合、質問できますか?
はい。AIマスター先生への質問と、Q&Aチケットを利用した講師への質問・相談ができます。
AIマスター先生は、講義中や問題演習中に呼び出して、その場で質問できます。スタディングの問題・テキスト・過去の受講生の質問事例などをもとに回答するため、学習している内容に沿った回答が得られます。疑問をその場で解消できるので、学習を中断せずにそのまま進められます。
また、「学習Q&Aサービス」では、Q&Aチケットを利用して、スタディングで取り扱っている学習内容について講師へ質問したり、学習の進め方について相談したりすることが可能です。
Q. スタディングはなぜ受講料を抑えて提供できるのですか?
スタディングは教室・校舎を持たないオンライン通信講座として、施設維持費や人件費・管理費などの運営コストを抑えています。そのうえで、簿記入門から短答式・論文式試験対策までのカリキュラム、段階的に演習を積める教材、AIによる学習サポート機能を備えながら、124,800円から(一般的な通学講座の30%以下)の受講料を実現しています。
まとめ|自分に合った公認会計士講座を選ぶ
公認会計士講座を選ぶ際は、「カリキュラム」「教材」「講師」「学習環境・学習を支える仕組み」「質問・相談サポート」「費用」「合格実績」を総合的に比較しましょう。
価格や合格実績の数字だけで決めず、カリキュラムや教材、学習を支える仕組み、サポート体制まで含めて各社の特徴を比較し、自分に合った講座を選ぶことが大切です。
スタディング公認会計士講座では、講義・問題演習・AIによる学習サポート・講師への質問を、オンラインで一貫して利用できます。まずは無料体験で、講義や学習機能を試してみてください。

