公認会計士はやめとけと言われる7つの理由|向いている人の特徴は?

公認会計士を目指している人の中には、「公認会計士はやめとけ」と言われて不安に感じている人もいるのではないでしょうか?

試験の難易度の高さや仕事の大変さなどから、やめとけと言われることがあるのは事実です。

しかし、公認会計士はやりがいの感じられる、非常に魅力的な仕事です。

この記事では、公認会計士はやめとけと言われる理由や仕事の魅力、向いている人の特徴などをお伝えします。

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「公認会計士はやめとけ」と言われる7つの理由

公認会計士は魅力的な職業ですが、「やめとけ」と言われることがあります。

その理由としては以下の7つがあります。

  • 公認会計士試験の難易度が高い
  • 資格を取得するまでに費用がかかる
  • AIに仕事を奪われる不安がある
  • 単調で飽きを感じやすい業務がある
  • 激務でワークライフバランスを取りにくい
  • クライアントから「嫌われ役」になることがある
  • 投資活動に厳しい制約がある

やめとけと言われても公認会計士を目指したいと思えるのか、勉強を始める前に確認しておきましょう。

公認会計士試験の難易度が高い

公認会計士試験は、医師や弁護士と並ぶ難関の国家資格です。

金融庁の発表(令和6年)によると合格率はわずか7.4%でした。

また、合格までに3,000〜5,000時間もの学習が必要とされ、多くの受験生が何年もの時間を費やしています。

毎日5~6時間の勉強を2年以上続けなければならず、途中で諦める人も少なくありません。

公認会計士試験の難易度が高く、多くの勉強が必要であることが、やめとけと言われる理由のひとつとなっています。

【参考】金融庁「試験結果の概要 (令和6年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験)」

資格を取得するまでに費用がかかる

公認会計士資格を取得するまでに多くの費用がかかることも、やめとけと言われる理由として挙げられます。

資格を取得するには、予備校の費用や試験の受験料に加えて、試験合格後にも実務補修の費用や終了考査の受験料などが必要です。

中でも予備校の費用は高額で、一般的に70~80万円ほどかかると言われています。

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AIに仕事を奪われる不安がある

近年のAI技術の発展により、公認会計士の仕事がAIに置き換わるのではないかという不安が広がっています。

実際にデータ入力や単純な計算、帳簿の確認といった機械的な業務は、AIのほうが効率的で正確だとも言われています。

しかし、クライアントとのコミュニケーションや経営状況に応じた柔軟なアドバイスは、公認会計士ならではの経験や知識が不可欠です。

法律や制度の変更に都度対応していく必要もあり、業務の全てをAIが代替するのは困難です。

そのため、公認会計士の仕事が完全になくなることはないでしょう。

今後は、AIを業務効率化のツールとして活用しつつ、人間だからこそできる専門知識を活かした提案力が、より一層重要になっていくと考えられます。

単調で飽きを感じやすい業務がある

公認会計士の仕事には、帳簿のチェックや決算処理など、毎月繰り返される業務があります。

こうした作業は単調に感じやすく、人によっては物足りなさを感じることもあるでしょう。

一方で、公認会計士には大きなやりがいもあります。

会計・監査の専門家として成長できることに加え、企業の健全な運営を支えることには喜びを感じられます。

さらに、公認会計士として得た知識やスキルは、将来のキャリアで幅広く役立てることができるでしょう。

公認会計士の具体的な仕事内容はこちらの記事で紹介しています。

勤務先別の一日の仕事の流れなども紹介していますので、チェックしてみてください。

激務でワークライフバランスを取りにくい

監査法人で働く公認会計士は、クライアント企業の決算が集中する4〜5月が繁忙期です。

この時期は月に80時間を超える残業が発生することもあり、プライベートの時間を確保するのが難しくなる場合もあります。

ただし、この繁忙期は一時的なものです。

監査法人の中には休暇制度が充実しているところもあり、繁忙期を過ぎれば休暇を取得しやすい場合もあるようです。

また、経験を積んで仕事を効率化すれば、徐々にワークライフバランスも取りやすくなるでしょう。

クライアントから「嫌われ役」になることがある

公認会計士は、クライアント企業の会計をチェックし、問題点を指摘する役割を担います。

監査は企業の健全な運営に不可欠ですが、指摘を受ける側にとっては厳しいと感じられることもあり、改善提案が受け入れられず苦労する場面もあります。

しかし、こうした人間関係の難しさは、どの職業にも共通する課題です。

相手の立場を理解し、円滑なコミュニケーションを図る技術は、社会人として不可欠です。

経験を積む中で、クライアントとの信頼関係を築く力も養われてくるでしょう。

投資活動に厳しい制約がある

公認会計士になると、職業倫理である独立性を守るため、投資活動が厳しく制限されるケースがあります。

公正な監査を行う立場上、公認会計士はクライアント企業などと利害関係を持つことが禁じられており、投資活動はこの独立性を損なうと見なされる可能性があるためです。

監査法人によっては、社内規定で株式取引そのものを禁止している場合もあります。

また、監査やコンサルティングを担当している企業の株式を売買すれば、インサイダー取引に該当する恐れもあります。

公認会計士の仕事で大変なこと2つ

公認会計士の仕事で大変なことは以下の2つが挙げられます。

  • 常に勉強し続ける必要がある
  • ミスが許されないプレッシャーが強い

それぞれ見ていきましょう。

常に勉強し続ける必要がある

公認会計士は、常に新しい知識を学び続けることが必要です。

会計基準や税法は毎年のように改正されるため、クライアントに適切なアドバイスを提供するには、常に情報を最新の状態にアップデートしておくことが求められます。

そのため、日本公認会計士協会は「継続的専門研修(CPD)」を義務付けています。

公認会計士は講習会への参加やオンライン学習などを通じ、定められた単位を取得し、専門家としての知識を維持・更新し続けなければなりません。

ミスが許されないプレッシャーが強い

公認会計士の仕事は、クライアントの財務状況を正確に把握し、判断することです。

計算間違いや見落としは会社の経営判断を左右しかねません。

些細なミスが決算書全体の信頼性に影響することもあるため、常に緊張感を持って作業にあたる必要があります。

業務の性質上、細かい数字を扱うため高い集中力が求められます。

特に決算期には限られた期間内で大量の業務をこなすため、ミスが発生しやすいです。

忙しくても細心の注意を払って作業を進めることが求められます。

こうした継続的な緊張は心身への負担にもなるため、適切なストレスマネジメントも重要です。

「公認会計士はやめとけ」という意見は正しい?

「公認会計士はやめとけ」と言われる理由に、勉強の大変さや仕事の忙しさが挙げられます。

確かに、公認会計士になるには難関試験を突破し、その後も常に学び続ける必要があります。

しかし、キャリアを形成するために学び続ける姿勢が求められるのは、どの職業でも同じです。

また、繁忙期の存在も多くの仕事に共通します。

決算期は多忙ですが、その分、閑散期に長期休暇を取るなど、工夫次第でプライベートも楽しめます。

他の仕事でも、業務を単調に感じたりプレッシャーが大きかったりする場合もあるでしょう。

帳簿チェックのような地味な作業もありますが、クライアントと直接やり取りする機会も多くあります。

責任の重さも、1人で抱え込まずチームで協力すれば、負担は軽減できるでしょう。

公認会計士の仕事には大変な面もありますが、それは他の職業も同様です。

「公認会計士はやめとけ」という意見は、必ずしも正しいとは言えないでしょう。

公認会計士になってよかった!3つの魅力

公認会計士の資格を取得することで、充実したキャリアと安定した生活を手に入れられます。

公認会計士の魅力として以下の3つを紹介します。

  • 高年収が期待できる
  • 幅広いキャリアの選択肢がある
  • 税理士や行政書士としても活躍できる

モチベーション維持のためにも、自分の未来をイメージしてみてください。

高年収が期待できる

公認会計士は高い専門知識と技術を持っているため、比較的高い収入を期待できる職業です。

令和6年賃金構造基本統計調査によると、公認会計士の平均年収は約856万円(※)で、これは全体の平均年収の約1.6倍にあたります。

以下に、全体の平均年収と、公認会計士を含む専門職の平均年収を示します。

職種平均年収
全体約527万円
公認会計士約856万円
医師約1,338万円
国家公務員約689万円
法務従事者(裁判官・検察官・弁護士・弁理士・司法書士など)約765万円

このような高年収が期待できる一因は、社会的な需要に対して公認会計士の数が少ないことにあるとされています。

さらに、経験を積んで役職に就いたり独立したりすれば、一層高い年収を目指すことも可能です。

公認会計士の平均年収や、年収アップを目指す方法についてはこちらの記事で解説しています。

公認会計士は女性でも高年収が見込める職業です。

女性公認会計士の年収や、気になる子育てとキャリアの両立方法などはこちらの記事で紹介しています。

※本記事では、令和6年賃金構造基本統計調査における「公認会計士・税理士」の年収金額を公認会計士の年収としてご紹介しています。

【参考】
e-Stat 政府統計の総合窓口「令和6年賃金構造基本統計調査(第1表  年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額)」
e-Stat 政府統計の総合窓口「令和6年賃金構造基本統計調査(職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計))」
人事院「令和6年国家公務員給与等実態調査の結果」
人事院「本年の給与勧告のポイントと給与勧告の仕組み」

幅広いキャリアの選択肢がある

公認会計士の資格を持っていると、就職や転職の際の選択肢が広がります。

具体的には、以下のような多様なキャリアパスが考えられます。

  • 監査法人
  • 税理士法人
  • 会計事務所
  • 一般企業の経理部門
  • コンサルティング会社
  • 独立開業

転職市場において公認会計士の需要は高く、経験とスキルを積んだ後であれば、管理職として活躍するチャンスも増えます。

また、職場を変えることで新たな経験を積み、将来の可能性をさらに広げることも可能です。

公認会計士の主な就職先や、資格取得から就職までの流れについてはこちらの記事で紹介しています。

就職先を選ぶ際のポイントについても紹介しているので、参考にしてください。

税理士や行政書士としても活躍できる

公認会計士の資格を持っていると、無試験で税理士や行政書士としても登録可能です。

ひとつの資格で複数の業務に対応できるため、クライアントの多様なニーズに応えられるというメリットがあります。

例えば「決算書作成」「節税対策」「補助金の申請」などのさまざまな要望に対して、ワンストップで対応できるようになります。

実際に、独立開業した公認会計士の中には、税理士として確定申告や税務相談を、行政書士として書類作成なども手掛けている人もいるようです。

このように複数の資格を活かして付加価値の高いサービスを提供することは、自身の年収アップにも直結します。

公認会計士に向いている人の特徴3選

公認会計士に向いている人には、次の3つの特徴があります。

  • 忍耐力と粘り強さがある人
  • コミュニケーション力が高い人
  • 論理的な思考力に優れている人

公認会計士の適性があるか確認してみてください。

忍耐力と粘り強さがある人

公認会計士には、長期間努力を続ける強い精神力が欠かせません。

資格取得のためには毎日5~6時間の勉強を2年以上続ける必要があり、実務では決算期の長時間勤務に耐えなければなりません。

さらに、日々の業務でも細かいミスが許されない緊張感や、クライアントとの人間関係といったプレッシャーに直面します。

こうした厳しい受験勉強とプレッシャーのかかる業務を乗り越えるためには、忍耐力や粘り強さが求められます。

コミュニケーション力が高い人

公認会計士の仕事は、クライアントに経営アドバイスをしたり、チームで協力したりと、他者と関わる場面が頻繁にあります。

そのため、相手の話に耳を傾け、自分の意見をわかりやすく伝えるといったコミュニケーション力は、業務を円滑に進める上で重要です。

クライアントやチームのメンバーと良好な信頼関係を築くことで、仕事の効率は向上し、周囲からの信頼も得やすくなります。

特にコミュニケーション力に優れた人は、チームの中で中心的な役割を担えるでしょう。

論理的な思考力に優れている人

公認会計士の仕事は、データを分析し、第三者の視点から客観的に判断を下すことです。

万が一、不正や問題を発見した場合は、それを指摘し解決に導く責任も担います。

そのため、クライアントの財務状況に応じた課題や解決策を提示する際には、筋道の通った説明が不可欠です。

感情に流されることなく、事実に基づいて冷静に判断する力が常に求められます。

「なぜそうなるのか」を論理的に考え、相手にわかりやすく説明できる能力を持つ人こそ、公認会計士に向いていると言えるでしょう。

公認会計士に向いていない人の特徴3選

公認会計士に向いていない人には、次の3つの特徴があります。

  • 長期間の勉強ができない人
  • 収入面のみに魅力を感じている人
  • 数字が苦手な人

もちろん、これらに当てはまっていても公認会計士を目指すことは可能です。

向いていないと考えられる具体的な理由に加えて、それらを乗り越えていく工夫や解決策も一緒に見ていきましょう。

長期間の勉強ができない人

公認会計士試験の合格には、3,000〜5,000時間もの勉強が必要と言われています。

たとえ2年間毎日勉強するとしても、1日あたり5〜6時間を確保しなければならない計算です。

さらに、大変なのは試験勉強だけではありません。

会計や監査の基準・法律は常に変わるため、資格取得後も知識をアップデートし続ける必要があります。

このように、公認会計士は合格するまでだけでなく、なった後も継続して勉強しなくてはなりません。

そのため、長期間の勉強が苦手な人には厳しい道となるでしょう。

もし挑戦するのであれば、スキマ時間を有効活用するなど、効率的な学習を心がけることが大切です。

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収入面のみに魅力を感じている人

公認会計士は高年収な職業として知られており、その点に魅力を感じて目指す人も多いでしょう。しかし、収入面だけが動機だと、大変な試験勉強の途中で挫折したり、実務の責任の重さに耐えられなくなったりするかもしれません。

公認会計士の魅力は、収入だけではありません。

例えば、高度な専門知識を活かして社会の経済活動を支えることに、大きなやりがいを感じる人もいます。

人によって魅力に感じるポイントはさまざまです。

勉強を始める前に、収入面以外の魅力も見つけてみてください。

公認会計士の仕事内容についてはこちらの記事でも紹介していますので、参考にしてください。

数字が苦手な人

公認会計士の独占業務である監査は、企業の財務諸表が適切かをチェックする仕事です。

そのため、数字に抵抗感があると、ミスが増えたり業務がつらく感じられたりするかもしれません。

しかし、数字が苦手だからといって、全く仕事ができないわけではありません。

実務では監査ツールが計算を補助してくれますし、チームで支える体制も整っています。

日々の業務で経験を積むうちに、単なる数字の羅列ではなく、その数字が持つ意味を理解できるようになります。

そうなれば、分析力や判断力といった、より本質的なスキルを伸ばしていくことも可能です。

公認会計士の仕事を理解して将来のキャリアを考えよう

この記事では、公認会計士の仕事が「やめとけ」と言われる理由や仕事の魅力などについて解説しました。

ポイントは以下のとおりです。

  • 公認会計士は試験の難易度の高さや、資格の取得費用、仕事の大変さなどからやめとけと言われることがある
  • 公認会計士は学び続ける姿勢が求められる上に、ミスが許されない仕事なので大変
  • 公認会計士は大変だがやりがいのある仕事で、「公認会計士はやめとけ」という意見は必ずしも正解ではない
  • 高年収が期待できるだけでなく、幅広いキャリアの選択肢ができることも公認会計士のメリット
  • 公認会計士には、忍耐力やコミュニケーション力、論理的な思考力が求められる

公認会計士を目指す前に、こうした課題を理解しておくことで、職業としての現実と向き合い、自分に合ったキャリア選択ができるようになります。

この記事が、あなたの最適なキャリア選択の助けとなれば幸いです。

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