公認会計士は独学でも目指せる!無理と言われる理由や勉強法を解説

公認会計士試験の独学合格が無理・難しいと言われる理由は、主に以下の2つです。

しかし、公認会計士試験は独学でも工夫次第で合格を目指せます。独学で目指すためには、学習計画の立て方や使う教材の選び方が重要です。ただ、「公認会計士試験の勉強を何から手を付ければ良いのか分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、独学での取得を目指す方が迷わず学習を進められるように、次のポイントを分かりやすく解説していきます。

公認会計士試験を独学で合格したいと考えている方は、最後までご覧ください。

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独学で公認会計士試験合格は無理?難しいと言われる2つの理由

公認会計士試験は、国家資格の中でも難関資格のひとつです。

そのため、独学で合格を目指すのは厳しい挑戦となるでしょう。

独学での合格が難しいと言われるのには以下の理由が考えられます。

  1. 公認会計士試験の難易度が高い
  2. 勉強を継続するのが難しい

独学の難しさを理解するために、ひとつずつ確認していきましょう。

1.公認会計士試験の難易度が高い

過去6年における公認会計士試験の合格率は、下記のようになっています。

試験年出願者数合格者数合格率
令和元(2019)12,532人1,337人10.7%
令和2(2020)13,231人1,335人10.1%
令和3(2021)14,192人1,360人9.6%
令和4(2022)18,789人1,456人7.7%
令和5(2023)20,317人1,544人7.6%
令和6(2024)21,573人1,603人7.4%
【参考】公認会計士・監査審査会「令和6年公認会計士試験 合格者調」

令和元年から令和3年までは10%付近を維持していましたが、近年の合格率は7%台となっています。

合格率の低さからは、難易度の高さがうかがえます。

試験の難易度が高い理由のひとつが、出題範囲の広さです。

公認会計士試験は短答式試験と論文式試験の2段階にわかれており、主な科目や問題数は下記のとおりです。

試験区分出題科目配点勉強時間(目安)
短答式試験財務会計論200点約700時間
管理会計論100点約300~400時間
企業法100点約300~400時間
監査論100点約170~300時間
論文式試験会計学300点約300~400時間
企業法100点約200~300時間
租税法100点約330~400時間
監査論100点約100~200時間
選択科目
※経営学、経済学、民法、統計学から1つ選択
100点約200時間
※経営学

【参考】金融庁|令和7年公認会計士試験受験案内(1ページ)

短答式試験では計算力や各法令基準等に対する理解が問われ、論文式試験ではさらに深い知識と応用力が必要です。

試験内容は幅広く、それぞれの分野で高いレベルの知識が求められます。

広範な知識と深い理解が求められることから、独学での公認会計士試験合格は難しいと言われるのです。

公認会計士試験の難易度については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

2.勉強を継続するのが難しい

公認会計士試験に合格するためには、一般的に3,000〜5,000時間の勉強時間が必要です。

公認会計士試験は、出題範囲が広く難易度も高いのが特徴です。

前述のとおり、短答式試験では4科目、論文式試験では5科目が出題され、それぞれの科目に約100〜700時間の勉強時間が必要です。

また、公認会計士試験では受験者が相対的に評価され、成績上位者から合格が決まるため、具体的な合格ラインが明確ではありません。

合格ラインの点数が取れても安心できるわけではなく、他の受験者を意識しながら勉強しなければいけないことも、勉強時間が増える要因となっています。

ひとりでこの膨大な時間に向き合い、勉強を続けることは容易ではありません。

特に社会人の場合は、働きながら3,000時間以上の勉強時間を確保しなければならず、非常にハードルが高いです。

大学生の場合は社会人に比べ時間の融通が利きやすいため、勉強時間の観点から見ると独学に挑戦しやすいと言えます。

ただし、効率的な学習計画を立てなければ途中で挫折するリスクがあります。

はじめは意欲的に取り組めても、終わりの見えない学習に不安を感じる場合も少なくありません。

勉強時間についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

独学で公認会計士試験合格を目指す4つのメリット

独学で公認会計士試験の合格を目指す場合、以下のようなメリットがあります。

  1. 学習費用を抑えられる
  2. 自分のペースで勉強できる
  3. 自信につながりやすい
  4. 周りを気にせずに合格を目指せる

特に学習費用を抑えられる点は、独学の大きな特徴です。

独学で公認会計士試験合格を目指すメリットについて、ひとつずつ確認していきます。

1.学習費用を抑えられる

公認会計士試験対策の予備校は高額の費用がかかる傾向があり、一般的な相場は60〜80万円程度です。

比較的安価なコースでも20〜40万円はかかります。

独学であれば教科書や参考書、模擬試験の費用程度で済むため、学習にかかる費用を大幅に抑えられます。

経済的な負担を減らしたい人にとって、独学は現実的な選択肢となるでしょう。

メルカリやヤフオクなどのフリマサービスを活用すれば、初期費用をさらに節約可能です。

ただし、フリマサービスの利用には注意点もあります。

改訂や法改正により内容が古くなった教材を購入してしまうリスクがあるため、出版年や改訂情報は必ず確認しましょう。

また、書き込みが多い教材は学習の妨げになる可能性もあります。

取引前に商品の状態や内容を十分に確認することが重要です。

2.自分のペースで勉強できる

独学のメリットには、自分のペースで勉強を進められることも挙げられます。

通学の必要がなく時間の縛りもないため、自分の都合に合わせて学習計画を立てられます。

また、進捗状況や理解度に応じて学習スケジュールを柔軟に調整できる点もメリットです。

得意分野は短期間で集中的に学習し、苦手分野は十分な時間をかけて効率的に学ぶこともできます。

ただし、自己管理が苦手な人は計画がうまく進まず試験に間に合わない可能性もあるため、注意が必要です。

3.自信につながりやすい

独学で公認会計士試験に合格することは、大きな達成感につながります。

学習を進めるたびに成長を実感でき、合格後には自分の力で困難を乗り越えたという自信が得られるでしょう。

また、難易度の高い試験に独学で挑戦することは、自己管理能力や問題解決能力の向上にもつながります。

教材選びからスケジュール管理、理解できない部分の解決方法まで、すべて自分で考えることは将来の仕事にも活かせる貴重な経験となるでしょう。

4.周りを気にせずに合格を目指せる

予備校では、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる一方で、他人との比較で焦りやプレッシャーを感じやすい面もあります。

その点、独学は周りを気にせずに自分のペースで勉強に打ち込めるため、精神的な負担を軽減できます。

また、生活リズムや体調に合わせて学習スケジュールを調整できる点も、長期間にわたる試験勉強を続ける上で大きなメリットです。

特にストレスを感じやすい方は、独学の自由度の高さは大きな魅力に感じるでしょう。

独学で公認会計士試験の合格を目指す3つのデメリット

公認会計士試験に独学で挑む際には、メリットだけでなくデメリットもあります。

具体的には以下のようなことです。

  1. ひとりで効率的に学習を進めるのは難しい
  2. 疑問をすぐに解決できない
  3. モチベーションを維持しにくい

失敗を防ぐために、デメリットも確認しておきましょう。

1.ひとりで効率的に学習を進めるのは難しい

初めて公認会計士試験に挑戦する人にとって、効率的な学習計画を立てることは大きな課題のひとつです。

独学で公認会計士試験に合格するためには、膨大な試験範囲を効率的に学習する方法を自分で見つけ出す必要があります。

学習方法が確立できないと、必要以上に時間がかかってしまい、合格までの期間が長期化する可能性があるためです。

また、自己流の勉強方法では、試験に必要なスキルを網羅できなかったり、過去問や模擬試験を適切に活用できなかったりする場合もあります。

試験範囲が膨大で難易度が高い公認会計士試験において、学習順序や重点的に取り組むべき分野、試験に出やすいポイントなどを深く理解することは非常に重要です。

しかし、それらを自分ひとりで把握するのは容易なことではありません。

ひとりで効率的に学習を進めることはかなりハードルが高いことなのです。

2.疑問をすぐに解決できない

通信講座や予備校では、わからないことがあれば講師に質問できますが、独学ではそうはいきません。

疑問点が生じても自分で調べて解決するしかないため、余計な時間がかかってしまいます。

疑問点が積み重なると、モチベーションの低下や学習効率の悪化につながる可能性も考えられます。

専門的な会計知識や複雑な法規については、理解に時間を要するだけでなく、誤った解釈をしてしまうリスクも否定できません。

3.モチベーションを維持しにくい

長期間の学習を要する公認会計士試験で、モチベーションを維持し続けるのは困難です。

特に独学は、数千時間に及ぶ学習の過程で目的を見失いやすく、途中で挫折する人も少なくありません。

独学での学習は、通信講座や予備校と比較し周囲からの刺激が少ないため、モチベーションの維持が難しいでしょう。

独学で公認会計士を目指したい!勉強のポイント3つ

ここでは独学で合格を目指すためのポイントとして以下の3つを解説します。

  1. 計画を立てる
  2. わからない問題は放置しない
  3. 積極的に模擬試験を受ける

公認会計士試験を独学で目指す場合、まずは十分な準備と計画が必要です。

ひとつずつ確認していきましょう。

1.計画を立てる

独学で公認会計士試験に合格するためには、試験範囲全体をカバーできるように計画を立てることが大切です。

試験日までの期間と1日の勉強時間を明確にし、週単位で学習内容を計画していきましょう。

計画は定期的に見直し、必要に応じて調整することで、より効率的な学習ができます。

計画に沿って勉強を進めながら、定期的に自己評価を行えば独学でも着実に成果を上げやすくなるでしょう。

社会人と大学生では計画の立て方は異なるため、以下で詳しく解説します。

▼社会人が公認会計士を目指す場合

仕事をしながら公認会計士試験を目指す場合、限られた時間の中で学習を進める必要があるため、長期的かつ現実的な計画が大切です。

仕事の繁忙期などを考慮し、無理のないスケジュールを組むことがポイントです。

平日は仕事が終わったあとに1〜2時間、休日には3〜5時間を確保するなど、毎日のスケジュールを組み立てましょう。

通勤時間や昼休みなど、出先での時間も効果的に活用するのがおすすめです。

▼大学生が公認会計士を目指す場合

大学生は自由に使える時間が比較的多いため、計画的に学習すれば大学との両立も可能です。

とはいえ、講義やレポート提出などと並行して資格取得の時間を確保しなければなりません。

勉強に使える時間を洗い出し、細かな学習スケジュールを立てましょう。

例えば、平日は講義終了後に1~2時間、試験が近づいたら1日3~4時間と段階的に増やしていくのがおすすめです。

通学中や大学の授業の合間、授業を終えてからアルバイトまでの時間など、空いた時間も活用して勉強量を増やしていきましょう。

2.わからない問題を放置しない

独学での学習で陥りやすいのが、理解が難しい問題や複雑な理論を後回しにしてしまうことです。

公認会計士試験では、すべての分野において確実に理解していることが求められます。

そのため、勉強時間だけを重視するのではなく、一つひとつの問題を十分に理解することが重要です。

わからない問題を見つけたら、すぐにインターネットや参考書で調べたり、複数の教材で確認したりして、その場で疑問点を解消する習慣をつけましょう。

疑問点が多く自己解決が難しい場合は、短期間だけでも通信講座や予備校を利用して基礎知識を補強するのもおすすめです。

「スタディング 公認会計士講座」は、ポイントを押さえた解説動画や教材が充実しており、独学の弱点を補えます。

疑問を解消しながら学習を進めることで、効率が上がり、知識の定着にもつながります。

単に勉強時間をこなすだけでなく、質を重視した学習を心がけましょう。

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3.積極的に模擬試験を受ける

独学で試験対策を進める際、模擬試験は実力を確認する大切な機会です。

公認会計士試験は問題数が多く、限られた時間内での解答が求められるため、本番と同じような環境での練習が不可欠だからです。

解けなかった問題や間違えた部分を見直すことで、自分の弱点を把握し、効率的な復習につなげられるでしょう。

模擬試験は大手予備校などで行われており、自宅で受けられるものもあります。

時間が限られている社会人や学生でも、積極的に模擬試験を受けるようにしましょう。

模擬試験での成績や傾向を分析し、自分の学習計画に役立てることで、試験合格への可能性を高められます。

公認会計士試験に向けた具体的な勉強方法|独学での進め方

独学で公認会計士試験の勉強に取り組む際は、次のようなステップで進めるのがおすすめです。

  • 【ステップ1】全体像の把握
  • 【ステップ2】基礎知識のインプット
  • 【ステップ3】過去問演習・問題演習
  • 【ステップ4】弱点補強

特に【ステップ3】の過去問演習・問題演習は、確実に合格できる力を高めるために重要です。

順に解説していきます。

【ステップ1】全体像の把握

まず、公認会計士試験の全体像を把握しましょう。

公認会計士試験は、マークシート方式の短答式試験と、論述形式で応用力を問う論文式試験の2段階に分かれています。

それぞれの試験の出題科目は次の通りです。

  • 短答式試験:財務会計論、管理会計論、監査論、企業法
  • 論文式試験:会計学、監査論、企業法、租税法、選択科目1科目(経営学、経済学、民法、統計学から事前に選択)

合格に向けて、科目ごとの出題範囲や出題傾向、配点比率のチェックが大切です。

特に配点を知ると、どの科目を重点的に勉強するべきか理解できるため、細かく見ておきましょう。

出題範囲や配点は、金融庁のホームページで確認できます。

【参考】
金融庁「令和7年公認会計士試験の出題範囲の要旨について」
金融庁「令和8年公認会計士試験に関するお知らせ(短答式試験の1問あたりの配点及び試験時間等について)」

【ステップ2】基礎知識のインプット 

次に、試験で問われる基礎知識のインプットを行います。

短答式試験は出題範囲が広いため、網羅的に学習して弱点をなくすことが大切です。

効率的に知識を身に付けるには、動画教材がおすすめです。

スマートフォンなどで視聴できる教材なら好きな場所で勉強できるため、移動中や外出先でも勉強を進められます。

その他に、一問一答式の問題集や問題アプリなども手軽です。

体系的に学ぶには適していませんが、一度勉強した内容を反復し、知識を定着させていくには有効です。

複数の方法を組み合わせたり、自分に合うものを選んだりして、効果的に基礎知識をインプットしましょう。

短答式試験の概要や具体的な勉強方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

【ステップ3】過去問演習・問題演習

基礎知識のインプットができたら、過去問演習や問題演習に取り組みます。

独学の場合、インプット型の学習に偏ってしまう傾向にあるため、意識的に問題を解く時間を設けるのがよいでしょう。

インプットと過去問演習・問題演習をセットで進めると、知識が定着しやすくなります。

また、問題を繰り返し解くことで解答スピードや正答率も上がります。

予想問題に取り組んだり、模擬試験を受けたりして実戦力を測るのもおすすめです。

本番と同様の環境での練習を重ねると、試験の雰囲気に慣れ、時間配分の感覚もつかみやすくなります。

特に論文式試験の対策では、過去問の活用が欠かせません。

過去問対策を徹底することで、出題傾向が把握でき、論述のスキルも高まります。

繰り返し論述練習に取り組む中で、自分の考えを論理的にまとめる力や試験合格につながる文章力が身に付くでしょう。

論文式試験の合格に向けて知っておきたいポイントは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

【ステップ4】弱点補強 

最終ステップは弱点補強です。

公認会計士試験は出題範囲が広く、複数の科目を並行して勉強する必要があるため、学習漏れや理解不足の分野が生じやすくなります。

何が出題されても対応できるようにするため、弱点の把握と克服が必須です。

過去問や模擬試験で点が取れない分野を見直し、重点的に復習しましょう。

例えば弱点に特化した問題集や参考書を活用したり、気を付けるポイントをノートにまとめたりするなど、自分に合う勉強法を探ってみてください。

苦手な論点がある場合は、反復して取り組むことが大切です。

出題傾向や自分の成績を分析した上で、学習計画を調整していきましょう。

独学で公認会計士を目指す際に重要な4つのこと

独学で公認会計士を目指す際に重要なポイントとして、以下の4点を紹介します。

  1. モチベーションを維持すること
  2. 時間を管理すること
  3. 状況に応じて柔軟に対応すること
  4. 情報を収集すること

特に「4. 情報を収集すること」については、勉強に集中するあまり忘れてしまわないよう注意してください。

順に説明していきます。

1. モチベーションを維持すること

長期間にわたり勉強を続けるには、モチベーションの維持が大切です。

高いモチベーションがあれば、意欲的に学習に取り組むことができ、成果を出しやすいためです。

独学の場合は、勉強を促してくれる人や同じ目標を目指す人が周囲にいないため、モチベーションを保てなくなる可能性があります。

励まし合ったり情報交換をしたりする仲間と出会うには、公認会計士試験の受験生が集まるコミュニティやサークルに参加するのもひとつの方法です。

また、将来の夢や目標を具体的にし、公認会計士になった自分の姿を思い浮かべながら勉強に取り組むことも大切です。

最終目標だけでなく、週ごとや月ごとに小さな目標を立てて実行すると、着実に前に進んでいく感覚が得られ、やる気も高まるでしょう。

2. 時間を管理すること

公認会計士試験の膨大な試験範囲を漏れなく学習するには、時間管理が重要です。

確実に全体をカバーできるよう、具体的な計画を立てて進める必要があります。

まずは週単位での学習内容を決め、進捗状況に応じて定期的に計画を見直すのがおすすめです。

通学・通勤時間や昼休み、外出先での待ち時間などのスキマ時間も侮れません。

なかなか勉強時間を確保できない人は、普段の生活の中にどのくらいのスキマ時間があるのか確認してみることから始めてみるとよいでしょう。

勉強時間を1日のルーティンに組み入れて習慣化すると、時間を確保しやすくなります。

起床後すぐや夕食後など、毎日勉強する時間を決める方法も試してみてください。

3. 状況に応じて柔軟に対応すること

独学で公認会計士試験の合格を目指すには、状況に応じて柔軟に対応することも大切です。

公認会計士試験の勉強を進める上で、あらかじめ計画を立てておくことは重要ですが、最初に作成したスケジュールに固執しすぎるのは禁物です。

常に計画通りに進めることは難しいため、学習の進捗状況に応じて計画を見直し、修正する必要があります。

計画とずれていると感じたときは、自分にとっての優先順位を整理し、先に取り組むべきものを決めるとよいでしょう。

なるべく同じような修正を繰り返さないためにも、学習が遅れてしまった原因を考えた上で計画を立て直すと効果的です。

4. 情報を収集すること

独学で公認会計士試験の合格を目指す場合、試験や受験科目に関する情報収集が大切です。

最新の試験に対応するには、法改正や制度の廃止などを把握しておく必要があるためです。

また、試験合格には、出題傾向や重点的に学習するべきポイントも知っておかなければなりません。

予備校などでは試験に必要な情報を提供してもらえますが、独学の場合は自分で情報を集めることが必要不可欠です。

情報収集には、日本公認会計士協会のウェブサイトを定期的にチェックすることが有効です。

SNSで他の受験者や公認会計士試験に関する情報を発信している人をフォローし、情報収集に役立てる方法もあります。

ただし、中には誤情報もあるため、SNSから得た情報は必ず信頼性を確認してください。

【参考】日本公認会計士協会

公認会計士試験合格に向けて…独学以外の勉強手段

公認会計士試験を目指す手段として、独学以外に通信講座や予備校という選択肢もあります。

以下に示す費用の目安やメリット、デメリットを参考に、自分に合った方法を選択してください。

費用の目安メリットデメリット
独学教科書や参考書、模擬試験の費用費用を抑えられる
自分のペースで学習できる
自力で学習計画を立て、勉強を進める必要がある
情報収集に時間がかかる
通信講座10万円台~空き時間で効率的に勉強できる
比較的費用が抑えられる
自分でスケジュール管理をする必要がある
共に合格を目指す仲間ができにくい
予備校約70~80万円カリキュラムやサポートが充実している
モチベーション維持しやすい
費用が高め
通学の時間を確保する必要がある

公認会計士の勉強を独学で始めたものの、理解しにくい分野があったり、勉強の進め方に迷ったりすることもあるでしょう。

独学で行き詰まったら、ぜひ通信講座の活用を検討してください。

通信講座なら、費用を抑え自分に合ったペースで勉強できるので、一度独学を選択した人にも馴染みやすいでしょう。

まとめ|独学で公認会計士を目指すなら効率的に勉強を進めよう

独学で公認会計士を目指す方法について紹介しました。

以下、この記事のまとめです。

  • 独学で公認会計士試験に合格するのは難しいが、不可能ではない
  • 独学で公認会計士試験の合格を目指すメリットには、費用を抑えられる、自分のペースで勉強できるといったことがある
  • 独学で公認会計士試験の合格を目指すデメリットには、効率的に学習を進めるのが難しい、モチベーションを維持しにくいといったことがある
  • 独学で公認会計士試験の勉強をするなら、計画を立てたり優先度を見極めたりすることが重要
  • 公認会計士試験の全体像を把握し、基礎知識をインプットすることから始めよう
  • 独学で公認会計士試験に挑戦する場合は、モチベーション維持や時間管理の方法を見つけられるとよい

公認会計士試験に独学で合格することは、不可能ではありません。

しかし、難易度の高さと継続的な学習の困難さから、相当の努力と工夫が必要です。

独学で合格するには、自分に合った学習計画を立て、疑問点を放置せずに解決することが大切です。

独学で行き詰まりを感じる場合は、好きな時間・好きな場所で学習できるオンライン講座の「スタディング 公認会計士講座」がおすすめです。

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