ビジネス実務法務検定試験®(IBT方式)の申込・準備・当日の流れ

ビジネス実務法務検定試験®は、2021年試験より受験者のパソコンを利用したIBT方式(インターネット・ベース・テスト=インターネット経由での試験)に変わりました。

この記事では、IBT試験の申込方法、事前準備、当日の流れについて解説します。

ビジネス実務法務検定試験®(IBT方式)の申込

申込方法は?

ビジネス実務法務検定試験®(IBT方式)を受験するには、下記ページから申し込みます。

【参考】東京商工会議所「ビジネス実務法務検定試験® 受験案内・お申し込み」

申込の大まかな流れは以下の通りです。

  1. 使用機器と受験環境の確認※(注1)
  2. 受験サイト(Excert)への登録・受験日時の選択
  3. 受験料のお支払い
  4. お申込み完了
  5. 受験前の事前確認、準備

※(注1)使用機器と受験環境については、本ページ中段の事前準備編に記載がありますので、ご覧ください。

受験日は変更できるの?

お申込み完了後の受験日時の変更は、変更前の受験日と変更後の受験日のいずれか早いほうから7日前まで可能です。

受験料の支払い方法は?

・クレジットカード決済
・コンビニ決済

上記の支払方法があります。
※コンビニ決済の場合、支払期限(申込日を含む4日間)を過ぎると自動キャンセルになります。
※受験料支払後の受験級の変更やキャンセルはできません。
※ 主催者の判断による試験中止の場合を除き、使用機器(通信設備の不具合や通信障害などを含む)や受験環境の不備などのいかなる理由でも受験料の返金や次回への振替はできません。

ビジネス実務法務検定試験®(IBT方式)の事前準備

使用機器は何を準備すればいいの?

以下の機器を準備する必要があります。

  • インターネットに接続されたコンピュータ(PC)※(注2)
  • ヘッドセットの一部ではないコンピュータの内部カメラまたはwebカメラ
    • タブレットやスマートフォンをカメラとして使用することはできません
  • ヘッドセットの一部ではないコンピュータの内部または外部のマイク
    • ヘッドセットやイヤホンは使用不可
  • コンピュータの内部または外部のスピーカー

※(注2)以下の点をご注意ください。

推奨OS:Windows10及びWindows11最新版、MacOS最新版
推奨ブラウザ:GoogleChrome、Microsoft Edge最新版
推奨ネットワーク環境:上り下りともに2Mbps以上の速度

※ タブレットやスマートフォンでの受験はできません。

※ ブラウザ以外のアプリケーションは使用不可。

受験する環境はどうすればいいの?

受験するには、以下の環境を準備する必要があります。

  • 待機開始から試験終了までの間、カメラに他の人が映り込まない、かつ、マイクに他の人の声が入らないように間隔や空間を確保すること
    • カメラに他の人が映り込んだ場合やマイクに他の人の声が入った場合は、失格となります。
  • 使用機器は机の上などに設置すること
  • 受験者の周辺(机の上を含む)には、所定の持ち物や受験上の配慮申請で使用が許可された物以外の物が置かれていないこと
    • 家財などの撤去は不要
  • カメラで受験者の動作や身分証明書、受験環境などが確認できるように適切な照明を点灯すること
  • カメラで試験中の映像(受験者の上半身、身分証明書、背景映像など)を録画し、マイクで音声を録音することから、他者のプライバシーを侵害する可能性がある物などが録画、録音されないようにすること
    • 公園、インターネットカフェ、レストランなどの公共スペースでは受験できません。

ビジネス実務法務検定試験®(IBT方式)の当日の流れ

試験当日の持ち物は?

  • 身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど、第三者機関発行で原則として氏名、生年月日、顔写真が揃って確認できるもの)
    • 電子媒体やコピーは不可。
    • 試験当日に身分証明書の記載に基づき本人確認を実施いたします。申込登録の際は身分証明書記載の氏名で登録してください。
      • 身分証明書の提示がない場合や条件を満たす身分証明書の提示がない場合は、受験できません。
  • スマートフォン・携帯電話(緊急連絡先)
  • 受験に適した服装で受験してください。マスクや帽子などは、本人確認の際に一時的に外していただきます。

試験当日の流れは?

  1. 使用機器・受験環境と持ち物の確認
  2. 受験サイト(Excert)にログインし、受験する検定・級を選択
    • 試験開始時刻の20分前になったら試験開始ボタンを押し、ビデオ通話が開始されるので試験委員が入室するまで待ちます(最大20分程度)。試験委員の入室後本人確認を行います。
  3. 試験委員による本人確認と受験環境の確認
    • 試験終了まで常に受験者の上半身(正面を向いて顔と耳と肩が明瞭に判別できる)が試験委員に見えるようにします。試験委員の指示は、原則、マイクを通じて音声で行われます。
    • 本人確認開始から試験終了までの間は常時、自動で録画、録音されます。他社のプライバシーを侵害する可能性がある物などが録画、録音されないようにする必要があります。
  4. 試験開始(解答開始)
    • 試験開始ボタンが有効となるので試験開始ボタンを押して解答を開始します。
    • 試験問題は、ランダムに出題されます。マウスやタッチパッドを使用して、解答を選択してください。
    • ブックマーク機能を使うことで、難しい問題を後回しにしたり、後で見返したい問題を一目で分かるようにできます。
    • 試験中の飲食や喫煙、途中退席(トイレ退席を含む)は禁止されています。筆記用具の持ち込みはできません。画面上の「メモ帳」をクリックし、キーボードでメモをすることは可能です。
    • 試験中の会話は禁止されていますが、トラブル等が発生し試験の続行に支障がある場合は、カメラに向かって挙手し、試験委員が声がけするまでお待ちます。
  5. 試験終了
    • 試験開始ボタンが押された時刻から制限時間に達した時点で試験終了となり、試験終了画面が表示されます。 また、試験終了時刻よりも前に受験者が任意のタイミングで試験終了ボタンを押して試験を終了することもできます。
  6. 試験結果確認
    • 試験終了後、試験結果画面に移動すると受験した結果が表示されます。

受験にあたっての注意事項、禁止事項は?

以下の事項に該当する場合は受験できません。

  • 使用機器や受験環境が所定の要件を満たしていない場合
    • 公園、インターネットカフェ、レストランなどの公共スペースでは受験できません。
  • 身分証明書の提示がない場合や条件を満たす身分証明書の提示がない場合
  • 登録情報と身分証明書の氏名、生年月日が一致していない場合
  • 試験開始時刻までに本人確認が開始されない場合
  • 試験開始時刻から15分以上経過しても試験が開始されない(試験開始ボタンが押されない)場合

以下の行為は、禁止されており、該当した場合(該当すると疑われる場合を含む)は失格となります。

  • 複数のアカウントを作成した場合
  • IBTとCBTの受験申込を重複して行った場合
  • 試験委員による本人確認と受験環境の確認が完了しない場合
  • 試験委員による本人確認開始から試験終了まで常に受験者ご本人の上半身(正面を向いて顔と耳と肩が明瞭に判別できる)をカメラで録画し、マイクで音声を録音できない場合
  • 試験開始時刻から15分以上経過しても試験が開始されない(試験開始ボタンが押されない)場合
  • カメラに他の人が映り込んだ場合やマイクに他の人の声が入った場合
  • 所定の使用機器や持ち物以外を持込、使用した場合
  • 東商検定IBT受験ページ以外のページを閲覧した場合
  • ブラウザ以外のアプリケーションを使用した場合
  • メモを取った場合
  • 飲食した場合
  • 喫煙した場合
  • 試験中に途中退席(トイレ退席を含む)した場合
  • 試験中に会話した場合
  • 試験問題を含む試験に関して知りえた情報の複製、第三者への開示、漏えい
  • 試験終了ボタンを押す前に画面を閉じた場合
  • 試験委員の指示に従わない場合
  • 試験中に援助を受けた場合や与えた場合
  • 他の人の代わりに受験した場合
  • その他、不正行為を行ったことが判明した場合や不正行為が疑われる行為が判明した場合

ビジネス実務法務検定試験®(IBT方式)を受験する方は、ネット試験ならではの注意点に気をつけて、しっかり準備をしていきましょう。

試験の詳細や注意事項、お申込手続方法などは、必ず下記の東京商工会議所のホームページをご確認ください。

【参考】東京商工会議所「ビジネス実務法務検定試験®」

「ビジネス実務法務検定試験®」は、東京商工会議所の登録商標です。

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