ビジネス実務法務検定試験のCBT方式とは?IBT方式との違い

ビジネス実務法務検定にはCBT方式・IBT方式の2種類の試験方式があります。前者は試験会場のパソコンを使って受験する方法、後者は自宅などからインターネット環境を介して受験する方式です。ただし、1級試験は2022年度からCBT方式の統一試験に移行しているので、1級を受験する方は会場で受験する場合の手続きや注意点を理解しておきましょう。

本記事ではCBT方式の特徴や、IBT方式との違いについて解説します。

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ビジネス実務法務検定試験のCBT方式とは?IBT方式との違い


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ビジネス実務法務検定試験のCBT方式とは?

ビジネス実務法務検定試験のCBT方式とは、Computer Based Testingの略で、全国各地にあるテストセンターに設置されたパソコンで受験する試験方式です。

CBT方式の試験を受験する場合、試験会場に設置されたパソコンを用いて、選択式・記述式の試験問題に回答します。

CBT方式は2021年度から2級・3級の試験で導入された後、2022年度からは1級でも導入されました。

今後は、ビジネス実務法務検定試験の標準的な試験方法になると予想されます。

なお、現在1級試験はCBT方式のみですが、2級と3級はCBT方式と自宅などのパソコンから受験できるIBT方式のどちらかを選択できます。


CBT方式とIBT方式の違い

CBT方式とIBT方式は、どちらもパソコンを用いて試験を受ける方法です。

ただし、CBT方式は試験会場に設置されたパソコンで受験するルールになっているため、試験時は会場まで足を運ばなければいけません。

一方で、IBT方式は自宅や会社などのパソコンを用いて受験できるため、インターネット環境が整っていれば、どこでも受験可能です。

なお、試験時間や出題内容はどちらも変わりませんが、CBT方式の場合は受験料に加え、試験会場の利用料(税込2,200円)がかかります。


ビジネス実務法務検定CBT方式・IBT方式の特徴

ビジネス実務法務検定におけるCBT方式、IBT方式の特徴を以下に解説します。

これから受験を検討している方は、ポイントを押さえておきましょう。


47都道府県に試験会場がある

ビジネス実務法務検定のCBT方式では試験会場へ行かなければならないため、会場が自宅近くにあるかどうか心配される方も多いでしょう。

しかし、試験会場は47都道府県にあるため、少なくとも県外まで行く必要はありません。

複数の会場がある県が多いため、自宅や会社などから近い会場を事前に調べておきましょう。


試験日や会場の変更・キャンセルはできる

試験申込み完了後の試験日や会場の変更は、変更前の受験日と変更後の受験日のいずれか早いほうから7日前まで可能です。

変更・キャンセルをしたい場合は、受験サイト(Excert)からマイページにログインし、所定の手続きを行う必要があります。

ただし、決済方法がコンビニ決済の場合は、入金が完了するまで日程の変更ができません。

また、試験の申込みは受験料の入金をもって確定となり、主催者の判断による試験中止の場合を除き、受験料の返金や次回への振替はされません。

したがって、試験のキャンセルはできますが、その場合、受験料の支払いが無駄になってしまうので、よく考えて判断しましょう。


ブックマーク機能・メモ機能が使える

CBT方式・IBT方式ともに、2023年度の第1シーズンの試験からブックマーク機能とメモ機能が利用できるようになりました。

ブックマーク機能とは問題にチェックをつけて、一覧画面などに表示する機能です。

解答に自信がないときなど、後で特定の問題を見直したいときに便利です。

問題文にカーソルを合わせたときに表示されるマークをクリックすれば、ブックマークできます。

メモ機能は試験中に気になった点などを書き残しておける機能です。

自分の考えを整理したいときなどに便利な機能であり、後で見直しをする際にも役立つでしょう。


合否は2級・3級が当日、1級は後日に確認できる

ビジネス実務法務検定2級・3級は試験終了後、マイページの試験結果に即時採点された合否結果が表示されます。

一方で1級の場合は、試験終了後すぐには結果を確認できず、後日成績が公表されるようになっています。

なお、成績はExcertマイページの試験結果からいつでも確認が可能です。


ビジネス実務法務検定試験CBT方式の対策

試験はパソコン上で行われるため、紙とペンではなく、オンライン上で問題を解くことに慣れておく必要があります。

通常の筆記試験と違い、筆記用具を持ち込めない関係上、問題用紙にメモを書けないので、メモを取らずに問題を解く訓練をしておきましょう。

また、前述したブックマークやメモ機能を上手く使いこなせば、効率的に試験を進められます。

特に5つの問題文の中から正解の肢(または誤りの肢)の組み合わせを選ぶタイプの問題は、メモを取らずに行うのは困難です。

ぶっつけ本番で試験を受けると、戸惑ってしまう可能性があるので、オンライン上で問題演習ができる教材を使うなどして慣れておくことが、有効な試験対策になります。


ビジネス実務法務検定試験CBT方式の申込から当日の流れ

ビジネス実務法務検定試験CBT方式の申し込みを行う場合の、当日の流れを理解しておきましょう。

まず試験に申し込むためには、受験サイト(Excert)への登録・受験会場の選択をする必要があります。

その後、クレジットカード決済またはコンビニ決済によって受験料の支払いを行います。

支払いが完了すると、登録したメールアドレスに申込完了メールが送信されるので、よく確認するようにしましょう。


試験当日は試験予定時刻の10分前までに受験会場で受付・本人確認をします。

ほかの筆記試験のように受験票は必要ありませんが、身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)は持参しなければなりません。

試験開始時間になると、パソコンの画面に試験の説明が表示されるので、説明を読んだ後、画面の指示に従って試験を開始しましょう。

試験終了時間になると、画面に試験終了のメッセージが表示されます。

その後、画面の指示に従ってコンピュータを終了します。


ビジネス実務法務検定CBT方式の試験日程

ビジネス実務法務検定試験CBT方式の日程は、下記表のとおりです。

ビジネス実務法務検定 試験日・期間
2級・3級 6月下旬〜7月中旬
10月下旬〜11月中旬
1級 12月上旬


2級・3級の試験は年2回実施されており、試験期間の間で都合の良い日時を選択して受験できます。

一方で、1級の試験は1年に1回のみで、試験日は指定されています。


まとめ

最後にビジネス実務法務検定試験のCBT方式の特徴や、IBT方式との違いについて、ポイントをおさらいしておきましょう。

  • CBT方式では試験会場に設置されたパソコンで試験問題に回答する
  • IBT方式との違いは試験会場である
  • CBT方式ではオンライン上で問題を解く訓練をしておくことが大切
  • 試験申し込みは受験サイト(Excert)から行う
  • 2級・3級はCBT方式・IBT方式から選択できるが、1級はCBT方式のみ

ビジネス実務法務検定試験2級・3級を受験する際は、自身が受験しやすい方式を選びましょう。

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