ビジネス実務法務検定は履歴書に書ける?
ビジネス実務法務検定は、履歴書の資格の欄に書ける資格です。
もちろん等級に関わらず、2級を取得した方も3級を取得した方も履歴書に記載できます。
ビジネス実務法務検定の資格を取得した方は履歴書に書くと、ビジネスマンとしての法的知識を持っていることのアピールになります。
資格を書いたからといって必ずしも就職や転職で有利になるわけではありませんが、積極的に書いた方が良いでしょう。
ビジネス実務法務検定の履歴書への書き方
ビジネス実務法務検定の履歴書に書く際は「令和◯年◯月 ビジネス実務法務検定◯級 合格」と、合格日や取得した級を記載します。
ここで気を付けたいことは、取得した年月日と資格の正式名称を正しく書くことです。
履歴書では「ビジ法」と略して書いたり、あいまいな記憶で書いたりしてはいけません。
また、運転免許も持っている方は資格欄の一番上に運転免許をまとめて書いた後に他の資格を書き、運転免許とその他の資格を交ぜずに書くとスマートです。
すべての資格を書き終わったあとは、最後に「以上」と書きましょう。
ビジネス実務法務検定を履歴書に書くメリット
ビジネス実務法務検定の資格を履歴書に書くと、ビジネスに必要な法的知識を持っていることの証明になります。
特にコンプライアンスを重視している企業では、法的リスクを最小限に抑えたい考えがあるため、ビジネス実務法務検定の資格取得者は重宝されるでしょう。
将来的に法務部門や契約管理部門などのポジションを目指している場合にも、非常に有利です。
また、ビジネス実務法務検定の資格を取得した事実は、自己啓発意欲や向上心のアピールにもつながります。
自己成長意欲が高い人を求めている企業では、履歴書に書くことで信頼性を高められるでしょう。
【合わせて読みたい】ビジネス実務法務検定は仕事や転職で役に立つ?取得するメリットを紹介
ビジネス実務法務検定を履歴書に書く際の注意点
ビジネス実務法務検定の資格を履歴書に書くと、何も書いていないよりはアピールにつながります。
ただし、3級は基本レベルでありそれほど難しくないため、企業によっては「即戦力になるほどの法的知識はない」と判断される恐れもあります。
そのため、法的知識が重要視される企業の面接を受ける際は、2級の受験も前向きに検討していることを履歴書のアピールポイント欄や面接で伝えた方が良いでしょう。
実際に2級を取得した方が実務に役立つので、3級を取得した後は2級を目指してみてはいかがでしょうか。
3級と2級の出題範囲は被っており、3級の試験内容を応用化したものが2級の試験です。
ビジネス実務法務検定3級の知識があれば、2級の勉強もすんなり取り掛かれるでしょう。
ビジネス実務法務検定の試験概要
ビジネス実務法務検定1級・2級・3級の試験概要は、下記のとおりです。
項目 | 詳細 |
試験期間 | 【2級・3級】
第55回:6月21日(金)~7月8日(月) 第56回:10月25日(金)~11月11日(月) 【1級】 第56回: 12月8日(日) |
合格発表日 | 【2級・3級】
試験終了後即時結果発表 【1級】 3月中旬 |
試験形式・試験時間 | 【2級・3級】
・多肢選択式:90分 【1級】 ・前半(共通問題):90分 ・後半(選択問題):90分 |
試験会場 | ・IBT方式:自宅や会社等
・CBT方式:全国各地のテストセンター |
受験料 | ・1級:9,900円(税込)
・2級:7,700円(税込) ・3級:5,500円(税込) ※CBT方式の際は利用料として2,200円が加算される |
受験資格 | 学歴・年齢などの制限なし |
ビジネス実務法務検定に合格すると、級に応じて下記の称号が得られます。
- 1級:ビジネス法務エグゼクティブ
- 2級:ビジネス法務エキスパート
- 3級:ビジネス法務リーダー
ただし、称号は付与されますが、履歴書には「ビジネス実務法務検定」と資格の正式名称で書いた方が採用担当者に伝わりやすいでしょう。
まとめ
ビジネス実務法務検定が履歴書に書けるかどうかを解説しました。
- ビジネス実務法務検定1級・2級・3級は履歴書に書ける
- 履歴書には合格年月日と資格の正式名称を書く
- 履歴書に書くと就職・転職でのアピール材料になる
- 3級を取得した方は2級も取得予定とアピールすると良い
ビジネス実務法務検定は、ビジネスの場において法的知識があることの証明になります。
スタディングではビジネス実務法務検定の出題範囲を、スマートフォンやタブレットなどで効率よく学べる教材・カリキュラムをご用意しています。
ビジネス実務法務検定の資格取得をお考えの方は、まずは無料体験講座をお試しください。