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ビジネス実務法務検定試験®(IBT方式)受験体験レポート

ビジネス実務法務検定IBT試験「受験当日の流れ」

受験当日の流れを、1.受験当日の準備、2.受験操作手順、3.試験画面、4.試験終了手順と試験結果照会の順に紹介します。

また、IBT試験の受験について「よくある質問」をQ&A形式でお答えします。


1.受験当日の準備

受験環境が整っていなかったり、身分証明書の用意がないと試験が開始できないだけではなく、失格となってしまうこともあります。必ず最終確認をしておきましょう。


▼受験環境の準備

①試験を受ける周辺の環境を整える
・机の上や周辺に物が置かれていないか、特に参考書などがそのままになっていないかチェックします。
・マイクに外部からの音が入らないように部屋の窓を閉める場合、室内の温度が上がってしまう恐れがありますので、試験開始前に試験に集中できる温度調節をあらかじめしておきましょう。
②パソコンの環境を確認する
・試験で使用するパソコンの電源を入れ、正常に起動するか、カメラやマイクの設定に問題がないか確認します。パソコンのデスクトップにデータが保存されていても問題はありませんでしたが、不要なブラウザとアプリケーションは閉じておきましょう。
・ネット環境も重要です。例えば、ご自宅のネットワーク対応端末を持ち運び可能なWi-Fiルータで無線接続できるようにしている場合、Wi-Fiルータが充電されているか、電波状況に問題がないかなど、念のため確認しておくと安心です。
③ご家族や社内の方にご協力をお願いしておく
・試験をご自宅で受験される場合にはご家族の方に、会社で受験される場合には社内の方に、ご協力をお願いしておくことも忘れないようにしてください。カメラに他の人が映り込んだ場合やマイクに他の人の声が入った場合は、失格となる可能性がありますので、できる限りの対策はとっておきましょう。

試験開始前に試験画面に記載される受験にあたっての注意事項に、「試験委員により不正行為と疑われる行為が認められた場合、採点・合否が表示されないことがあります。即時採点されない場合は、録画・録音データの検証を行い、後日(概ね1週間程度)に受験者に個別連絡します。」とあり、これを読むと慎重になりました。

▼身分証明書の用意

・身分証明書を手元に用意します。例えば、運転免許証などは試験を受けるところとは別のところに置いている場合もあるでしょう。会場で受験する場合は忘れにくいところですが、自宅や会社ですと油断しがちです。必ず手元に用意しておいてください。


2.受験操作手順

受験されるほとんどの方がはじめて行う操作がありますので、その手順をここで予め確認しておくと当日慌てなくてすみます。

▼アクセス方法と操作手順

①マイページにログインする
・マイページは、受験申込時の自動返信メールに記載のURLをクリック。またはExcertトップページにアクセスし、申込み時に登録したメールアドレス・パスワードを入力してログインします(Googleアカウントを使用して申込みした場合は「Googleで続ける」をクリックしてください)。
・「マイページにログイン」すると、受験予定の試験が表示されますので、受験する検定・級の「受験画面を開く」ボタンをクリック。すると試験画面に移移動します。
②試験開始の20分前になったら「試験開始をリクエスト」ボタンをクリック
「試験開始をリクエスト」ボタンをクリックすると、画面共有を求められますので、「全画面」を選択し、「共有」ボタンをクリックしてください。その後、画面に表示される「マイクとカメラの許可」を選択すると、ビデオ通話が開始されますので、一旦、試験委員が入室するまで待ちます。


▼試験委員による本人確認と受験環境の確認

試験委員が入室したら、指示にしたがって身分証明書の提示と周囲の環境の確認が行われます。

①本人確認
・試験委員の指示に従って、身分証明書をカメラの前にかざします(数秒で終わりました)。
②受験環境の確認
・カメラを使用して受験する部屋全体(360度)と机の上を見せます。ノートパソコンの場合、パソコンを持ち、部屋全体が見えるようにパソコンをゆっくりと1周させます。その後、机の上を見せることができるように、パソコンを傾け確認が取れれば終了です(20秒ほどで一通り終わりました)。
③「試験開始」ボタンが有効になる
・試験委員の確認が終了すると、画面の「試験開始」ボタンが有効になり、クリックして試験を開始できる状態になります。

3.試験画面

パソコンを使った試験になったことで、問題を解く動作は大きく変わりました。当日戸惑わないように、IBT試験特有の解答方法を知っておきましょう。

▼「試験開始」ボタンを押して解答を開始

・試験の注意書きに、「通信環境等によっては、試験問題の表示に時間がかかる場合があります。」とありますが、実際、試験問題が表示されるまで時間がかかりました。

・「試験開始」ボタンをクリックするタイミングは、自分で決めることができました(当初の試験開始時間より、10分ほど早く試験を開始できました)

▼試験画面

・試験問題はマウスやタッチパッドを使用して、解答を選択します。

・解答後「次へ」ボタンをクリックすると次の問題に画面が切り替わります。

・「一覧」ボタンがあり、既に解答済の問題でも「試験を修了する」ボタンをおさなければ、戻って何度でも解答できます。

・制限時間が常に画面上部に表示されているので時計要らずです。

・メモを取ることは禁止されていますので、例えば「事例問題」を解く際にも、関係図を書くことはできません。

・トラブルが起きた場合の対処法につき「技術的な問題が発生した場合は、カメラに向かって挙手し、試験委員が声がけするまで待つ」、「一時的にインターネット接続が切れた場合、接続が回復すると試験画面に自動的に再接続されますが、再接続できない場合は、コンタクトセンターに電話して、サポートを受けてください。」と案内がありました。


4.試験終了手順と試験結果照会

①試験終了手順

・「試験開始」ボタンが押された時刻から制限時間に達した時点で試験終了となり、試験終了画面が表示されます。

・試験終了時刻よりも前に受験者が任意のタイミングで「試験終了」ボタンを押して試験を終了することもできます。

②試験結果照会

・試験終了後、試験終了画面に移動します。試験結果を見るには青字の「試験結果ページ」をクリックすると、試験結果詳細画面が表示されます。

・マイページからは成績レポートの表示、ダウンロードが可能です。


ビジネス実務法務検定IBT試験の受験Q&A

IBT試験の受験に関する質問をQ&A形式でお答えします。

試験中にトイレに行くことはできますか?
試験中にトイレに行くことはできません。退室した時点で試験終了となります。前日から水分の量を調整するなど、安心して試験に臨めるようにしておきましょう。

町内放送やペットの鳴き声なども聞こえたら失格ですか?
外部からの不可抗力の音声の場合は失格とはなりません。周囲の音が入っただけで、即失格とはならないようです。ただ、その音に反応して振り向いたりするとカンニングを疑われる可能性がありますので、注意してください。

試験中にメモを取ることはできますが?
これまでの試験では、問題用紙の余白にメモを取ることが可能でしたが、IBT試験になりメモを取ることが禁止になっています。

当日はどんな服装で受験すればいいの?
服装は特に決められていません。試験を受けやすい服装で試験に臨みましょう。

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