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ビジネス実務法務検定試験®のIBT(インターネット経由での試験)概要

IBT受験のイメージ

ビジネス実務法務のIBT受験案内

ビジネス実務法務検定試験®3級・2級は、2021年の試験から、従来のPBT(Paper Based Test・紙試験)からIBT(Internet Based Test・インターネット経由で行う試験)方式で実施されています。

この記事では、新しい試験方式となる「IBT」試験に関する情報をまとめています。

試験の受験準備にぜひ、お役立てください。

IBT方式で実際に自宅で受験された方の体験レポートはこちら。


◆従来の試験との違いは?

従来のPBT(Paper Based Test・紙試験)とこれから実施される試験方式であるIBT(Internet Based Test・インターネット経由で行う試験)の違いにはどのようなものがあるでしょうか。

それぞれ、メリットとデメリットに分けてみた場合、次のようになります。

PBT(Paper Based Test・紙試験) IBT(Internet Based Test・インターネット経由の試験)
メリット ・問題用紙にメモを書き込めるため、問題が解きやすい。
・問題用紙に書き込みができるため、解答の見直しがしやすい。
・パソコンに慣れてない人でも安心して受験することができる。
・受験日時を自分で選ぶことができる。
・自宅や会社で受験できるので、時間を効率的に使うことができる。
・試験結果が即日わかるので次へのステップにすぐ取り組むことができる。
デメリット ・試験が中止となる可能性がある(2020年6月試験は中止)
・試験会場に制限がある場合、受験ができなくなることがある。
・結果がわかるまで1ヵ月程度かかる。
・問題用紙にメモを書き込めない。
・パソコン画面、マウスやキーボードの操作に慣れておく必要がある。
・自宅や職場で試験ができる環境を整える必要がある。



◆試験日はいつ?

2023年度の試験日は、一定の期間の間で自分で選ぶことができます。試験日を自分で選んで予約する試験になったことで、受験しやすくなりました。

また、試験日だけではなく、試験時間帯も選択できるようになりました。

■申込期間・試験期間

申込期間 試験期間
第55回 5月17日(金)
~5月28日(火)
6月21日(金)
~7月8日(月)
第56回 9月20日(火)
~10月1日(火)
10月25日(金)
~11月11日(月)

※従来の試験は、年2回で6月下旬~7月上旬に1回、12月上旬に1回、実施されておりました。

■試験形式・時間

多肢選択式・90分

※別に試験開始前に本人確認、受験環境の確認等あり


◆試験の申込方法は?

試験の申込方法は、従来は郵送による方法もありましたが、IBT試験になりインターネット受付のみとなりました。

申込には、東京商工会議所のオンライン試験プラットフォーム(Excert)への登録が必要となります。

受験サイト(Excert)へアクセスし登録、受験日時を選択し、受験料のお支払いをします。

■受験料

3級

5,500円(税込)

2級 7,700円(税込)

※従来は、3級4,400円(税込)、2級6,600円(税込)でした。


◆準備するもの、持ち物は?

自宅で受験する場合、パソコン環境など、事前に何を準備しなければならないのでしょうか。当日の持ち物も含め、確認してください。

■使用機器

受験者にて準備が必要です。

インターネットに接続されたコンピュータ(PC)
<推奨OS>Windows10 最新版、MacOS 最新版
<推奨ブラウザ>GoogleChrome 最新版
<推奨ネットワーク環境>上り下りともに2Mbps 以上の速度
※タブレットやスマートフォンでの受験はできません。

■音声

●ヘッドセットの一部ではないコンピュータの内部カメラまたはweb カメラ

※タブレットやスマートフォンをカメラとして使用することはできません。

●ヘッドセットの一部ではないコンピュータの内部または外部のマイク

※ヘッドセットやイヤホンは使用不可。

●コンピュータの内部または外部のスピーカー

■受験環境

以下の全ての条件を満たす受験環境を準備してください

●待機開始から試験終了までの間、カメラに他の人が映り込まない、かつ、マイクに他の人の声が入らないように間隔や空間を確保すること
※カメラに他の人が映り込んだ場合やマイクに他の人の声が入った場合は、失格となります。

●使用機器は机の上などに設置すること
●受験者の周辺(机の上を含む)には、所定の持ち物や受験上の配慮申請で使用が許可された物以外の物が置かれていないこと
※家財などの撤去は不要
●カメラで受験者の動作や身分証明書、受験環境などが確認できるように適切な照明を点灯すること
●カメラで試験中の映像(受験者の上半身、身分証明書、背景映像など)を録画し、マイクで音声を録音することから、他者のプライバシーを侵害する可能性がある物などが録画、録音されないようにすること
※公園、インターネットカフェ、レストランなどの公共スペースでは受験できません。

■受験時の持ち物

●身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど、第三者機関発行で原則として氏名、生年月日、顔写真が揃って確認できるもの)
※電子媒体やコピーは不可。
●スマートホン・携帯電話(緊急連絡先)

◆今後の勉強方法は?

試験問題を見る限り、内容的には、IBT試験の前と変わりはありませんでした。

したがって、出題範囲に変更がないと考えられるため、学習するポイントは、これまでと同様と言っていいのではないでしょうか。

ただ、これまでの問題用紙やマークシートでの試験しか経験がない方は、パソコン操作に慣れておいた方がいいかもしれません。

パソコンの画面で問題が解けるオンライン講座などを利用して、練習をしておくことをおすすめします。スタディングでは、PC・スマホの画面上で過去問や問題練習ができる機能を豊富にご用意いたしております。
さらに、講義やノート作成もすべてオンラインで完結するように作られているので、場所を問わず学習し、オンライン試験にスムーズに繋げることが出来ます。

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試験の詳細や注意事項、お申込手続方法などは、必ず下記の東京商工会議所のホームページをご覧ください。

ビジネス実務法務検定試験®(東京商工会議所)

https://www.kentei.org/houmu/

「ビジネス実務法務検定試験®」は、東京商工会議所の登録商標です。