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ビジネス実務法務検定試験®でなかなか合格点に達することができません。得点力をアップさせる方法はないでしょうか。 |
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ビジネス実務法務検定試験®においても他の資格試験と同様、最低限覚えておくべき知識を身につけておくことが必要です。覚えるべきことを覚えることなく合格することは困難です。ただし、実際の試験においては、合格者といえども、全ての肢について正誤をただしく判断できていたわけではありません。中には一定の知識を前提に正解を導き出すことができる問題もあります。また、IBT試験(インタネット経由での試験)に慣れておく必要があるでしょう。 |
組み合わせ問題とは、ア~オで問題文が与えられており、その中で正解の肢(または誤りの肢)の組み合わせを選ぶ問題です。
1.アウ 2.アエ 3.イウ 4.イエ 5.ウエ
「組合せ問題」の選択肢の選び方について、2級で出題されている5肢択一式の問題を例に確認しておきたいと思います。
5肢択一式の「組合せ問題」の場合、5肢全てについて正誤がわかれば、当然、正解することができます。ただ、実際の試験では、知らない知識やあいまいな知識が出題されてしまったということもあると思います。
例えば、正しいものを選ぶ選択肢が以下のような「組合せ」である場合で、「ウ」が正しいことはわかっているとします。
1.アウ
2.アエ
3.イウ
4.イエ
5.ウエ
さらに、「ア」も正しいとわかれば1が正解になり、「ア」ではなく「イ」が正しいと分かれば3が正解になります。「ア」が誤りと分かっている場合も3が正解になります。
このように、
・「組合せ問題」の場合、選択肢の全ての正誤がわからなくとも正解できる場合があり
・明らかに正しい肢又は誤っている肢を複数見つけることで、容易に正解できることが分かると、
一見難しいと思われる問題でも、あわてずに正解を導き出せるようになります。
また、組合せ問題の中には、以下のような形式の問題もあります。
ア~オの記述のうち、その内容が適切なものを〇、適切でないものを✖とした場合の組み合わせを1~5の中から1つだけ選びなさい。
1.ア-〇 イ-〇 ウ-〇 エ-〇 オ-✖
2.ア-〇 イ-〇 ウ-✖ エ-〇 オ-〇
3.ア-〇 イ-✖ ウ-〇 エ-〇 オ-〇
4.ア-✖ イ-〇 ウ-〇 エ-✖ オ-✖
5.ア-✖ イ-✖ ウ-✖ エ-✖ オ-✖
この形式の問題も、ア~オの全ての肢について正誤が判断できなくても正解を出すことが可能です。
正誤が明確にわかるものから判断して、不適切な選択肢から消していくという方法もあります。
例えば、エが〇とわかれば、4と5は消す。ウが✖とわかれば2が正解となります。
従来の紙媒体(マークシート形式)の試験では、問題の余白にメモをすることができましたが、2021年から実施されている「IBT試験」では、メモを取ることが禁止されています。
これにより、例えば、上記の組み合わせ問題の場合、各選択肢に1番目は×、2番目は▲、3番目は○・・というように印をつけることができなくなったのです。
したがって、組み合わせ問題では各選択肢の○×を「記憶」したりするなど、メモを取らないで問題を解く訓練が必要になったと言えます。
では、どう訓練したらいいのでしょうか。
これは「慣れる」しかありません。
慣れるためにおすすめしたい訓練法は、オンライン上で問題演習ができる教材を使うことです。
これまでメモを取りながら問題を解かれていた方は、慣れるまで問題文を数回読みかえさなければならない可能性もあり、はじめは時間がかかるかもしれませんが、繰り返し解きながら慣れて行きましょう。
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