部下のメンタル不調を見抜くには?3つのサインを紹介

部下のメンタル不調を見抜くには?3つのサインを紹介

職場の人間関係の悩みは、いつの時代も、誰にとっても、無くなるものではありません。

特に最近は長時間労働やパワハラ、セクハラなどを原因とした自殺や過労死、うつ等の精神疾患が起こっていることがよくニュースになっています。社会でも問題視されるこれらの事象は、どの職場で起こってもおかしくないものですから、けして他人事ではありません。

パワハラやセクハラの被害者としてニュースで取り扱われることが多いのは、主に若い労働者です。新卒社員の3年以内の離職率の高さ等もよく話題になります。

しかし、管理職や他の社員の上司である立場にある人も、また違った「つらさ」を抱えていると思われます。

「大きなプロジェクトを任されてプレッシャーを感じる」「(自分の)上司と部下の折り合いが悪く、板挟みに合っている」「部下が辞めてしまった。自分の注意がきつかったせいだろうか」「部下に指導をしたいが、精神的に不安定な様子でどんな声掛けをしたらいいのかわからない」等々、悩みを挙げれば尽きないと思います。

管理職の方は、自身のメンタルヘルスをセルフケアすると同時に、職場のメンタルヘルス対策も推進していく必要があるのです。

とはいえ、「部下に気遣いをしなければ」とわかってはいても、どんな接し方や声掛けが適切なのか、迷いながら手探り状態である、という方が多いのではないかと思います。下記で「部下のメンタル不調」を示すサインを記しますので、参考にしてみてください。


管理職が知っておくべき「部下のメンタル不調」を示すサイン

ラインケアは、今後の組織運用に欠かせないメンタルヘルス対策であり、重要な施策です。一方、部下が突然休職・離職したり、極端に生産性が低下したりするケースは、そう多くありません。

大抵の場合、メンタル不調の部下には“3つのサイン(兆候)”が見られます。そのサインを察知し、早急にケアするのが管理職の務めです。具体的にどのようなサインがあるのか、詳しくお話します。

1.出退勤に見られるサイン

メンタル不調の部下は、出退勤に変化が生じます。具体的には、早退や遅刻、有休取得が突然増えたり、無断欠勤が見られたりします。さらに勤務中の無断退席、休憩回数の増加などにも注意が必要です。その頻度が極端に増えた場合、心身いずれかの不調を抱えている可能性があります。

2.生産性(パフォーマンス)から見えるサイン

人間誰しも、身体が疲れているときは、本来のパフォーマンスを発揮できないものです。それはメンタルヘルスも同様。仕事に集中できなかったり、操作ミス・判断ミスが増えたりします。結果、仕事の生産性が極端に低下するのです。

3.外見や行動の変化から見えるサイン

メンタル不調の際には、外見や行動・言動に変化が見られます。たとえば、普段身だしなみに気を遣っている部下が、ボサボサ頭にヨレヨレのスーツ、不快な匂いを漂わせていたら「異常」と感じるのが常です。深刻なメンタル不調により、身だしなみに気が回らないほど苦しんでいる可能性があります。

「出退勤に見られるサイン」にも共通しますが、メンタル不調の部下は行動・言動が変化します。たとえば、部下が挨拶やマナーを失念したり、乱暴な言動・態度を取ったりする場合、注意が必要です。何らかの原因で深刻なメンタル不調を起こし、自暴自棄になっている恐れがあります。こうした精神状態に追い込まれると、自殺を考えるようになるといいます。早急に産業医などを紹介し、部下の心身を休ませるべきです。


メンタルヘルス対策を学ぶために、管理職のあなたができるコト

職場のメンタルヘルス対策が重要視される中、この取り組みを熟知している管理職は、そう多くありません。部下が心身ともに健康的に働き、活気溢れる職場づくりを実現するためにも、管理職の方々には「メンタルヘルス・マネジメント®検定試験」の受講をおすすめします。

ここでは、メンタルヘルス・マネジメント®検定試験の特徴や受講するメリット、コースの種類や合格基準についてお話します。

メンタルヘルス・マネジメント®検定試験とは?

メンタルヘルス・マネジメント®検定試験とは、職場におけるメンタルヘルス対策の基礎知識や対処法を学ぶ検定試験です。同試験には「I種(マスターコース)」「II種(ラインケアコース)」「III種(セルフケアコース)」といった3つのコースがあり、それぞれ学べる内容や対象が異なります。

I種…メンタルヘルスケア計画などを学びたい経営幹部向け

Ⅱ種…安全配慮義務の観点からラインケアを学びたい管理監督者(管理職)向け

Ⅲ種…セルフケアの基礎知識を学びたい一般社員向け

本試験は、職場のメンタルヘルス対策における「一次予防」に重きを置いています。管理職の場合、II種以上のコースで部下のメンタル不調の未然防止、健康増進を学ぶのがおすすめです。なお、メンタル不調の早期発見・対処にフォーカスした「二次予防」、医療機関による治療や職場復帰、再発防止策を図る「三次予防」も対応領域に含まれます。

メンタルヘルス・マネジメント®検定試験「II種」の出題内容と合格率

管理職が主に受講するのは、メンタルヘルス・マネジメント®検定試験の「II種」となります。その出題内容は、以下の通りです。

  • メンタルヘルス対策の意義
  • メンタルヘルスおよびストレスに対する基礎知識
  • 職場環境の評価方法および改善方法
  • 労働者(部下)への配慮
  • 部下からの相談への対応(傾聴方法および適切な助言方法)
  • 事業場外資源との連携
  • 復職者への支援方法/復職しやすい職場環境の構築

基本的には、ラインケアの基礎を包括した内容です。配点は100点満点で、合格基準は70点以上となります。試験は原則、毎年3月と11月の年2回実施されます。

同試験を主催する「大阪商工会議所」および「施行商工会議所」によると、第29回(2020年11月11日実施)の合格率は、「III種」が86.4%、「II種」は56.5%、「I種」は21.3%でした。「II種」においては、受講者の2人に1人が合格している計算です。

メンタルヘルス・マネジメント®検定試験を受講するメリット

管理職の場合、部下のメンタルヘルス対策を深く理解できるメリットがあります。2000年以降、一般企業における従業員のメンタルヘルス対策が推進されるようになりました。一方で先述した通り、メンタルヘルス対策そのものを適切に理解している管理職は、少ない現状にあります。

メンタルヘルス・マネジメント®検定試験は、「知っているようで意外と知らないメンタルヘルス」に触れる、良いきっかけとなるでしょう。そして近年は、管理職にメンタルヘルス・マネジメントスキルを求める企業が増えています。キャリアアップを目指す上でも、メンタルヘルス対策の知識は有効に働きます。


メンタルヘルスについて企業全体で研修することもおすすめ

職場でメンタルヘルス対策を進めていくうえで、特定の人物しかメンタルヘルスを理解していない状況は望ましくありません。社員ひとりひとりがストレスやメンタルヘルスケアの知識を持っていれば、一次予防もしやすくなります。また、メンタル不調に陥るようなことがあっても、周囲の理解を得られながらケアにあたることができます。

メンタルヘルス・マネジメント®検定試験には、団体特別試験という制度があります。企業等がメンタルヘルスケアに関する研修の一環として、試験を団体で申込むことができる制度です。

メンタルヘルス・マネジメント®検定試験の団体特別試験は、原則10人以上の受験者がいれば申し込むことができます。Ⅱ種(ラインケアコース)とⅢ種(セルフケアコース)で実施されています。Ⅰ種(マスターコース)の実施はありません。

試験の日時、場所は任意に設定することができ、受験料も個人で受験するより抑えられます。

企業全体の取り組みとしてメンタルヘルス・マネジメント®検定試験の研修を行い、その最終過程として資格も取得できれば、社員のモチベーションアップにもつながります。社内のメンタルヘルス対策の一環として取り入れてみるのも一つの手段です。

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