メンタルヘルス・マネジメント®検定試験は大阪商工会議所が主催、日本商工会議所が後援している公的な認定試験です。取得すれば、もちろん履歴書に自己アピールとして記入ができます。
履歴書の免許・資格欄では、資格の正式名称を記載するのがルールです。以下のように記載しましょう。
「メンタルヘルス・マネジメント検定試験Ⅲ種 合格」
「メンタルヘルス・マネジメント検定試験Ⅱ種 合格」
「メンタルヘルス・マネジメント検定試験Ⅰ種 合格」
履歴書の免許・資格の日付欄には、合格発表があった年月を記載します。
資格を持っていることの証明は、主催者から発行される合格証によってなされます。合格証には合格した年月が記載されていますので、その年月を書きましょう。試験の受験日ではありませんので要注意です。
履歴書の免許・資格欄では、「~ 合格」と記入する場合のほかに、「~ 取得」と記入するパターンがあります。
一般的に、合格証が発行される試験を履歴書に書く際や、合格後に手続きを行い登録が必要だがまだ登録はしていない際は「~ 合格」と書きます。申請や手続きが完了し、免許が発行され所持しているような場合には「~ 取得」と記載します。
メンタルヘルス・マネジメント検定試験→メンタルヘルス・マネジメント検定試験○種 合格
英検→実用英語技能検定○級 合格
簿記→日商簿記検定○級 合格
FP→○級ファイナンシャル・プランニング技能士試験 合格
行政書士合格後、登録前の場合→行政書士試験 合格
運転免許→普通自動車第一種運転免許 取得
行政書士合格後、登録前の場合→行政書士資格 取得
TOEIC→TOEIC Listening&Reading Test ○○点 取得
※TOEICはやや例外的ですが、「~ 取得」と記載します。
メンタルヘルス・マネジメント®検定試験は、独占業務のない認定資格です。この資格を持っていないとできない仕事があるわけではありません。
ただ、メンタルヘルス・マネジメント®検定試験を取得するうえで得られる知識は、労務や人事に務めるような方にとってとても身近な内容になります。
例えばⅡ種の試験範囲に、「社内外資源との連携」という項目があります。
この項目で問われるのは、たとえば産業医に関する規定や、保健師の役割、医師による面接指導など、労働安全衛生法で定められているようなことです。こういった知識は管理部や人事部で働いていくうえで必須のものですから、メンタルヘルス・マネジメント®検定試験の学習で得られたことを役立てることができます。
逆に、カウンセラーや心理の専門的な医療機関に就職を希望するような場合は、メンタルヘルス・マネジメント®検定試験は向きません。そういった希望がある場合は、公認心理士や臨床心理士などの専門的な知識・技術の問われる資格を取得することが望ましいです。
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