ビジネス実務法務検定試験®2級の難易度・合格率・受験者データ・勉強方法について

さまざまな業種の管理職をメイン対象とするビジネス実務法務検定2級。毎年2回実施されますが、2級の合格率は3級と比べ厳しいのが実情です。今回は、ビジネス実務法務検定試験®2級の難易度と合格率をお伝えするとともに、受験者データ並びに押さえておきたい勉強ポイントをご紹介します。

ビジネス実務法務検定試験®の受験を考えています。3級を飛び越えて2級から受験できるようなのですが、2級はどの程度の難易度なのでしょうか?
2級の合格率は約40%といわれていますが、実施される回により10%台や20%台の場合もあります。
ここでは、ビジネス実務法務検定試験®の難易度と勉強もポイントを探っていきたいと思います。


ビジネス実務法務検定試験®2級の合格率と難易度

2019年度ビジネス実務法務検定試験®2級は、6月30日(第45回)と12月8日(第45回)の2回に分けて実施されました。

2019年度試験の合格率は「54.3%(6月)→30.6%(12月)」

第45回(6月試験)ビジネス実務法務検定2級試験では、5,469名が受験し、そのうち2,970名が合格しました。合格率は54.3%です。12月に実施された第46回試験では7,083名の受験者のうち、合格者は2,170名。合格率は30.6%という結果でした。

ビジネス実務法務検定試験®2級は、これまで合格率約40%台を推移してきました。ところが、20157月実施の試験では20.9%という低い合格率が出て以来、合格率は上がったり下がったりを繰り返しており、必ずしも一定ではありません。2017年の第41回試験では16.7%まで低下。12月の試験では盛り返したものの、この高い数字が安定するとは限りません。問題内容によっては、合格率が一気に落ちこむ可能性を秘めています。

2級のレベルは?

上級資格の2級だけに、法律に対するより深い理解度と、実務に支障のない応用スキルが求められます。損害賠償や債権管理、企業活動を正しく行ううえで重要な関連法規にまつわる知識など、幅広い法律実務の知識を学ぶことが、2級合格の必要条件と言えるでしょう。

ちなみに3級試験の合格率は、平均60%70%です。2級試験の合格率となるとこれの半分くらいに落ちこみます。基礎レベルと応用・実務レベルでの違いはもちろん、試験問題の難解度も、2級と3級ではまったく異なります。3級と同じ学習態度や時間で臨むとしっぺ返しを食らう可能性が非常に高いため、2級試験ではまた新たな学習方法・学習スケジュールで臨んでください。


受験者データから見る2級試験の難易度

ビジネス実務法務検定2級試験では、どんな職業の方が受験者に多いのでしょうか?主な業種をピックアップしてみます(2017年度)。

  • 金融・保険業:16.0%
  • 製造業:13.7%
  • 建設業:13.5%
  • サービス業:12.8%
  • 運輸・通信業:8.8%
  • 卸売業:5.7%
  • 大学生:4.9%

特に特定の業種に隔たることなく、幅広い業種に受験者が散らばっていることが分かるでしょう。

同試験を主催する商工会議所のホームページによると、2級試験の受験対象は社会人全般および学生としながらも、特に管理職の方におすすめ、としています。現在管理職に就いている方や、管理職候補の方が実務をまっとうするうえでふさわしい資格だけに、高度な法律スキルが求められるでしょう。


ビジネス実務法務検定試験®2級の勉強方法は?

独学や通信講座、スクールなど、勉強方法はさまざまです。いずれにしてもビジネス実務法務検定試験®2級に合格するには効率的で質の高い学習が望まれます。

70点を目指す勉強

ビジネス実務法務検定試験®2級の合格基準は決まっており、100点満点中70点を取れば合格です。そのため、無理をして100点満点を目指す必要はありません。傾向と対策をしっかりと立て、出題頻度の高い問題は特に重視して繰り返し演習問題に取り組めば、大切なポイントを押さえつつ、理解度も深まっていくでしょう。

また、働きながら受験勉強に励む方が多いと思いますので、時間をうまく捻出して効率良く学習してください。インターネットなどを利用できる通信講座だと、スマホを見ながら通勤途中でも復習や用語の暗記に取り組めます。

2級試験で重要なのは、民法と商法・会社法

2級試験において、もっとも重視すべきは民法と商法・会社法です。100点のうち、およそ35点~50点が民法、商法・会社法の分野に関わる問題です。インプットにしろ、アウトプットにしろ、民法、商法・会社法は特に力を入れて学習に取り組んでください。


【2級の出題構成の目安(100点満点中)】
第1位:商法・会社法(約15~20点)
第2位:民法(約20~30点)
第3位:知的財産法(約15点)
第4位:倒産処理法、独占禁止法・民事訴訟法その他

このように2級は、商法・会社法と民法で約3~4割を占めます。
難易度についても2級では、3級と比べ同じ分野でも、より高度な知識と解答力が求められます。また、試験の範囲も幅広い範囲からコンスタントに出題される傾向にあります。

とはいえ、100点満点でなくとも70点以上をとれば合格なので、出題比率の高い会社法と民法を中心に学習して、他の科目はあまり踏み込みすぎないようにして効率的に合格点を確保していきましょう。

必要な学習時間は?

2級試験合格に必要な勉強時間は、最低でも60時間は確保しておきたいところ。人によっては、100時間以上必要という考えもあり、自身の理解度や予備知識の程度、または試験までの日程などを考慮したうえで、適切な勉強時間を確保しましょう。

なお、ビジネス実務法務検定試験®2級は、1年のうち、6月もしくは7月と12月の2回実施されます。そのため、自分のなかでベストと思えるタイミングを見計らって、スケジュールを調整してください。

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