データベーススペシャリスト試験は、データベース管理者やインフラ系エンジニアの方に向けた資格です。
具体的には、以下の役割や業務に従事している人や目指している人が対象となります。
また実際の試験では、以下の知識やスキルが求められます。
次に試験の実施時期について解説します。
情報処理技術者試験は、試験の種類によって受験方式や実施時期が異なります。
以下の試験は、CBT方式という試験会場のパソコン上で解答をする受験方式で、通年受験が可能です。
上記以外の情報処理技術者試験は、基本的に春期と秋期のどちらかに実施されます。
春期に実施される試験は以下の通りです。
秋期に実施される試験は以下の通りです。
データベーススペシャリスト試験は、毎年秋期(10月)に実施されています。
年に一度しか実施されないため、実施時期を間違えないように注意しましょう。
データベーススペシャリスト試験における直近の実施実績は、以下の通りです。
▼2023年(令和5年)年度の実施日
実施日は10月8日(日)でした。
▼受験申し込みの日程
受験申し込みの期間は、令和5年7月7日(金)10時から令和5年7月26日(水)17時まででした。
なお、申し込みはインターネットのみです。
郵送での申し込みや郵送での申し込みの対応はありません。
▼合格発表日
合格発表は12月21日(木)の正午予定です。
なお、問題内容と午前の解答例は試験日の10月8日に公開されました。
午後の解答例は12月19日(火)の正午、採点講評は2024年(令和6年)1月12日(金)の正午に公開される予定です。
データベーススペシャリスト試験は、平成31年度までは春期実施でした。
古い参考書や資料、一部のWebサイトには春期実施と記載されている場合があるため、注意しましょう。
前述の通り、令和5年の段階でデータベーススペシャリスト試験の実施時期は秋期となっています。
最新の試験情報は、常にIPAのWebサイトで確認するようにしましょう。
ここまでは、2023年(令和5年)年度に実施された試験について解説しました。
ここからは、2024年度(令和6年度)の試験日について解説します。
2024年(令和6年)年度秋期の試験日は、10月13日(日)に実施されることが発表されています。
申し込みの受付期間や試験時間、合格発表などといったスケジュールはまだ公開されていませんが、例年通りの流れかと思われます。
前述の通り7月に申し込み受付が始まり、12月頃に合格発表が実施されるでしょう。
このスケジュールを目安に準備しつつ、正確な情報はIPAからの発表を待ちましょう。
試験の日程や各種試験情報をお知らせしてくれる、IPAメールニュースに登録しておくのもおすすめです。
ここまでは、データベーススペシャリスト試験のスケジュールなどについて解説しました。
ここからは受験料、受験資格、試験時間について解説します。
実際に申し込みをする際の参考にしてください。
データベーススペシャリスト試験の受験手数料は、7,500円(消費税込)です。
受験料の支払いは、受験申込時に行います。
支払い方法には、以下の3つがあります。
データベーススペシャリスト試験は、高度試験にあたる難関試験です。
ただ、ほかの情報処理技術者試験と同様に受験資格は設けられていません。
そのため学歴や資格などを問わず、申し込みさえすれば誰でも受験できます。
データベーススペシャリスト試験の試験時間・出題形式・出題数(解答数)は以下の通りです。
一日がかりで長時間にわたる試験が実施されるため、合格を目指すには集中力を切らさないことが非常に重要です。
▼午前Ⅰ
試験時間:9:30~10:20(50分)
出題形式:多肢選択式(四肢択一)
出題数:30問
解答数:30問
▼午前Ⅱ
試験時間:10:50~11:30(40分)
出題形式:多肢選択式(四肢択一)
出題数:25問
解答数:25問
▼午後Ⅰ
試験時間:12:30~14:00(90分)
出題形式:記述式
出題数:3問
解答数:2問
▼午後Ⅱ
試験時間:14:30~16:30(120分)
出題形式:記述式
出題数:2問
解答数:1問
今回のポイントをおさらいしておきましょう。
データベーススペシャリスト試験の対策には、スキマ時間で効率的に学べて短期合格が目指せる「スタディング データベーススペシャリスト試験講座」がおすすめです。
ご興味のある方は、ぜひ資料をご請求ください。