コンサルタントとして活動することを目指し、イメージを描こうとしているのですが、客先に出向く際に何を持参するのかがよくわかっていません。教えていただけますか? | |
コンサルタントが客先に出向くのに、手ぶらということはありません。何かしら”お土産”を持っていく必要があります。 |
コンサルティングのツールとは
客先に持参する”お土産”はコンサルティングのタイプや内容に応じてさまざまですが、少なくともコンサルティングの「ツール」を持参する必要があるでしょう。
コンサルティングにおける「ツール」とは、具体的には、診断・分析シート、調査報告書、計画策定フォーマット、進捗管理工程表、研修テキスト等々、コンサルティングの場面で使用することが想定される、たいていの場合は紙の書面のことです。
プロとアマの違いは道具(ツール)の違い
コンサルティングに限りませんが、プロとアマの違いは道具(ツール)の違いです。たとえばプロの料理人が使う道具は一般家庭のものとは違いますし、家庭にはない道具を使っていたりもします。
また、クルマが故障すれば整備工場に持ち込むのは、整備士さんの技術力のみならず、自宅にはない修理の設備や工具があるからです。
料理人も自動車整備士さんも、いくら技術があってもツールがなければ腕をふるうことができません。
ですのでコンサルタントが持参するツールは、「さすがプロ!」と顧客をうならせるものであり、コンサルティングの実力を発揮するにも不可欠なのです。
ツールを活用するメリット
また、コンサルティング業務を効率化していく上でも、標準化されたツールがあると、役に立ちます。
ツールは多くの場合、何らかの書面として可視化されていますので、顧客と共通認識を図る上でも有用です。
さらに、標準化されたツールがあると、顧客間の比較をすることも可能になります。
「スタディング コンサルタント養成講座」では、コンサルタントとしての商品づくりの一環として、ツールづくりにも取り組みます。最初はなじみにくいかもしれませんが、講座を通じてしっかり学び、ツールづくりに取り組んでください。