コンサルタントとしてデビューするにあたり、肩書きをどのように名乗るかで迷っています。肩書きの作り方を教えていただけないでしょうか? | |
何をしてくれるコンサルタントなのかわかりやすいように、いくつかの切り口でキーワードを挙げてみましょう。 |
肩書きを名乗る目的
コンサルタントが肩書き(●●コンサルタント等)を名乗る目的は、見込み客に対して専門性をアピールするためですね。
ですので肩書き作りの大原則は、顧客にどのような印象を与えるかを考えた上で、何をしてくれるコンサルタントなのか、わかりやすいことです。
検索エンジンで確認
さらに注意点としては、他のコンサルタントが使っているかどうかも、検索エンジンでチェックしてみましょう。必ずしも、同じ肩書きを名乗れないというわけではありませんが、商標登録されていたりすると、使えません。また、もしコンサルタントを検索で探す見込み客がいるとすれば、どのようなキーワードが使われそうかということも、意識して肩書きに組み入れるとよいです。
キーワードをみつける切り口
今までたくさんのコンサルタントと出会ってきましたが、彼らが使用している肩書きを分類すると、下記のような切り口でキーワードを設定していますので、参考にしてください。
1.経営機能を示す
「マーケティング」「事業開発」等々
2.顧客層を示す
「飲食店専門」「食品メーカー専門」等々
3.提供価値を示す
「売上増大」「コストダウン」等々
4.手法、ノウハウを示す
「トヨタ式」「管理会計」等々
5.ツールを示す
「ビジネスブログ」「Facebook」等々
さらなるバリエーション
上記の切り口でキーワードを出した上で、複数を組み合わせてもよいですね。たとえば「飲食店専門Facebookコンサルタント」といった感じです。
さらに、「●●のための▲▲▲▲コンサルタント」のように、短いキャッチフレーズを付加したり、あえてコンサルタントではなく「●●コーチ」「●●アドバイザー」「●●プランナー」といった肩書きもあり得ます。