「知識・経験・ノウハウ」がどの程度のレベルであれば、コンサルタントになることが可能でしょうか? | |
自身の専門分野において「あるべき姿」を描けるかどうかが基準です。 |
実務のベテランとコンサルタントの違い
実務を通じて得た知識・経験・ノウハウを活用してコンサルタントになる方法を指導するのがスタディング コンサルタント養成講座です。この講座では、実務経験とコンサルタントとしての仕事の間にあるギャップを埋めることが役割です。そのギャップとは何かと言えば、まず第一に挙げられるのが、専門分野における「あるべき姿」を描けるかどうかです。
実務のベテランであれば、特に「あるべき姿」を意識しなくても、日常業務として仕事に取り組めば済むでしょう。ですがコンサルタントとなれば、常に「あるべき姿」を意識した上で、「あるべき姿」の実現へ向けてクライアントを指導していくことが必要です。
コンサルティングの「物差し」を持つ
コンサルタントが描く「あるべき姿」は、コンサルティングをしていく上での「物差し」の役目を果たします。たとえば、コンサルティングの標準的な商品として「診断」がありますが、「あるべき姿」すなわち「物差し」があるからこそ、「診断」が可能になるわけです。標準血圧値を知らなければ、血圧が180だと聞いても、正常なのか異常なのかがわからないのと同じです。
まずは「物差し」を持つことから
以上のように、コンサルタントを目指すレベルの実務経験があるかどうかは、クライアントを指導するにあたっての「物差し」となる「あるべき姿」を描けるかどうかが基本だと考えてください。