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経営コンサルタントと戦略コンサルタントは何が違う?

経営と戦略の違いとは?

経営コンサルタントと戦略コンサルタントの違いですが、ふたつの言葉の違いを辞書でみてみます。

経営 組織や方針などを整えて、継続的に事業などを営むこと。また、企業や店舗を営むこと。
戦略 戦いに勝つための総合的・長期的な準備や方策。また、企業経営などで成功を収めるための大局的な計略。

ふたつの用語の違いから、企業・店舗の経営におけるさまざまな活動に適切なアドバイスを送るのが経営コンサルタント、経営業務の中でも戦略プラン策定に特化した働きでサポートするのが戦略コンサルタント、と考えてよいでしょう。


経営コンサルタント

経営コンサルタントは、事業計画・IT・財務・人事・業務など、経営全般に携わる経営アドバイザーとも呼ぶべき存在。大手のコンサルティングファームなどは、各分野に専門のコンサルタントをそろえ、それぞれの専門家が連携を取りながらプロジェクトを推し進めていく方法が一般的に採用されているようです。

「経営」を行うのは、中小零細・大企業などの組織・団体、個人事務所、飲食店、小売店舗というように、さまざまな経営体が存在します。どんな業態であれ、事業活動を行う以上は事業計画を立てたり、マーケティング分析を行ったり、あるいは資金計画を練ったりなどの経営業務が避けられません。分かりやすくいえば、「経営上の悩みを解決する」業務はすべて経営コンサルタントの仕事といえるのです。彼らのサービス対象となるクライアントも、大企業から地域の地元企業、飲食店など幅広いのが特徴です。

戦略コンサルタント

企業・団体の経営戦略をプランニングするのが、戦略コンサルタントと呼ばれる人たちです。M&Aによる事業拡大や組織の再編、企業統合、海外進出計画など、比較的大きなプロジェクトを取り扱うケースが少なくありません。クライアントも、グローバル展開する大企業や全国規模のメジャー企業といった大きな組織が多いのが特徴です。

国内には、歴史ある老舗や独立系、外資系など、さまざまな戦略系コンサルティングファームがあります。これらの中には業種問わずサービス展開するコンサルティングファームもある一方、特定の業種に特化してコンサルティングを行う企業もあり、それぞれ持ち味や方針に違いがみられます。