
情報処理技術者試験のなかでも、高度なネットワークスキルを証明するネットワークスペシャリスト試験(ネスぺ)。
ネットワークスペシャリスト試験を主催するIPA(情報処理推進機構)は、2026年度(令和8年度)からネットワークスペシャリスト試験含む高度情報技術者試験および、下位試験の応用情報技術者試験でCBT方式を導入することを発表しています。
これに伴い、実施時期が従来の「春期(4月)」から「前期(11月頃)」へと大きく変更されます。受験できるタイミングは、2026年度(令和8年度)からはCBT方式に移行し、一定期間内に自由な日時を予約して受験する形式に大きく変わります。
また、従来の「午前試験」「午後試験」は、それぞれ「科目A試験」「科目B試験」という名称に変更されます。名称は変わりますが、各試験区分で問われる出題範囲や出題形式(多肢選択式・記述式)、出題数、試験時間については、従来からの変更はありません。
2026年度(令和8年度)の試験実施スケジュールとCBT移行について
2026年度より、ネットワークスペシャリスト試験は全国のテストセンターで受験するCBT方式に移行します。これに伴い、試験時期も大きく変わります。
- 試験時期の変更: 従来の「春期(4月)」という固定日はなくなり、2026年度は「前期試験」として11月頃に実施される予定です。
- 受験日の選択: 特定の1日ではなく、一定の期間内に設けられた予約枠から、自分の都合に合わせて試験日を選択できるようになります。
- 試験内容: 試験方式は変わりますが、問われる知識・技能の範囲に変更はありません。 また、記述式・多肢選択式といった出題形式、出題数、試験時間も維持される見込みです。
なお、IPAのメールニュースに登録しておくと、公式からの情報をいち早く逃さずキャッチできるため、おすすめです。
ネットワークスペシャリスト試験、申し込みから結果発表までの流れ
ネットワークスペシャリスト試験は、CBT化により、従来の「一斉試験」から「予約制」に近い形へと変わります。
2026年度前期試験の場合、詳細は今後IPAより発表されますが、数ヶ月前から予約が開始される見込みです。「科目A群」と「科目B群」を同時に予約する形式となります。
受験を強く希望される方は公式ページやニュースレターの情報を見落とさないようにしましょう。
2026年度の合格発表については未定ですが、昨年度までの合格発表は試験から2ヶ月半ほど経過した7月の初旬でした。参考までに令和7年度の合格発表(試験日4月20日)は7月3日の水曜日でした。
合格者の番号は公式ホームページに掲載されます。
後日合格者には証書が送付され、また、官報にも合格者の番号が掲載されますが、最も合否が早く判明するのは公式ホームページでの公表です。
いち早く結果を知りたい方、何らかの申告が必要な方はあらかじめ合格発表のスケジュールも確認しておくとよいでしょう。
※最新の情報は IPA(情報処理推進機構)の公式サイト を必ずご確認ください。
IPAの情報処理技術者試験、過去の合格発表はいつだった?
IPAの情報処理技術者試験、過去の合格発表について、直近の実際に開催された試験を事例に解説します。
20206年度についてはCBT方式の導入により、合格発表までの期間が従来より短縮される可能性がありますが、記述式試験が含まれる高度試験については、引き続き採点期間が必要となります。
今後開催される試験については最新の情報を収集しつつ、大まかなスケジュール予想を把握するための参考までにご確認ください。
- 直近の2025年(令和7年度)春期・合格発表の事例
- 合格証書はいつ届く? 官報にはいつ載るの?
- ネットワークスペシャリスト試験と同時実施される前期実施の試験区分は?
直近の2025年(令和7年度)春期・合格発表の事例
直近の2025年(令和7年度)春期・合格発表の事例を見ていきましょう。
試験の実施日が4月20日の第三日曜日でした。
合格発表はIPAのホームページ上で実施されます。
具体的には合格発表日時から特設のリンクが設置されるほか、受験者のマイページからも確認することが可能です。
合格者番号の掲載には期限があるようなので(2025年度は2026年3月31日まで)早急に結果を確認する必要がない場合であっても、忘れずに確認するようにしましょう。
応用情報技術者試験(AP)、ITストラテジスト試験(ST)、システムアーキテクト試験(SA)、ネットワークスペシャリスト試験(NW)、ITサービスマネージャ試験(SM)、情報処理安全確保支援士試験(SC)については合格発表が7月3日と試験の実施から2ヶ月半ほど経過して実施されました。
合格証書はいつ届く? 官報にはいつ載るの?
合格証書の送付や官報への掲載は合格発表よりも少し遅れて実施されます。
具体的には、令和7年度のネットワークスペシャリスト試験の事例でいうと合格発表が7月3日なのに対して合格証書の発送日が7月18日、官報への掲載日は7月23日です。
合格発表からおよそ2週間程度で証書が発送され、さらにそこから1週間以上経過した時点で官報への掲載が行われるようなスケジュール感で実施されました。
官報に掲載されるのは情報処理技術者試験が国家試験であるためです。
実務上は官報で合格番号の掲載を確認するシーンはあまり想定されません。
一方、合格証書については職場や就職先などに提出を求められるようなケースも想定されます。
特に合格発表から合格証書を受け取るまでの間に期日が設定されている場合などは事前に注意深く確認することが重要です。
ネットワークスペシャリスト試験と同時実施される前期実施の試験区分は?
IPAが開催する試験ではネットワークスペシャリスト試験と同じ日程で複数の試験が実施されます。
前期試験として開催されるのは、以下のような試験。
- 応用情報技術者試験(AP)
- ITストラテジスト試験(ST)
- システムアーキテクト試験(SA)
- ITサービスマネージャ試験(SM)
- 情報処理安全確保支援士試験(SC)
このうち、応用情報技術者試験(AP)と情報処理安全確保支援士試験(SC)のみが後期にも試験が実施され、年2回の受験が可能です。
参考までに、後期には以下の試験が実施されます。
応用情報技術者試験(AP)
- プロジェクトマネージャ試験(PM)
- データベーススペシャリスト試験(DB)
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)
- システム監査技術者試験(AU)
- 情報処理安全確保支援士試験(SC)
複数の資格取得を目指す場合、優先順位や年間複数回の実施有無などを比較しながら、どの試験をいつ受けるか、計画を立てましょう。
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ネットワークスペシャリスト試験(ネスぺ)の合格発表を中心とした試験のスケジュールについて解説しました。
- 試験は1回(前期)2026年11月頃に開催される可能性が高い
- 昨年度までは1月~2月に申し込み開始、試験が4月に実施され、合格発表は7月の初旬
- 合格発表は公式HP(特設ページ、専用ページ)で掲載され、その後合格証書の送付、官報への掲載が実施される
ネットワークスペシャリスト試験は年に一度しか行なわれない試験であり、試験合格のチャンスも年に一度です。
申し込み漏れなどは絶対にないよう注意深く最新のスケジュールを確認しつつ、直近の試験で合格できるように戦略を立てましょう。
何らかの理由で合格証書が必要な場合、入手できる時期についても確認するのがおすすめです。
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