
ITの国家試験「情報処理技術者試験」の高度試験区分にあたるネットワークスペシャリスト試験を主催するIPA(情報処理推進機構)は、令和8年度(2026年度)からネットワークスペシャリスト試験含む高度情報技術者試験および、下位試験の応用情報技術者試験でCBT方式を導入することを発表しています。
ネットワークスペシャリスト試験(ネスぺ、NW)は、これまで毎年4月(春期)の年1回のみ実施されてきました。しかし令和8年度からは、一定の期間内で複数日に分けて試験を実施する予定です。
CBT方式の導入により、受験者は試験期間中に空席のある会場・日程から、自分の都合に合わせて受験日を選べるようになります。
この記事ではネスぺ試験の申し込み期間と申し込み方法などについて解説します。
ネットワークスペシャリスト試験(ネスぺ、NW)とは?
まずはネスペの試験概要や試験時間、出題形式などについて解説します。
ネスペがどのような試験なのか知りたい方、受験を検討している方はぜひ参考にしてください。
高度なネットワーク技術を持つエンジニアのスキル・知識を認定する国家試験
ネットワークスペシャリスト試験は、ネットワークシステムの業務に就く高度なエンジニアに求められる知識・スキルを認定する国家試験です。
IPAが定めるCCSF(共通キャリア・スキルフレームワーク)ではレベル4に相当する高度試験で、その難易度は情報処理技術者試験でも特に難関と言われています。
受験対象者は、ネットワークに関する固有技術を活用できるネットワーク管理者やネットワークエンジニアです。
試験では、次のような知識や実践能力が求められます。
- ネットワーク技術やネットワークサービスの動向を広く見通して、目的に応じた技術やサービスを選択できる。
- 企業や組織、業務システムの要求(情報セキュリティを含む)を的確に理解して、ネットワークシステムの要求仕様を作成できる。
- 要求仕様に関連するモデリングなどの設計技法、プロトコル技術、信頼性設計、セキュリティ技術、ネットワークサービス、コストなどを評価して、最適な論理設計・物理設計ができる。
- ネットワーク関連企業を活用して、ネットワークシステムの設計・構築・運用・保守ができる。
出題数・出題形式と試験時間
情報処理技術者試験は、試験の種類によって実施時期や試験の形式が異なります。
ネットワークスペシャリスト試験は2026年度、実施時期が従来の「春期(4月)」から「前期(11月頃)」へと大きく変更されます。
また、従来の「午前試験」「午後試験」は、それぞれ「科目A試験」「科目B試験」という名称に変更されます。名称は変わりますが、各試験区分で問われる出題範囲や出題形式(多肢選択式・記述式)、出題数、試験時間については、従来からの変更はありません。
試験時間・出題形式・出題数(解答数)は、以下の通りです。
科目A-1
- 試験時間 50分
- 出題形式 多肢選択式(四肢択一)
- 出題数 30問
- 解答数 30問
科目A-2
- 試験時間 40分
- 出題形式 多肢選択式(四肢択一)
- 出題数 25問
- 解答数 25問
科目B-1
- 試験時間 90分
- 出題形式 記述式
- 出題数:3問
- 解答数:2問
科目B-2
- 試験時間 120分
- 出題形式 記述式
- 出題数:2問
- 解答数:1問
次回のネットワークスペシャリスト試験(ネスぺ)の申し込みはいつ?
試験概要や出題形式については前述の通りです。
ここからは、ネットワークスペシャリスト試験の実施時期や申し込み期間について解説します。
次回の試験での合格を目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
令和8年度(2026年)は前期試験(11月頃)として実施されるネットワークスペシャリスト試験
IPA(情報処理推進機構)は、令和8年度(2026年)から多肢選択式・記述式の両方でCBT方式を導入する方針を示しています。
これまでネットワークスペシャリスト試験は、毎年4月(春期)の年1回のみ実施されてきました。
しかし令和8年度は、11月頃の一定期間内で複数日に分けて試験を実施する予定です。
CBT方式の導入により、受験者は試験期間中に空席のある会場・日程から、自分の都合に合わせて受験日を選べるようになります。
春期試験の申し込み期間は未定
令和8年度の試験申込の詳細な日程は未定です。
申込みの際は、「科目A群(旧・午前)」と「科目B群(旧・午後)」を同時に予約する必要があります。
前期試験での申込みは1回のみです。複数の試験区分や複数回の申込みはできません。
※2026年2月時点のIPA発表に基づく予定情報です。詳細が決まり次第、順次更新いたします。
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ネットワークスペシャリスト試験(ネスぺ)の受験申込方法は?
ここまでは、ネットワークスペシャリスト試験の試験日程と申し込み期間についてご紹介してきました。
ここからは、申し込み方法と受験料について解説します。
申込期間が近づいたら「試験申込概要」を確認しよう
令和8年度(2026年)ネットワークスペシャリスト試験の受験申込詳細は、2026年4月時点でまだ公表されていません。
例年、詳細は申し込み期間が近づいてきた時期に公開となります。
申込受付ページはCBTソリューションズWebサイト
受験申し込みは、CBT/PBT試験の受験者ポータルサイトから行う必要があります。
ネットワークスペシャリスト試験の受験申し込みは、受験者ポータルサイトでPBT試験のタブからIPA(独立行政法人情報処理推進機構)を選択して行います。
なおPBT試験とは、問題用紙と解答用紙を使って問題を解く筆記形式の試験のことを指しています。
このサイトで初めて受験申し込みをする場合は、メールアドレスや個人情報などを登録して利用者ID(マイページアカウント)を作成する必要があります。
ここで作成した利用者IDは、ネットワークスペシャリスト試験以外の高度試験の受験を申し込む際にも使用できます。
利用者IDの登録方法などの詳しい操作方法は、申し込みページにあるマニュアルを参照してください。
【参考】CBTS受験者専用サイト
ネットワークスペシャリスト試験(ネスぺ)の受験手数料(受験料)は未定
情報処理技術者試験の受験手数料は、未定です。(※2025年度まではすべて7,500円(税込))
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今回のポイントをおさらいしておきましょう。
- 令和8年度(2026年)のネスペの実施は前期(2026年11月頃)の予定
- 申し込み期間は未定
- 申し込みはCBTソリューションズのサイトからオンラインで行う
- 受験料は未定(2025年度までは7,500円)
ネットワークスペシャリスト試験を受験できるチャンスは年1回しかないため、申し込みを忘れないようにしましょう。
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