販売士試験で持参するもの
試験当日に持参すべきものがいくつかあります。
絶対に必要なもの
試験当日は次のものを忘れないでください。
■身分証明書
本人確認書類として、顔写真つきの身分証明書が必ず必要になります。忘れてしまうと、最悪受験できない可能性があるので確実に忘れないようにしましょう。身分証明書として認められるのは以下の物になります。
代表的なもの | ・パスポート ・社員証 ・学生証 ・マイナンバーカード ・住民基本台帳カード |
国家資格類 | ・電気工事士免状 ・工事担任者資格者証 ・無線従事者免許証 ・宅地建物取引主任者証 ・小型船舶操縦免許証 ・危険物取扱者免状 ・消防設備士免状 |
政府機関発行証明書類 | ・在留カード ・特別永住者証明書 ・国際運転免許証 ・運転経歴証明書※3 ・障害者手帳 |
その他 | ・taspo(タスポ)カード ・通行証・入館証(企業・学校・公的機関が発行しているもの) ・クレジット・デビットカード |
万が一該当する顔写真付きの身分証明書の用意が難しい場合は例外もあるようです。事前にテストセンター(CBT-Solutions)のホームページを確認するようにしましょう。
販売士の試験には電卓を持参しよう
リテールマーケティング(販売士)検定試験では、そろばん・電卓の持ち込みが許されています。しかし、どんな電卓でもOKというわけではないため、持ち込み不可のタイプについてしっかり把握しておきましょう。
使える電卓・使えない電卓
リテールマーケティング(販売士)検定試験で使える電卓は、計算機能のみのタイプに限定されます。次に記すタイプの電卓は使用できないため、会場に持ち込まないように注意してください。
- 印刷機能の付いた電卓
- メロディー機能のある電卓
- 関数計算ができるタイプや、売価計算・原価計算に対応した、高機能なプログラム機能付き電卓
- 辞書機能付き電卓
プログラム機能に該当しないと認められる電卓は、試験時に使用が許可されています。例えば、日数計算や時間計算、税の計算ができるタイプのものです。ただし、これらの電卓もメロディーの出るものはNGとなっています。
電卓が必要となる問題とは?
販売士の試験では、計算問題が出題される可能性があり、そのときに役立つのが電卓です。計数管理や販売事務の知識を問う問題で、原価や売上高、営業利益を正しく計算して解答を求める出題が過去にありました。かなり複雑で細かい計算が必要となるため、販売士の試験において電卓は必須アイテムと言えるでしょう。
あると便利なもの
当日は、試験会場までのルートを記した地図の持参をおすすめします。原則時間厳守で、開始時刻までに着席が求められるため、会場到着には手抜かりのないようにしましょう。会場の地図をプリントアウトした用紙を持参すれば、道に迷っても慌てずルート確認ができます。
遅刻対策として、交通機関などの時刻表があると便利です。電車やバスなどは天候の影響でダイヤが乱れる恐れもあり、時刻変更にも対応できる準備が求められます。時刻表がない場合は、インターネットなどで鉄道会社ホームページを検索し、時刻表をチェックしておきましょう。
そのほか、参考書やテキスト、復習ノートなどの持参も忘れずに。時間のあるときにノートを開いて要点や重要な問題を見直せば、試験本番で役に立つかもしれません。
当日は忘れ物がないよう前日までに確認を
電卓はじめ、試験当日に必要なものは、前日までにきちんとそろえ、確認しておくようにしましょう。当日の朝に準備を始めても、慌てたり、時間が足りなかったりと必要な準備ができないかもしれません。持参すべきものは必ず前日までに準備を整え、万全の体制で本番を迎えてください。
時間的なゆとりができれば心にも余裕が生まれ、復習の時間にも使えます。当日は少しでもリラックスした気持ちを維持しましょう。