販売士資格をもって販売活動を継続するには、1級・2級・3級いずれも、5年ごとに更新手続きを行わなければなりません。
多様化する消費者ニーズに対応するためには、知識のブラッシュアップを図るとともに、時代に即した販売スキルが求められます。流通業界に携わる人材が育っていくことは、販売士のスキルアップにとどまらず、企業や消費者にとっても大きなメリットがあると言えるでしょう。
なお、販売士資格の更新は、これまで全国各地の商工会議所で申し込み受付を行ってきましたが、2017年度より、日本商工会議所において一元的に管理運営していくことになりました。
販売士資格の更新を希望する場合は、日本商工会議所が主催する「資格更新講習会」または「資格更新通信教育講座」のいずれかを受講・修了する必要があります。その年度までに更新手続きが必要な販売士の方に対しては、日本商工会議所から更新案内の通知が届きます。
販売士資格の更新は、日本商工会議所の「販売士専用サイト」からオンライン上でできるようになっています。本サイトを利用するには、事前の登録が必要ですので、まずは登録手続きを済ませてください。
本サイトでは、次の更新に関する手続きが可能です。
販売士専用サイトの活用によって、セミナーや研修会に関する情報も素早く入手できます。
更新講習の受講を選択した場合、規定の会場に足を運んで講習を受講することになります。1級・2級・3級いずれも、講習は1日をもって終了し、講習時間は3時間です。日程が決まっていますので、更新を希望される場合は講習スケジュールに合わせて日程を組むようにしてください。
次の条件を満たす販売士の方は、講習や通信講座を受講することなく、資格更新ができます。
上記いずれにも該当する方は、資格手数料を指定の講座に振り込み、必要書類を検定支援センターまで送付してください。なお、商工会議所の窓口や販売士専用サイトでの更新は認められませんので注意してください。
「うっかりして更新の申請をするの忘れてしまった」。そんな場合も、慌てる必要はありません。有効期限終了後、1年以内であれば、遅延更新の制度を活用して資格登録を継続させることができます。ただし、更新手数料は、通常2,060円のところが3,090円となりますので、この点にだけは注意してください。
また、遅延更新の場合、更新方法は「資格更新通信教育講座」のみの利用となります。
海外赴任や病気療養中など、やむを得ない事情から更新申請ができないケースもあるでしょう。その場合は、更新手続きが取れなかった状況を証明する書類を用意したうえ、日本商工会議所までご相談ください。更新手数料については、正規料金での更新が可能です。
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