販売士と簿記の組み合わせで就職も有利になる?

一見つながりのないように見える販売士と簿記の資格ですが、実は共通点もあります。原価や収益の仕組みを理解することで、販売業務にとって重要な商品仕入れの計画がスムーズに行えるでしょう。今回は、販売士と簿記の資格取得で活躍できるフィールドを紹介するとともに、両資格の関連性についてもご説明します。



販売士が活躍できるフィールド

販売士資格を取得すると、販売技術や接客スキル、商品管理や店舗運営の知識が身に付きます。資格を取得した方の多くはデパート・百貨店などの小売業や、商品卸売業など、サービス・流通業における幅広い分野で活躍しています。

販売士検定には1級・2級・3級とあり、それぞれ習得できるスキルや知識の範囲が異なります。3級取得者は、商品売り場の販売員、2級取得者は現場のマネージメントや、販売スタッフを指導・育成を担当するマネージャー、1級取得者は店舗の店長や経営者としてのスキルが身に付き、そのレベルに応じたポジションでの活躍が期待されます。

販売士資格は、販売活動に欠かせない専門知識と技術がある、と公認される流通業界唯一の公的資格です。そのため、百貨店などの面接の際、販売士の資格があるかないかでは、面接担当の印象は大きく変わります。流通業界での就職・転職を考えるならぜひ取得を検討しておきたい資格です。


簿記資格で活躍できるフィールド

収支の記録作業や、現金管理、決算書やバランスシートの作成など、経理業務全般に生かされる簿記スキル。簿記の資格取得で就職・転職が期待できる職種は、経理や営業事務などです。業種となると幅広く、どんな業界でもそのスキルは生かされるでしょう。と言うのも、経理業務はあらゆる企業や事務所で発生するからです。

また、簿記スキルを有すれば、会計事務所や税理士事務所などの補助スタッフとして採用される道もあります。簿記2級以上の資格保有者となると、企業の財政状況を把握できるとともに、資金計画や経営プランの策定に高度な実務スキルが生かされるからです。

また、簿記検定で得た知識は、そのまま税理士試験や公認会計士試験の勉強にも応用できます。簿記検定受検の経験は、これらの資格試験に有利に働くと言えるでしょう。

簿記スキルはその知識が生かされる業務がはっきりとしているため、2級以上の有資格者であれば面接で強いアピール材料となります。業種も問わないため、会社を選ぶ際、選択肢が幅広く用意されているところもこの資格の強みです。


関連性が高い販売士と簿記

販売士と同時に簿記の知識があると、販売員としてのスキルアップに役立ちます。

販売員として商品の仕入れ計画を策定する際、商品原価の知識や利益の仕組みを理解しておくことは非常に大切です。商品原価を適切に把握することで、仕入れ値を抑え、損益リスクの軽減につなげられます。

また、簿記検定のひとつである日商簿記検定の主催は日本商工会議所であり、この団体は販売士検定も主催しています。販売士を目指す方は、その先のステップアップとして、簿記検定へのチャレンジも検討してみてはいかがでしょうか。


難易度が高いのは簿記

販売士検定と簿記検定の難易度を比較すると、もっとも難しいのは簿記1級で、その次に簿記2級、販売士1級と続きます。販売士の2級・3級は比較的取得しやすく、難易度は簿記3級と同レベル程度。

簿記検定とのダブルライセンスを狙うなら、比較的合格しやすい販売士を1級までクリアして、その後に簿記検定に照準を合わせて勉強する計画が妥当でしょう。

販売士に加え、簿記スキルも身に付けることで、マネージャーや店長クラスの任に就いたとき、財務や経営に関する知識が生かされるでしょう。キャリアアップとスキルアップを貪欲に狙うのであれば、ダブルライセンスの取得をおすすめします。

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