保育士の服装選びのポイントは?季節や行事、目的、役職別に解説

保育士の服装は、保育士自身の印象を左右する重要な要素です。

動きやすさ、安全性、清潔感を重視しながら、季節や行事、目的に応じた適切な服装を選ぶことが求められます。

この記事では、保育士の服装選びのポイントを、さまざまな場面や状況に応じて詳しく解説します。

新人保育士から経験豊富な方まで、ぜひ参考にしてください。

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保育士の服装選びで重要なポイント

保育士の服装は、子どもたちと一緒に遊んだり、子どもたちのお世話をしたりするのに最適な服を選ぶことが大切です。

服装選びの主要なポイントは次のとおりです。

  • 動きやすい
  • 安全である
  • 清潔感がある

1つずつ解説します。

動きやすい

保育士の仕事は、子どもたちと一緒に遊んだり、抱っこしたりと、常に動き回ることが多いです。

そのため、動きやすい服装が不可欠です。

ストレッチ素材のパンツや、腕を上げやすいトップスなど、体の動きを妨げない服装を選ぶことが大切です。

安全である

子どもの安全を守るためにも、保育士自身の服装の安全性は重要です。

長いスカートや、過度にゆとりのある服は引っかかる危険があります。

また、アクセサリーなども子どもに危害を与える可能性があるため避けた方が良いでしょう。

安全性を第一に考えた服装選びが求められます。

清潔感がある

保育士は子どもたちの模範となる存在です。そのため、服装にも清潔感が求められます。

汚れやシワの目立たない素材を選び、常に清潔な状態を保つことが大切です。

また、派手すぎない色や柄を選ぶことで、落ち着いた印象を与えられます。

保育士の基本的な服装

保育士の基本的な服装は、動きやすさと機能性を重視したものが一般的です。

具体的には、トップス+ズボンを基本に、活動内容に応じた小物類を組み合わせます。

基本はトップス+ズボン

保育士の服装は、基本的にトップスとズボンのコーディネートが好ましいです。

トップスはTシャツやポロシャツなど、動きやすいものを選びます。

ボトムスは、チノパンやジャージなど、伸縮性のある素材が適しています。

このような組み合わせは、屈んだり走ったりする動作が多い保育の現場で重宝されます。

また、多くの園ではエプロンの着用も一般的です。

エプロンは汚れ防止だけでなく、ポケットが付いているものを選ぶと小物の収納にも便利です。

なお、園によっては制服が定められている場合もあります。

その場合は、園の規定に従って服装を整えることが大切です。

小物類も大事

保育士の服装では、小物類も重要な役割を果たします。

髪の毛が顔にかからないようにするためのヘアゴムや、外遊びの際の日よけとなる帽子、腕の日焼け防止になるアームカバーなどもあると便利です。

【季節別】保育士の服装

保育士の服装は季節によって適切に変化させる必要があります。以下に、各季節に適した服装を紹介します。

春に適した保育士の服装

春の保育士服装は、気温の変化に対応できる工夫が必要です。

長袖のカットソーやカーディガンなど、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。

下半身は、動きやすいストレッチパンツやチノパンが適しています。

また、花粉対策として、洗濯しやすい素材を選ぶことも大切です。

春らしい明るい色使いで、子どもたちの気分も上がるでしょう。

夏に適した保育士の服装

夏の保育士服装は、暑さ対策と衛生面に配慮することが重要です。

吸汗速乾性のある素材のポロシャツや半袖Tシャツ、ハーフパンツやクロップドパンツがおすすめです。

屋外活動が多くなるため、日焼け対策としてアームカバーや帽子の着用も忘れずに。

また、汗をかきやすい季節なので、こまめに着替えができるよう予備の服を用意しておくとよいでしょう。

秋に適した保育士の服装

秋の保育士服装は、朝晩の冷え込みに対応できるレイヤードスタイルがおすすめです。

長袖のカットソーにベストを重ねたり、カーディガンを羽織ったりするコーディネートが適しています。

下半身は、動きやすいストレッチパンツやジャージなどを選びましょう。

秋は行事が多い季節なので、TPOに合わせて服装を調整できるよう、さまざまなアイテムを用意しておくと便利です。

冬に適した保育士の服装

冬の保育士服装は、防寒と動きやすさの両立が求められます。

フリースやニットなど、暖かくて軽い素材のトップスを選びましょう。

下半身は、保温性のあるストレッチパンツやジャージがおすすめです。

室内と外での温度差が大きいため、脱ぎ着しやすいカーディガンやジャケットを用意するとよいでしょう。

また、床に座る場面が多いので、身体が冷えないよう配慮することも大切です。

【保育園の行事別】保育士の服装

保育園の行事によって、適切な服装が異なります。以下に、主な行事ごとの服装を紹介します。

入園式・卒園式に適した保育士の服装

入園式や卒園式では、保育士としての専門性と厳粛さを示す服装が求められます。

多くの園では、スーツや袴といったフォーマルな服装が一般的です。

女性の場合はスカートスーツやパンツスーツ、男性の場合はダークスーツが適しています。

ただし、園によっては通常保育の日に行事を行うケースもあり、その場合は普段通りの服装で参加することもあります。

事前に園の方針を確認し、適切な服装を選ぶことが大切です。

遠足に適した保育士の服装

遠足時の保育士の服装は、動きやすさと安全性が最優先です。

快適な歩行のできるスニーカー、動きやすいジャージやストレッチパンツ、天候に応じて脱ぎ着しやすいカーディガンやジャケットなどがおすすめです。

また、帽子や日よけ対策、雨具なども必須アイテムです。

子どもたちの手本となるよう、機能的でありながらも清潔感のある服装を心がけましょう。

園指定のTシャツがある場合は、着用することで団体行動の際の識別にも役立ちます。

プールに適した保育士の服装

プール活動時の保育士の服装は、水着の上に速乾性のあるTシャツやラッシュガードを着用するのが一般的です。

下半身はハーフパンツやショートパンツを履き、サンダルを履きます。

日焼け対策として、帽子やサンバイザーの着用も重要です。

また、プール後の着替えのしやすさを考慮し、ボタンの少ない服装を選ぶとよいでしょう。

水際での転倒防止のため、滑りにくい靴底のサンダルを選ぶことも大切です。

発表会に適した保育士の服装

発表会での保育士の服装は、子どもたちの衣装を引き立てつつ、自身も清楚で落ち着いた印象を与えるものが適しています。

多くの場合、黒や紺などのシンプルな色のワンピースやスーツが選ばれます。

動きやすさも考慮し、ストレッチ素材のパンツスーツなども良いでしょう。

舞台袖での作業もあるため、暗い中でも動きやすい服装を心がけます。

また、髪型も整え、子どもたちの手本となるよう心がけましょう。

参観・懇談に適した保育士の服装

参観や懇談会での保育士の服装は、保護者に信頼感と専門性を伝えられるものが望ましいです。

清潔感のあるシャツやブラウスに、きちんとしたパンツやスカートを合わせるのが一般的です。

カジュアルすぎない服装を心がけつつ、子どもたちとの活動にも対応できる動きやすさも必要です。

色味は落ち着いたものを選び、アクセサリーは控えめにするのがよいでしょう。

また、保護者と話す機会が多いため、表情が明るく見える服装を選ぶことも大切です。

【目的・シーン別】保育士の服装

保育士の服装は、目的やシーンによって適切に選ぶ必要があります。以下に、様々な場面での服装について解説します。

保育実習に適した服装

保育実習時の服装は、実習先の園の指示に従うことが基本です。

一般的には、動きやすさと清潔感を重視したものが適しています。

上はポロシャツや襟付きのカットソー、下半身はチノパンやストレッチパンツがおすすめです。

色は白や淡い色が多く選ばれます。

靴は動きやすく音の出にくいスニーカーが適しています。

また、エプロンの着用を求められる園も多いので、事前に確認しておくとよいでしょう。

髪型は清潔感のある束ね方を心がけ、アクセサリーは控えめにします。

履歴書・証明写真に適した服装

保育士の就活・転職活動用の履歴書写真には、専門性と信頼感を示す服装が求められます。

女性の場合は、襟付きのブラウスやシャツに、ジャケットを羽織るのが一般的です。

男性は、シャツにネクタイ、ジャケットという組み合わせがスタンダードです。

色は白や淡いブルーなど、清潔感のある色を選びましょう。

アクセサリーは控えめにし、髪型も整えることが大切です。

写真では上半身しか映りませんが、面接時のことも考えて、下もスーツのスカートやパンツを合わせておくとよいでしょう。

就職活動・面接に適した服装

保育士の就職活動や面接時の服装は、専門職としての自覚と熱意を示すものが適しています。

基本はリクルートスーツです。

女性の場合はスカートスーツかパンツスーツ、男性の場合はダークスーツが一般的です。

色は黒や紺などのシックな色が無難です。

シャツは白を基本とし、清潔感を重視します。

靴はヒールの低いパンプスやローファーなど、歩きやすいものを選びましょう。

髪型は清潔感のあるまとめ方をし、メイクも自然な印象を心がけます。

アクセサリーは控えめにし、爪も短く整えておくことが大切です。

園見学に適した服装

就活・転職活動で行う園見学時の服装は、面接ほどフォーマルである必要はありませんが、清潔感と専門性を示すものが適しています。

上は襟付きのシャツやブラウス、下半身はきちんとしたパンツやスカートを合わせるのがよいでしょう。

カジュアルすぎない服装を心がけつつ、園内を歩き回ることも考慮し、動きやすさも必要です。

靴は歩きやすいローヒールのパンプスやローファーがおすすめです。

色は落ち着いた色味を選び、アクセサリーは控えめにします。

髪型も整え、第一印象を大切にしましょう。

研修に適した服装

保育士になった後の研修時の服装は、学ぶ姿勢と専門性を示すものが適しています。

基本的には、清潔感のあるシャツやブラウスに、きちんとしたパンツやスカートを合わせるのがよいでしょう。

カジュアルすぎない服装を心がけつつ、長時間の座学にも対応できる快適さも必要です。

色味は落ち着いたものを選び、アクセサリーは控えめにします。

また、メモを取ることも多いため、袖が邪魔にならない服装を選ぶことも大切です。

通勤に適した服装

保育士の通勤服は、仕事に支障のない範囲でTPOに応じた服装を選びましょう。

基本的には、保育現場でそのまま活動できる動きやすい服装が適しています。

上はポロシャツやカットソー、下半身はチノパンやストレッチパンツなどがおすすめです。

季節に応じて上に羽織るものを用意し、急な天候の変化にも対応できるようにしましょう。

靴は歩きやすく、保育現場でも使えるスニーカーが適しています。

また、公共の場での身だしなみにも配慮し、清潔感のある服装を心がけることが大切です。

妊娠中に適した服装

妊娠中の保育士の服装は、母体と胎児の健康を第一に考えつつ、動きやすさと快適さを重視することが大切です。

マタニティ用のストレッチパンツやレギンスに、ゆったりとしたチュニックやワンピースを合わせるのがおすすめです。

ただし、職場によってはワンピースがNGの場合もあるため、購入前に確認した方が良いでしょう。

役職によって保育士の服装は変わる?

保育士の服装は、基本的にはどの役職に就いても子どもを保育するのにふさわしい動きやすい服装が求められます。

ただし、園長や主任保育士などの管理職は、保護者や外部の人との対応が多いため、よりフォーマルな服装が求められる場合があります。

例えば、日常的に襟付きのシャツやブラウスを着用したり、カーディガンやジャケットを羽織ったりすることで、専門性と信頼感を示すことができます。

ただし、子どもたちと接する機会も多いため、動きやすさと清潔感を両立させることが重要です。

役職に関わらず、子どもたちの手本となるような服装を心がけることが大切です。

男性保育士の服装は?

男性保育士の服装も、基本的には女性保育士と同様の考え方で選びます。

動きやすさと清潔感を重視し、Tシャツやポロシャツにチノパンやジャージパンツを合わせるのが一般的です。

色は落ち着いた色味を選び、派手な柄物は避けるのが無難です。

女性同様、エプロンの着用も多くの園で求められます。

靴は動きやすく、清潔感のあるスニーカーがおすすめです。

髪型も清潔感を重視し、長髪の場合はまとめるなどの工夫が必要です。

また、ひげは清潔に整えるか、剃ることが望ましいでしょう。

男性保育士も子どもたちの手本となる存在であることを意識し、適切な服装選びを心がけましょう。

保育士の服装はどこで買える?

保育士の服装は、一般的な衣料品店やオンラインショップで購入できます。

特に、機能性と価格のバランスが取れた商品を扱う店舗がおすすめです。

例えば、ワークマンは耐久性のある作業着を手頃な価格で提供しており、保育現場でも活用できる商品が多くあります。

しまむらやユニクロ、GUなどのファストファッションブランドも、動きやすく手頃な価格の服が豊富です。

このような店舗では、ストレッチ素材のパンツや速乾性のあるTシャツなど、保育現場に適した服装を見つけやすいでしょう。

また、専門店やオンラインショップでは、保育士向けの機能的な服や小物も販売されています。

各自のニーズや予算に合わせて、適切な購入先を選びましょう。

保育士の服装を選ぶ際の注意点

保育士の服装選びには、子どもたちの安全と快適さを最優先に考える必要があります。

以下に、服装選びの際の主な注意点を紹介します。

ひもやフードのある服装はNGである

保育士の服装として、ひもやフードのある服は避けるべきです。

ひもやフードのある服装は子どもの遊具や家具に引っかかる危険性があり、窒息や転倒などの事故につながる恐れがあります。

特に、首元や腰回りのひもは非常に危険です。

フードも同様に、遊具に引っかかったり、子どもが引っ張ったりする危険があります。

安全性を重視し、ひもやフードのない服装を選ぶことが大切です。

代わりに、ゴムやボタンで調節できるタイプの服を選びましょう。

露出や装飾の多い服装はNGである

保育士の服装として、露出や装飾の多い服は適切ではありません。

露出の多い服は、子どもたちとの身体接触が多い保育現場では不適切であり、また保護者に対しても好ましくない印象を与える可能性があります。

装飾が多い服も、子どもが引っ張ったり、飲み込んだりする危険があるため避けるべきです。

また、装飾が子どもを傷つける可能性もあります。

シンプルで機能的な服装を心がけ、必要以上の露出や装飾は控えましょう。

化粧や髪型も清潔感を意識する

保育士の身だしなみとして、化粧や髪型も重要な要素です。

化粧は自然で清潔感のあるものを心がけましょう。

濃すぎる化粧は避け、肌の調子を整える程度の軽めの化粧が適しています。

髪型は、子どもの顔に髪の毛が触れないよう、まとめるのが基本です。

ポニーテールやお団子ヘア、三つ編みなどがおすすめです。

長い前髪はピンで留めるなど、顔にかからないよう工夫しましょう。

清潔感のある化粧と髪型は、子どもたちや保護者に好印象を与え、プロフェッショナルな雰囲気を醸し出します。

アクセサリーやネイルなどのおしゃれも好ましくない

保育士の服装において、アクセサリーやネイルなどの装飾品は控えめにするのが望ましいです。

大きなピアスやネックレスは、子どもが引っ張ったり、飲み込んだりする危険があります。

また、指輪は衛生面での問題や、子どもを傷つける恐れがあります。

ネイルも、長すぎたり派手すぎたりすると、子どもを傷つけたり、衛生面での問題が生じたりするかもしれません。

また、保護者に対しても好ましくない印象を与える可能性があります。

基本的には、シンプルで機能的な服装を心がけ、アクセサリーやネイルは最小限に抑えることが大切です。

子どもたちの安全と健康を最優先に考え、適切な身だしなみを心がけましょう。

まとめ

保育士に適した服装についてお伝えしました。

  • 動きやすさ、安全性、清潔感が保育士の服装選びの重要ポイント
  • トップス+ズボン、エプロン着用が一般的
  • 季節や行事などに応じた適切な服装選びが必要
  • 男性保育士も同様の考え方で服装を選ぶ
  • ひも、フード、露出の多い服装は避ける

保育士の服装選びは、子どもたちの安全と快適さを最優先に考えつつ、専門性を示す重要な要素です。

基本はトップスとズボンの組み合わせですが、状況に応じて調整が必要です。

また、化粧や髪型、アクセサリーにも注意が必要です。

適切な服装選びは、保育の質の向上と子どもたちの健やかな成長につながるでしょう。