司法書士筆記試験（択一式）基準点令和7年度（2025年度）は午前78点、午後72点！

令和7年度司法書士筆記試験（多肢択一式問題）の基準点について

令和7年（2025年）8月12日（火）に法務省から、令和7年度司法書士試験（筆記試験）の多肢択一式問題と正解及び基準点の発表がありました。

同発表によると、令和7年度の受験者数（午前の部及び午後の部の双方を受験した方）、多肢択一式の基準点は下記の通りです。

受験者数

14,418名
（午前の部及び午後の部の双方を受験した方の数）

多肢択一式問題の基準点

午前の部（多肢択一式問題）：満点105点中78点
午後の部（多肢択一式問題）：満点105点中72点

※午前の部の試験の多肢択一式問題又は午後の部の試験の多肢択一式問題の各成績のいずれかがそれぞれ上記に掲げる点数に達しない場合には，それだけで不合格となります。

【重要】午後の部　第33問について
2025年8月12日法務省ホームページにて下記の発表がありました。
「令和７年７月６日に実施した令和７年度司法書士試験の午後の部第３３問は、アからオまでの記述のうち誤っているもの２つの組合せを１から５までのうちから選択する多肢択一式問題でしたが、アからオまでの記述のうち誤っているものが「イ」のみであったため、正答となる肢がありませんでした。そのため、同問の採点に当たっては、全員を正答とすることとしました。」
法務省ホームページ
https://www.moj.go.jp/content/001444130.pdf

近年の司法書士筆記試験基準点（多肢択一式）の推移

年度	受験者数	基準点
年度	受験者数	午前の部	午後の部
令和7年度（2025年度）	14,418名	78点	72点
令和6年度（2024年度）	13,960名	78点	72点
令和5年度（2023年度）	13,372名	78点	75点
令和4年度（2022年度）	12,727名	81点	75点
令和3年度（2021年度）	11,925名	81点	66点
令和2年度（2020年度）	11,494名	75点	72点
平成31年度（2019年度）	13,683名	75点	66点
平成30年度（2018年度）	14,387名	78点	72点
平成29年度（2017年度）	15,440名	75点	72点
平成28年度（2016年度）	16,725名	75点	72点
平成27年度（2015年度）	17,920名	90点	72点
平成26年度（2014年度）	20,130名	78点	72点
平成25年度（2013年度）	22,494名	84点	81点

令和7年度司法書士試験の今後のスケジュール

令和7年度司法書士試験の今後のスケジュールは下記のように予定されています。

令和7年10月2日（木）午後4時
筆記試験の結果発表等

筆記試験を実施した法務局又は地方法務局において、当該法務局又は地方法務局で受験した筆記試験の合格者の受験番号を掲示されます。
法務省ホームページにも、筆記試験の合格者の受験番号が掲載されます。
令和7年10月14日（火）
口述試験
令和7年11月4日（火）午後4時
最終合格発表

筆記試験を実施した法務局又は地方法務局（筆記試験免除者については、口述試験を実施した法務局）において、当該法務局又は地方法務局で受験した最終合格者の受験番号を掲示されます。
法務省ホームページにも、最終合格者の受験番号が掲載されます。
令和7年11月28日（金）
官報への公告
令和7年11月28日（金）の官報に最終合格者の受験番号及び氏名が掲載されます。