「経済学・経済政策」攻略のポイント

科目の特徴

 経済学は、さまざまな経済活動を理論的に説明する学問です。例えば、経済学ではデフレ、インフレなどの経済動向や、商品の価格がどのように決定されるのかなどの経済活動を扱います。企業経営でも、経済動向を把握し、経営戦略を立案するためには経済学的な考え方が必要です。

中小企業診断士試験では、「経済学・経済政策」は最初の一次試験科目です。最初の科目の結果が不安になると、その後の試験に影響する可能性があります。そのため、ある程度の自信をつけておきたい科目といえます。

本科目の特徴は、数式を使った理論的な内容が多いことです。そのため、理解していない解けない問題が多く、苦手意識を持たれる方も多いようです。

また、試験では、問題数が少ない事が特徴です。ここ最近の数年間の試験では、計25問(問題と設問を合計した数)が出題されています。1問あたりの配点が4点と、大きいため、1問の影響が大きくなっています。

最初の科目は緊張することが多いため、ケアレスミスをしがちです。例えば、3問ケアレスミスをすると12点の減点になります。そうすると、元々60点ぐらいの実力だった人は、48点となり、足切りの40点のラインに近づいてしまいます。

一方、本科目は2次試験には、ほとんど関係しない科目ですので、1次試験で足切りにならない点を確実に取ることが重要です


▉ 学習の基本戦略

 経済学を攻略するポイントは3つあります。

 1つ目のポイントは、数式を図で理解することです。経済学では、経済活動を数式で表します。しかし、数式を丸暗記するのは大変ですし、応用が利きません。そのため、数式をグラフなどの図で理解することがポイントです。始めは講座を聞きながら、図によって数式を理解するようにしましょう。これを何回かくり返した後、今度は、何も見ないで図が書けるように、図を書く練習をすることがポイントです。

 2つ目のポイントは、出来るだけ具体例で理解することです。経済学は、現実の経済現象をモデル化し、数式として単純化したものです。よって、現実の身近な例に置きかえて考えることで、より理解しやすくなります。

数式や図だけで覚えようとすると、うっかり前提を1つ間違っただけで答えが正反対になることもあります。特に試験で緊張しているときには、「どっちだったかな?」と、不安になったり、ケアレスミスする可能性があります。

数式や図を具体的な現象として理解しておけば、こういったケアレスミスを防ぐことができます。

 3つ目のポイントは、試験に頻繁に出題されている箇所を重点的に学習することです。経済学は、理論的な学問のため、基礎から順番に理論を積み上げていく必要があります。そのため、科目の最後にたどり着くまでに時間がかかりやすい科目です。よって、多くの受験生は、科目の先頭の方を中心に学習し、最後の方の学習がおろそかになりがちです。

 しかし、試験で出題される場所は、ある程度決まっており、それは科目の後半にある場合が多いです。よって、出題されやすい最後の方をしっかり学習することが重要です。そのためには、最初に科目全体の流れをつかんでおくことが重要です。全体の流れを理解した上で、重要な箇所をしっかり学習するとよいでしょう。また、過去問を早めに見ることで、どこが重要なのかを確認することも重要です。

これらのポイントに沿って学習すれば、初めて学ぶ方でも十分合格点に到達することが可能です。


▉ 分野別の対策 

 経済学・経済政策には、マクロ経済学とミクロ経済学という2つの分野があります。

 マクロ経済学は、国全体の経済活動を扱います。例えば、マクロ経済学では、景気動向や物価、景気対策などの国全体の経済を扱います。

 ミクロ経済学は、個別の消費者や企業の経済活動を扱います。例えば、ミクロ経済学では、私達消費者がどのように商品の購入を決定するのか、企業がどのように生産の意思決定をするのかを扱います。

 スタディングでは、ミクロ経済学を先に学習し、マクロ経済学をその後で学習します。これは、ミクロ経済学で学ぶ、需要と供給などの基本的な概念が、マクロ経済学の学習でも役に立つためです。

そのため、経済学では、まずはミクロ経済学の基本概念をしっかり理解することが重要です。ミクロ経済学は、需要(消費者)と供給(生産者)の理解が基本になります。

需要に関係する無差別曲線や、需要曲線、価格弾力性、所得効果と代替効果などをしっかり理解しましょう。同じく、供給に関係する、費用曲線、利潤最大化、供給曲線をマスターします。そして、需要と供給の均衡を理解しましょう。ここまでが前提です。

 その後、課税や自由貿易、独占、外部効果といった様々なパターンによって均衡がどのように変わるかを学習します。これが理解できれば、ミクロ経済学は合格点が取れるようになります。

 また、個別テーマとしては、ナッシュ均衡や、逆選択とモラルハザードについて、良く出題されています。これらのテーマは数式はほとんど使わなくて良いため、点を取りやすい部分です。そのため、出題されたら得点できるように勉強をしておきましょう。

 マクロ経済学では、まずGDPの概念を理解することが基礎になります。GDPの三面等価「生産=分配(所得)=支出(消費)」について、理解してから学習を進めてください。

 また、マクロ経済学では、3つの市場を扱います。財市場、貨幣市場、労働市場です。これらの3 つの市場は、お互いに関連しています。最終的には、全ての市場を関連させて理解する必要がありますが、学習するときには、3 つの市場を順番に学んでいく方が混乱しなくて済みます。それぞれの市場を学習する時には、最初はその市場の事だけを考えて話を進めます。その後で、他の市場との関係を学習することで、順番に理解することができます。ポイントは、学習するときに、この3つの市場のうち、今どこを勉強しているのかを意識することです。

良く出題されるテーマとしては、政策の効果が挙げられます。財政政策や金融政策を実施した時に、各市場でどういった効果が起こるのかを理解することが重要です。

 また、試験で良く出題されるテーマと出題形式がありますので、基礎を理解した後は、過去問を解きながら勉強をすることが有効です。

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