情報セキュリティマネジメント試験の合格発表はいつ? 合格証書は発行される?

2023年度(令和5年度)に情報セキュリティマネジメント試験の制度が変更され、「どうやって合格発表がされるの?」と疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、合格発表の時期や、合格を確認する方法、試験合格後に受け取れる合格証書や合格証明書について解説していきます。情報セキュリティマネジメントの資格取得を証明する手段も知ることができるので、この記事を読んで必要な情報を集めましょう。

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目次 Contents

情報セキュリティマネジメント試験の合格発表はいつ? 合格証書は発行される?


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情報セキュリティマネジメント試験は、令和2年のCBT化と令和5年の制度変更によって、試験の実施形態が大きく変わりました。

受験の申込方法や結果発表についても変更されたため、この試験の合格発表がいつ、どのように行われるのかを正しく知っておく必要があります。


情報セキュリティマネジメント試験の合格発表はいつ実施されるの?

コンピューターで解答する「CBT方式」で実施される情報セキュリティマネジメント試験は、2023年度より受験が通年化されました。

一年中好きなタイミングで受験が可能になったため、情報セキュリティマネジメント試験に挑戦する機会が増え、合格のチャンスが広がったと捉えられるでしょう。


情報セキュリティマネジメント試験の合格発表日は、受験月によって異なります。

これから情報セキュリティマネジメント試験を受けるのであれば、合格発表日がいつ頃になるのか把握しておきたいところです。

そこでこの章では、いつ頃合格発表がなされるのかや、合格を確認する方法、合格証書の発送日について詳しく解説していきます。


受験した翌月の中旬に合格発表。詳細な日時は公式サイトで確認を

情報セキュリティマネジメント試験の合格発表日は、基本的には、試験を受験した月の翌月中旬あたりです。

独立行政法人情報処理推進機構(以下、IPA)のサイトには「合格者受験番号一覧・合格発表日・合格証書発送日・官報公示日」が掲載されているので、そこから自分の合格発表日を確認するのがよいでしょう。

例えば、2023年(令和5年)4~6月の試験の合格発表日は、以下の通りでした。

受験年月 合格発表日
2023年(令和5年)4月 5月17日
2023年(令和5年)5月 6月14日
2023年(令和5年)6月 7月14日

【出典】情報処理推進機構「令和5年度(2023年度)の合格発表日・合格証書発送日・官報公示日


なお、情報セキュリティマネジメント試験の合格発表がIPAのサイトに掲載されるのは、原則的に合格発表日の正午になります。

合格発表日の午前中にIPAのサイトを閲覧しても、まだ結果が掲載されていない場合があるので、注意が必要です。


合格証書の発送日は合格発表のさらに翌月

情報セキュリティマネジメント試験に合格できた場合、「情報処理技術者試験合格証書」(以下、合格証書)が郵送されます。

合格証書とは、文字どおり、情報セキュリティマネジメント試験合格を示す証書で、経済産業大臣から交付されます。

合格証書の発送日は、合格発表の翌月になるのが基本です。

つまり、合格証書が合格者の手元に届くのは、受験した月から数えて、およそ翌々月になるでしょう。

なお、2023年(令和5年)4~6月の試験の合格証書発送日は、以下の通りでした。

受験年月 合格証書発送日
2023年(令和5年)4月 6月14日
2023年(令和5年)5月 7月12日
2023年(令和5年)6月 8月10日

【出典】情報処理推進機構「令和5年度(2023年度)の合格発表日・合格証書発送日・官報公示日


上記の表から、合格証書が発送されるのは発送月の上旬から中旬くらいになることがわかるので、受験した月の翌々月末までには証書が手元に届く可能性が高いでしょう。

情報セキュリティマネジメントの資格所持を証明する必要がある人は、いつ頃に合格証書が届くのか把握しておきましょう。


合格発表はIPAのウェブサイト、受験者マイページ、官報公示で行われる

実は、情報セキュリティマネジメント試験の合否確認ができるのは、IPAのウェブサイトだけではありません。

情報セキュリティマネジメント試験の受験者は、以下の方法で合否の結果を知ることができます。

  • 公式ウェブサイト
  • 受験者マイページ
  • 官報公示

それぞれを詳しく解説していきます。


合格受験番号一覧は、ウェブサイトに掲載

情報セキュリティマネジメント試験の合格発表日の正午になると、IPAのウェブサイトに合格者受験番号一覧のリンクが設定されます。

そのリンク先から、自身の受験者番号があるかどうかを確認し、受験番号を見つけられたら「合格」という判断が可能です。

多くの受験番号が掲載されているため、検索機能を使用して受験番号の確認を行うとよいでしょう。

「受験番号の下4桁」の部分に番号を入力すると、部分一致で検索できます。

合格者受験番号を確認する際に、誤った実施年月の「合格者受験番号一覧」を選択すると、合格・不合格の判断を間違えることにもつながります。

実施年月日が正しいかどうかを再度確認して、受験番号を確認するのがおすすめです。


受験者マイページでも合否を確認できる

株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(以下、CBTS)の受験者専用サイトにおけるマイページからも、情報セキュリティマネジメント試験の合否結果を知ることが可能です。

マイページの「受験結果一覧」をクリックすると、合格か不合格かの試験結果が表示されるようになっています。

(合格発表の期間外である場合は「結果公開前」という表示です)


合否判定のためには、マイページにログインしなければなりません。

アカウント取得時に登録したIDやパスワードは忘れないようにしておきましょう。

ちなみに、マイページからは自分の受験成績をスコアレポートとして確認することもでき、情報セキュリティマネジメント試験が終了してから2~3時間後には、評価点が表示されます。

情報セキュリティマネジメント試験は、1,000点満点中600点以上を得点することで合格となりますが、評価点だけでは、正確な合否まではわかりません。

しかし、合格の可能性がどの程度ありそうか、マイページの評価点から判断できるでしょう。

「合格の可能性がどれくらいあるのか想定したい」という人は、マイページの活用がおすすめです。


情報処理技術者試験の合格者受験番号は官報公示される

情報セキュリティマネジメント試験の合格受験番号は、官報でも確認できます。

情報セキュリティマネジメント試験だけでなく、情報処理技術者試験全般における合否の結果は、官報で確認できるのです。

官報公示日などの詳細は、IPAのサイトにある「合格者受験番号一覧・合格発表日・合格証書発送日・官報公示日」ページから確認が可能です。

ちなみに、2023年(令和5年)の官報公示日は、IPAのサイトにおいて以下の通りでした。

受験年月 官報公示日
2023年(令和5年)4月 6月5日
2023年(令和5年)5月 6月27日
2023年(令和5年)6月 8月2日

【出典】情報処理推進機構「令和5年度(2023年度)の合格発表日・合格証書発送日・官報公示日


官報の購入が難しかったり、無料で官報を見たかったりする場合は「インターネット版官報」の活用が便利です。

直近90日間の官報情報(本紙、号外、政府調達など)は、全て無料で閲覧できます。

ちなみに、2023年4月に情報セキュリティマネジメント試験を受験した場合の合格者受験番号は、6月5日分の号外版に掲載されていました。

「官庁報告」の「国家試験」における「令和五年度情報処理技術者試験合格者(経済産業省)から、合格受験番号を確認可能です。


合格証書の再発行はできない?

情報セキュリティマネジメント試験の合格後に、郵送で公布された合格証書は再発行ができません。

よって、なくしたり汚したりしないような適切な保管が求められます。


しかし、情報セキュリティマネジメントにおける資格保持の証明が必要になったときに、合格証書が見つからない場合もあるでしょう。

そんなときに、合格証書がないからといって、資格保持の証明をあきらめる必要はありません。

なぜなら、合格証書の再発行はできませんが、「合格証明書」の発行はできるからです。


「合格証書」と「合格証明書」と聞くと、同一のもののように感じる人もいるかもしれませんが、別のものになります。

合格証書は、情報セキュリティマネジメント試験の合格後に経済産業大臣から交付されるものです。

一方で、合格証明書は、試験の合格者からの申請によりIPAが交付するものです。

ちなみに、合格証明書に記載されている項目は以下のとおりです。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 合格試験区分
  • 合格証書番号
  • 合格年月日
  • 交付年月日

仮に合格証書をなくしてしまっても、合格証明書の発行はできるので、合格証明書の発行方法を確認しておきましょう。


合格証書は再発行できないが、合格証明書の交付は受けられる

情報セキュリティマネジメント試験における合格証書の再発行は不可能ですが、合格証明書の発行は可能です。

交付手数料は1通 700円で、オンラインにて手続きを行います。


合格証明書の発行手続きにおける大まかな手順は、以下のとおりです。

  1. CBTSのマイページから「合格証明書交付審査」の申請を行う。
  2. IPA事務局により合格情報が確認されたら、合格証明書の審査状況が「承認済み」となるので、承認済みになったことを確認して「合格証明書交付申込」を行う。
  3. クレジットカードやコンビニ、銀行ATMから合格証明書発行手数料を支払う。(交付申込から2日以内)


手数料の入金が確認された後は、1週間程度で合格証明書が普通郵便で届きます。

合格証明書の発行手続きにおいて、とりわけ気をつけてほしいのは「合格証明書交付申込」を行うタイミングです。

合格証明書の審査状況が「承認待ち」となっている場合は、IPA事務局が合格者情報を確認している最中なので「合格証明書交付申込」にはすすめません。

合格者情報に該当があった場合は、IPAより「合格証明書申込承認のお知らせ」メールが届くので、交付申込期限である2週間以内に「合格証明書交付申込」を行いましょう。


合格証明書はいらないが、合格証番号や受験時期だけを知りたい場合

情報セキュリティマネジメント試験の合格証番号や受験時期だけを知りたい場合は、わざわざ情報セキュリティマネジメント試験の合格証明書を発行する必要はありません。

合格証書番号にいたっては、CBTSのマイページから受験結果一覧を選択し、結果詳細を閲覧することで合格証書の番号を確認できます。

結果詳細からは、試験結果や総合評価点も確認可能です。

受験時期にいたっては、CBTSのマイページから「合格証明書交付審査」の申請を行うことで正確な受験時期がわかるでしょう。


合格証明書交付審査の申請時に、「受験時期」を空白にしておくと、IPA事務局が合格者情報を確認する際に申請情報を追加してくれます。

IPAから「合格証明書申込承認のお知らせ」メールが届いたら、承認内容の確認ができるので、そこから受験時期を確認しましょう。

マイページや承認内容を確認する段階で、合格証書の番号や受験時期を知ることができるので、情報だけ知りたい場合は、合格証明書まで発行する必要はありません。


合格証明書発行の手続きはオンラインのみ

現在、情報セキュリティマネジメント試験の合格証明書発行の手続きはオンラインのみとなっています。

従来行われていた郵便による手続きは2023年5月16日で終了し、オンライン手続きのみとなりました。

CBTSのウェブサイトに「マイページメニュー(合格証明書交付申請)」のマニュアルがあります。

マニュアルを確認しながら、合格証証明書発行手続きをすることで、スムーズに申請ができるでしょう。

どうしても操作がわからないようであれば「情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 受験サポートセンター」に問い合わせることも可能です。


まとめ

本記事では情報セキュリティマネジメント試験の合格発表がいつ、どこで行われるかについて解説しました。

  • 合格発表日は受験翌月の中旬あたり。合格証書の発送日は合格発表のさらに翌月
  • 合格発表はIPAのウェブサイト、受験者マイページ、官報公示で行われる
  • 情報処理技術者試験の合格者受験番号は官報公示される
  • 合格証書は再発行できないが、合格証明書の交付は受けられる

基礎からしっかりと情報セキュリティマネジメント試験の対策を進めたい方、スキマ時間で効率的に学習したい方にはスタディング 情報セキュリティマネジメント講座がおすすめです。

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