無料お試し

試験日が選べる情報セキュリティマネジメント試験。申し込み方法は

2023年、情報セキュリティマネジメント試験の試験日と申し込み方法は?

スキマ時間を使って合格へ!
情報セキュリティマネジメント講座

2023年度(令和5年度)から試験制度が変更され、年間を通じてCBT方式での随時実施となった情報セキュリティマネジメント試験。

ここでは、受験にあたっての申し込み方法、試験日時や受験会場の選び方について説明します。

情報セキュリティマネジメント試験(SG)とは?


情報セキュリティマネジメント試験は、組織の情報セキュリティ確保に貢献するためのスキルを認定する試験です。

経済産業省が認定する国家試験「情報処理技術者試験」の一つで、共通キャリア・スキルフレームワーク(CCSF)の「スキルレベル2」に位置づけられています。

情報セキュリティマネジメント試験は科目Aと科目Bに分かれており、それぞれを合計して、1,000点満点中600点を獲得できれば合格です。

試験方式は、試験会場でコンピューターを用いて解答する「CBT方式」で、年間を通じて随時受験ができます。

情報セキュリティマネジメント試験はどこで申し込める?


情報セキュリティマネジメント試験は、株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(以下、CBTS)の「情報セキュリティマネジメント試験」公式サイトから申し込み可能です。

ここからは、情報セキュリティマネジメント試験の申し込み手段や方法を詳しく解説していきます。

申し込みはWebで完結。試験概要ページと受験者マイページをチェック


情報セキュリティマネジメント試験は、CBTSの公式サイトで申し込みでき、申し込みのすべてがWeb上で完結します。

初めて情報セキュリティマネジメント試験の申し込みをする場合は、マイページのアカウント取得が必要になるので、利用者IDを新規作成しましょう。

その後、マイページにログインして、CBT試験申し込みメニューより、試験申し込みを行う流れになります。

利用者ID登録


利用者ID登録は確認しておくべき点が多いため、登録方法や注意事項を詳しく解説していきます。

具体的な利用者IDの登録方法は以下のとおりです。

  1. 受験者用マイページから「初めての方」を選択
  2. 個人情報保護に関する基本方針や説明事項を確認
  3. メールアドレスの登録
  4. 登録メールアドレスに本登録用のURLが送付されるので、そのURLから基本情報を登録
  5. 登録完了

マイページへログイン


上記の手順で利用者ID登録を行うと、マイページにログインできるようになります。

利用者IDやパスワードはログイン時に必要になるため、メモしておくと安心です。

マイページにログイン後は、CBT試験申し込みメニューより試験申し込みができるようになります。

具体的な手順の大まかな流れは、以下のとおりです。

  1. マイページから「情報セキュリティマネジメント試験(SG)」を選んで「CBT試験申込」を行う
  2. 試験区分を選択し、アンケートに回答する
  3. 希望の会場・日時の選択する
  4. 住所を入力する
  5. 登録情報を確認する
  6. 支払い方法を選択する
  7. 申し込み完了

受験予約が完了すると、登録したメールアドレスに受験予約完了のメールが届くので、申し込み内容を再度確認しましょう。

マイページからは、CBT試験の申し込み以外にも、登録事項や試験地の変更申請、マイページ登録情報の変更などができます。

障がいを持っている人や妊娠中の人、ケガをしている人など、試験受験にあたり特別な配慮が必要な人は、ハンディキャップ申請もできます。

ハンディキャップ申請をする場合は、マイページの「CBT試験申込」ボタンをクリックして、「CBT試験申込について」内に表示される「ハンディキャップ申請はこちら」から申請を行いましょう。

情報セキュリティマネジメント試験の申込日程は?


情報セキュリティマネジメント試験は、CBT方式で随時受験ができるようになったため、年間を通じていつでも試験申し込みができます。

試験日時や試験会場も自由に選択できるため、仕事が忙しくない時期を選んで受験したり、家から一番近い会場を選んだりすることが可能です。

以下に、情報セキュリティマネジメント試験の申し込みについてさらに詳しく説明していきます。

試験はCBT方式で随時実施。受験予約はいつでも可能!


令和5年度(2023年度)より、情報セキュリティマネジメント試験は、CBT方式で一年を通して随時実施されています。

受験申し込みも随時可能で、都合のよい試験日時や試験会場が選択できます。

選択できる試験日時は、申込日の3日目以降から、申し込み月の3カ月先の月末までです。

例えば8月15日に申し込んだ場合、予約可能な受験日は「8月18日~11月30日」となります。

空席がない場合は予約できないので、受験する人が多くなりそうな連休などは予約がとれないかもしれません。

各会場のスケジュールは、CBT試験申し込み時の「日時・会場選択画面」で確認できるので、あらかじめ確認しておくことが大切です。

筆記による方式の試験(特別措置試験) の実施は年2回


筆記方式の試験である「特別措置試験」は、春期(4月)と秋期(10月)の年に2回実施されます。

特別措置試験とは、身体の不自由などの理由によってCBT方式で受験できない人のための試験です。

肢体不自由や視覚障害などの特別な理由がない限り、特別措置試験の受験はできません。

特別措置試験に申し込むためには、CBT方式での受験が困難であることを証明する「特別措置申請」が必要です。

申請内容が事務局で確認された後、特別措置が認められると試験が受けられます。

審査結果は登録したメールアドレスに届くので、メールを忘れずにチェックしておきましょう。

その後、CTBSの公式サイトから特別措置試験の申し込みを行います。

特別措置申請が認められただけでは試験の申し込みは完了できていないので、注意が必要です。

特別措置試験は随時試験ではないため、各種申し込みのタイミングはCTBSや情報処理推進機構(IPA)の公式サイトから確認しましょう。

受験手数料はいくら? 支払い方法は?


情報セキュリティマネジメント試験を受験するにあたって、受験手数料がいくらかかるか、気になるのではないでしょうか。

情報セキュリティマネジメント試験の受験手数料は、税込み7,500円です。

支払い方法は以下から選べるので、都合のいい方法を選択しましょう。

  • クレジットカード
  • コンビニエンスストア(Pay-easy)
  • バウチャーチケット

支払い方法によっては、別途振込手数料の負担が必要になります。

「バウチャー」といったあまり聞き慣れない支払い方法もありますが、それぞれの支払い方法の知っておきたいポイントを、以下で細かく解説していきます。

クレカ、コンビニ払いの注意点


まずは、受験手数料の支払い方法に、クレジットカードやコンビニ払いを選択した場合の注意点を解説します。

受験手数料の支払い方法にクレジットカードを選択した場合は、即時決済での支払いとなる点は覚えておきましょう。

また、コンビニエンスストア(Pay-easy)で支払う場合、支払期限を過ぎると申込みが自動的にキャンセルされてしまいます。

試験の申し込みが完了したからといって安心せずに、支払期限までには必ず払い込みを済ませましょう。

バウチャーチケット(電子的な金券)とは?


バウチャーチケットとは、CBT方式の「基本情報技術者試験」や「情報セキュリティマネジメント試験」の受験料支払いに使用できる電子的な金券です。

受験者は試験申し込み時に、支払い画面で「バウチャーチケット」を選び、バウチャー購入者から受け取ったチケット番号を入力すると、試験予約ができる仕組みです。

クレジットカードやPay-easy(コンビニ支払い・銀行ATM支払い)を使わずに決済ができ、企業などの団体で受験する際に適したシステムといえます。

バウチャー購入者ページでは、複数のバウチャーチケットを一括で購入したり、使用状況を管理したりすることが可能です。

バウチャーチケットの購入方法は以下のとおりです。

  1. CBTSの公式サイトからバウチャー購入者IDを新規作成する
  2. バウチャー購入者ページにログインする
  3. 「バウチャーチケット申込」をクリックする
  4. バウチャーチケットの注文数を入力し、登録を行う
  5. 期日までに指定口座への振り込みを行う

指定口座への入金が確認されたらバウチャーチケットが発行されますが、場合によっては5営業日程度かかることもあります。

ちなみに、バウチャーチケットを1回発行すると、1,650円(税込)の手数料が発生します。

手数料を考慮すると、クレジットカードやPay-easyでの支払いの方が、総合的なコストを安く抑えられるでしょう。

個人で受験する場合は、バウチャーチケットでの支払いは適さないかもしれません。

代金の支払い期限は、バウチャーチケットの申し込み日翌日から起算して30日後となります。

支払い期限は長めに設定されていますが、忘れずに振り込みを行いましょう。

受験料の領収書はマイページから出力可能

情報セキュリティマネジメント試験の受験料を経費計上するために、領収書が必要になることもあるかもしれません。

受験料の領収書はマイページから出力でき、ダウンロード可能期間は1年です。

バウチャーチケット払いの場合は、バウチャー購入者への領収書の発行ができます。

領収書の発行日は、受験手数料の支払いがなされた日付となるので、把握しておきましょう。

受験料の返金はできないので注意

情報セキュリティマネジメント試験の受験申し込み後に、受験料の返金はできません。

試験申し込み前に、無理なく受験料の支払いが可能かどうか確認をしておくといいでしょう。

しかし、受験日時は変更できるため、仕事などで急な予定が入った場合、まずは日時変更を検討してみてはいかがでしょうか。

申込内容の変更は可能!※再受験規定(リテイクポリシー)に注意


情報セキュリティマネジメント試験は、試験申し込み後であっても、試験日の3日前までであれば申込内容の変更ができます。

しかし、試験の再受験を行う場合は、以下の再受験規定(リテイクポリシー)に注意しましょう。

  • 試験の再申し込みができるのは、申し込んだ試験の終了時刻後になる。(システムの都合上、数時間~1日程かかる。)
  • 再申込時に受験日として選択できる日は、前回の受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降になる。(前回の試験を欠席した場合、この規定は適用されない。)

試験の日程・受験会場は申し込み後に変更が可能

情報セキュリティマネジメント試験の申し込み後でも、試験日の3日前までであれば、試験日や試験会場の変更ができます。

例えば、受験日が8月15日の場合は、8月12日までは試験内容の変更が可能です。

急な用事に対応しやすい利点があるのはもちろん、仮に試験範囲内の勉強が終わりそうにない場合は、試験日の変更を行って勉強時間を確保することができるでしょう。

日程変更可能な試験日は支払方法によって異なる

情報セキュリティマネジメント試験の申し込みを行った後に試験日時を変更する場合、選択できる最も先の試験日は、支払い方法によって以下のように異なります。

クレジットカード・コンビニエンスストア(Pay-easy)で支払いした場合

初回の申込日から1年後まで変更可能です。

次年度の同じ日付まで選択できるので、2023年8月15日が初回申込日であれば、2024年の8月15日まで選べます。

バウチャーで支払いをした場合

バウチャー発行日から1年後まで選択可能です。

例えば、バウチャーが発行されたのが2023年8月15日であれば、2024年の8月15日まで試験日時を選べます。

まとめ


本記事では、情報セキュリティマネジメント試験のCBT試験における、随時実施の日程と申し込み方法、そしてCBT方式で受験できない人のための特別措置、日時の変更方法などについて解説しました。

  • 情報セキュリティマネジメント試験は令和5年4月より随時受験が可能になった
  • 身体の不自由等によりCBT方式で受験できない方のために年2回の筆記試験も実施
  • CBT方式での受験の場合、試験日の3日前までであれば、試験日や試験会場の変更が可能

基礎からしっかりと情報セキュリティマネジメント試験の対策を進めたい方、スキマ時間で効率的に学習したい方には

「スタディング 情報セキュリティマネジメント講座」がおすすめです!

無料でお試しもできますので、ぜひチェックしてみてください。