11月1日(火)法務省から、平成28年度司法書士試験の最終合格者の受験番号、最終結果が発表されました。
最終合格者は660名です。昨年の707名から47名減少していますが、合格率は3.2%(3.9※)で、例年通りの3%前後という傾向に変わりはなかったといえます。
今年度の発表の中で特徴的な点としては、合格者の平均年齢の上昇が挙げられます。
近年は、34~35歳を推移していましたが、今年度は38.03歳と約3歳も平均年齢が上昇しています。
実際に、生年別合格者数を見ますと、20代が113名、30代が281名、40代が187名、50代が55名、60代が23名、70代が1名となっています。
20代よりも30代、40代の合格者数のほうが圧倒的に多いことがわかると思います。
司法書士試験は、これまでも学生の方より、社会人の方が多く受験される傾向にある試験ではありましたが、近年はその傾向がより高まっているといえるでしょう。
近年の合格者の平均年齢の推移
平成28年度:38.03歳
平成27年度:35.16歳
平成26年度:35.04歳
平成25年度:34.78歳
平成24年度:34.80歳
※合格者を受験者数で除した場合
合格者の年齢について
※ 年齢は H28.11.1 時点
▼詳細は、下記の法務省ホームページをご覧ください。
平成28年度司法書士試験の最終結果
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00276.html
平成28年度司法書士試験最終合格者受験番号