平成29年1月31日(火)に一般財団法人 行政書士試験研究センターより、平成28年度 行政書士試験実施結果の概要及び合格者が発表されました。
合格された方、おめでとうございます。
平成28年度試験の合格者は4,084人で、前年度(平成27年度)の5,820人からは1,736人減少という結果になりました。
合格率は9.95%で、前年度(平成28年度)の13.12%からは、減少3.17%減少しています。10%を切る形となりましたが、比較的合格率が高かった前年度から、例年並みに戻ったといえるでしょう。
なお、合格された方には、一般財団法人 行政書士試験研究センターより2/28(火)までに合格証が送付されます。
※ 一般財団法人 行政書士試験研究センターの発表より
なお、行政書士試験合格の基準は下記のように発表されています。
【合否判定基準】
(1) 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、122点以上である者
(2) 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、24点以上である者
(3) 試験全体の得点が、180点以上である者
行政書士試験の合格基準は、相対評価ではなく、絶対評価です。上記(1)~(3)の基準をクリアすることで合格することができます。
【短期合格の秘訣は】
短期間で合格するには、満点を狙わないことが大切です。
満点をとらなくても、(1)、(2)の条件を満たしつつ、(3)の条件である180点以上(6割以上)の得点で合格できるからです。
すべての科目を細かなところまで勉強しようとすると、学習範囲が膨大になるため、試験までに全科目の勉強が終わらない恐れや、正確に身につけておかなければならない基本事項の学習が疎かになる場合もあります。
そのため、満点を狙うのではなく、合格点を確保する勉強法がポイントになります。
出題数が多く、比較的得点しやすい行政法を中心に学習して得点を稼げるようにしましょう。行政法は、重要な論点が毎年繰り返し出題される傾向にあります。勉強をすればするだけ得点しやすい科目ですので、しっかりと学習して得意科目にしていきましょう。
他の科目は、落としてはならない基本事項で失点しないことが大切です。基本的な知識は、正確に身につけておくように注意しましょう。
また、一般知識等については、深入りは禁物です。試験範囲が膨大で対策しにくく、勉強しても思うように点数に反映されにくいからです。一般知識等は、基準点をクリアできればいいと割り切る勉強が有効です。
満点を狙わず、得点しやすいところで合格点を確保する効率的な勉強法で合格を勝ち取りましょう。
詳細は、下記の一般財団法人 行政書士試験研究センターホームページをご覧ください。
▼平成28年度行政書士試験結果について(平成29年1月31日)
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