危険物取扱者には過去問題は非公開!?
危険物取扱者試験では、他の資格試験のように、過去問題が公表されていません。基本的に危険物取扱者試験(甲、乙、丙種含む)の過去問題は非公開となっています。主催者団体である「一般財団法人消防試験研究センター」からの公式問題集も販売されていないため、現状では、危険物取扱者試験の過去問題の入手は実質不可能となっています。
ただし、「一般財団法人消防試験研究センター」で過去に出題された過去問題の一例は公開されています。
▼「一般財団法人消防試験研究センター」過去に出題された問題
https://www.shoubo-shiken.or.jp/kikenbutsu/exercis…
しかし、下記の理由から、過去問学習として利用するのはおすすめしません。
・試験問題は1回分しか公開されていない(問題数は35問)。
・どの年度で出題された問題かは公表されていない。
・甲種、丙種、4類以外の乙種問題でも同様。
本試験での問題の持ち帰りが禁止されている
危険物取扱者試験では、実際に使用された問題用紙・解答カードの持ち帰りは禁止されています。
問題用紙・解答カードは試験終了後に回収されます。万が一、問題用紙及び解答用紙を持ち帰った場合には失格となる恐れがあります。
19 その他の注意事項
⑻ 試験問題集及び解答カードを持ち帰ることはできません。
※一般社団法人 消防試験研究センター 平成31年度 危険物取扱者試験案内 【東京試験】より抜粋
危険物取扱者試験では予想問題が主流
過去問題の入手が不可能な状態のなかで、では問題対策はどのように行えばよいのでしょうか。
危険物取扱者試験の問題対策としては以下の方法が考えられます。
▼主な危険物取扱者試験の問題対策
●無料サイトや無料アプリで掲載されている問題集の利用
→「危険物取扱者 過去問題」と検索すれば、無料で危険物取扱者の問題を掲載しているサイトやアプリを見つけることができます。
●市販されている問題集を利用する。
→書店などで販売されている問題集では、出版社独自の方法で、試験の出題傾向を分析し、問題の厳選を行っています。種類も数多くありますので、実際に見比べて自身にあった問題集を選ぶことも重要です。
▼無料サイトやアプリ、問題集を選ぶポイント
無料サイトや問題集といっても、どれでもいいわけではありません。合格に近づくためにはしっかりとした教材を選ぶようにしましょう。選ぶ際のポイントは以下を参考にしてみてください。
●丁寧な解説がついている
→問題と解答だけが掲載されていても、内容の理解にはつながりません。問題を充分に理解するには解説が必要です。問題に対しての解き方のポイントなどをまとめている解説がついているかを確認しましょう
●復習しやすい機能がついている
サイトやアプリを利用する場合には、問題を解き終わった後に復習しやすい機能がついているかもポイントの一つです。問題を解いているときに、間違った問題やわからなかった問題をチェックして、後から見直す機能がついているか。この機能があれば、最初から問題を洗い直す必要がないので、学習が効率的に進みます。
スタディングの問題演習ツールは?
スタディング 危険物取扱者講座では、講師が危険物取扱者試験の出題傾向を徹底分析し、「合格のために必要な問題・テーマ」を厳選いています。厳選した問帯・テーマから模擬試験を開発。模擬試験の問題にはすべて解説をお付けしていますので、いつでもどこでもスキマ時間で問題演習ができるようになっています。
模試試験
▼実際の解答画面
スタディングの模擬試験を解答した後は、通常の問題集としてもお使いいただけます。
・解説と照らし合わせながら学習を行う【練習モード】
・試験と同様の時間制限で問題を解く【本番モード】
で問題演習を行うことができます。
また、1回以上問題演習をすると、
・間違えた問題やわからない問題のみを選択して学習する【復習モード】
が追加され、3つのモードで学習を行うことができます。。
練習モード
- 一問一答形式で構成されている
- 一問解答すると次のページですぐに解答解説を確認することができる
- すぐに解説が読めるため、解答力アップに繋がる
本番モード
- 全問を制限時間内に解くことで本番試験に慣れることができる
- 最後の実力チェックや仕上げに最適
復習モード
- 「要復習」にチェックした問題をつけたのみ解くことができる
- 間違えた問題、自信のない問題は復習モードを繰り返すことで克服できる
- 問題の順番と範囲を選べる
問題・解説一覧表示
- 問題・解説が一覧が一気に確認できる
- WEBページで印刷すれば、紙ベースでも勉強できる