スタディングでは、長年にわたり、短期合格者がどのように学習しているかの研究を行ってきました。さらに、心理学、脳科学など、人間の能力向上に関する知見を組み合わせることで、だれでも短期合格者と同じように効率的に実力を高めるための独自の勉強法「スタディングメソッド」を磨き上げてきました。
「スタディングメソッド」には7つの原則があります。司法試験・予備試験講座を含む、すべてのスタディングの講座・コンテンツはこの「スタディングメソッド」に沿って自社で開発されており、従来型の紙ベースの教材よりも効率的に学べるようになっています。
また、受講者が学習するためのシステム(学習システム)もスタディングメソッドを実現するために自社で開発され、日々、機能拡張や改良を重ねています。
さらに、受講者がスタディングで学ぶことで、学習データが蓄積されます。その学習データから、上達が早い人の学習方法や行動履歴を分析し、それをスタディングメソッドの改良やコンテンツ開発や学習システムの開発に生かしているのです。
スタディングが目指しているのは、人間の能力を最大限に引き出し、最短時間で習得できるコンテンツ、学習システムを提供することです。
ここでは、スタディング 司法試験・予備試験講座による「司法試験・予備試験 短期合格メソッド」の7つの原則の概要をご紹介するとともに、この合格メソッドがどのようにスタディングのコンテンツや学習システムに組み込まれているのかをご紹介します。
その1 予備試験対策から始めるそもそも司法試験の受験資格を得るためには、予備試験ルート、法科大学院ルートの2つがあり、それぞれで独自の試験が実施されます。試験制度自体も複雑で、自分にあう進路を探したり悩んだりして勉強をスタートするのが遅くなる方もいます。 ▼参考記事 予備試験も含めた司法試験制度全体を知るために |
予備試験・司法試験・法科大学院入試(既修者)の試験科目比較表
系
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法律科目
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短答 | 論文 | 口述 | |||
予備 | 司法 | LS 既修 |
予備 | 司法 | 予備 のみ |
||
公法系
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憲法 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
行政法 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | |
民事系
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民法 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
商法 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | |
民事訴訟法 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | |
刑事系
|
刑法 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
刑事訴訟法 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | |
選択科目
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労働法・倒産法・知的財産法・経済法 |
×
|
×
|
×
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〇
|
〇
|
×
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実務基礎
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民事実務基礎科目+法曹倫理 | × | × | × | 〇 | × | 〇 |
刑事実務基礎科目+法曹倫理 | × | × | × | 〇 | × | 〇 | |
一般教養
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英語・自然科学・社会科学・人文科学 |
〇
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×
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×
|
×
|
×
|
×
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その2 法律基本7科目の対策に集中する短期合格者の方は、法律基本7科目の対策に集中します。なぜならば、最終ゴールの司法試験まで含めて、最も多く重なる試験科目が法律基本7科目であり、配点割合も高く、試験対策のコストパフォーマンスが高いからです。 ▼参考記事 予備試験の一般教養科目の対策は不要? |
その3 問題を解く学習に早く移行する短期合格者の学習に多く共通するのは、いち早く問題演習に入ることです。 |