試験制度が変わる?2023年4月より、基本情報技術者試験が通年試験に!

基本情報技術者試験を運営しているIPAより、2023年4月から基本情報技術者試験の通年実施化が発表されています。
通年試験化に伴い、試験制度の大幅に変更されることになりました。一体どのように試験制度が変わるのか、本記事で解説いたします。

目次

  1. 実施方式・採点方式の変更
  2. 試験名称・出題形式の変更
  3. 出題範囲の変更


実施方式・採点方式の変更

▼実施方式

変更前:上期/下期の実施
変更後:通年実施

今まで上期(4-5月)と下期(10-11月)の決められた期間での実施されていた基本情報技術者試験。
今回の通年試験化により、2023年4月からITパスポートと同様に随時受験が可能となります。


▼採点方式

変更前:素点方式
変更後:IRT方式

併せて、採点方式もIRT(Item Response Theory:項目応答理論)に基づく方式に変更となりました。

IRT方式とは、解答結果に基づいて配点を算出する仕組みになっています。
そのため、従来の試験のような、【1問何点】といった明確な採点基準は存在しません。
IRT方式を用いることで、異なるテスト間でスコアを比較することもでき、また、複数回実施・常時受験が可能となります。




科目名称・出題形式の変更

▼科目名称の変更

変更前:午前試験/午後試験
変更後:科目A試験/科目B試験

今まで「午前試験」「午後試験」と呼ばれていた名称が、「科目A」「科目B」と改められました。


▼出題形式の変更

変更前

変更後

午前試験
(小問)
試験時間:150分
出題数 :80問
解答数 :80問
科目A試験
(小問)
試験時間:90分
出題数 :60問
解答数 :60問
午後試験
(大問)
試験時間:150分
出題数 :11問
解答数 :5問
※選択問題あり
科目B試験
(小問)
試験時間:100分
問題数 :20問
解答数 :20問
※選択問題なし(全問必須)


科目A試験(旧午前試験)は、問題数が20問減り、60問解答となりました。併せて、試験時間も150分から90分へと60分減少しました。
今まで1問あたり1.875分かけることができていましたが、新試験制度では1問あたり1.5分で解答する必要があり、スピーディな判断が求められます。

科目B試験(旧午後試験)は、大問形式の出題から小問形式のコンパクトな出題形式へと変更になりました。
また、今までは選択問題がありましたが、変更後は小問20問の全問必須解答となります。




出題範囲の変更

科目

出題範囲の変更

科目A試験 現在の午前試験に準じる。
科目B試験 「アルゴリズムとプログラミング」(擬似言語による出題)「情報セキュリティ」の二つの分野中心の構成に変更。
※「アルゴリズムとプログラミング」(疑似言語による出題)8割と「情報セキュリティ」2割を想定。
個別プログラミング言語(C、Java、Python、アセンブラ言語、表計算ソフト)による出題は、普遍的・本質的なプログラミング的思考力を問う疑似言語による出題に統一。


今回最も大きく変更された箇所は、科目B試験(旧午後試験)の出題範囲です。
今までは、出題された大問11問の中から、必須選択「情報セキュリティ」、「データ構造及びアルゴリズム」、「ソフトウェア開発(プログラム言語)」と、選択問題を2問の計5問を解答する形式でした。

先ほど出題形式の変更でも触れましたが、新試験制度では、小問20問の全問必須解答へと変更されました。
更に加えて、「ソフトウェア開発(プログラム言語)」の個別プログラミング言語についての出題は疑似言語による出題に統一され、尚且つアルゴリズムとプログラミング(疑似言語)が8割、情報セキュリティが2割で出題される内容に変わります。

また、疑似言語の表記方法に関しても、従来の▲や■を使用した独特な表現から、whileやifを用いた表現に変更となります。

【基本情報技術者試験 科目Bのサンプル問題】
[IPA 情報処理推進機構.「基本情報技術者試験 科目B試験サンプル問題」より]

問2 次のプログラム中の a  b に入れる正しい答えの組み合わせを, 解答群の中から選べ。ここで, 配列の要素番号は1から始まる。

次のプログラムは, 整数型の配列arrayの要素の並びを逆順にする。

[プログラム]
  整列型の配列: array ← {1, 2, 3, 4, 5}
  整数型: right, left
  整数型: tmp

  for (left を 1 から(array の要素数 ÷ 2 の商)まで 1 ずつ増やす)
   right ←  a 
   tmp ← array[right]
   array[right]← array[left]
 b ← tmp
  endfor

解答群

a b
array の要素数 - left array[left]
array の要素数 - left array[right]
array の要素数 - left + 1 array[left]
array の要素数 - left + 1 array[right]


旧午後試験に比べ、CBTに適した短い問題文に調整されています。

20問を100分で解くため、1問あたり5分程度で解答していく必要があります。
正確かつスピーディに問題文を読み解くことができるかが、科目B試験突破の鍵となるでしょう。




IPAのサイトでは、ご紹介した以外のサンプル問題も公開されています。
2023年4月以降に基本情報技術者試験を受験予定の方は、ぜひ試験要綱やサンプル問題に目を通してみてください。

サンプル問題は以下のサイトより確認できます。
IPA(情報処理推進機構)https://www.jitec.ipa.go.jp/ (外部サイトに移動します)

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