髪型や髪色に関するルールは、病院やクリニックごとに異なりますが、ある程度類型化できるものや「こうしておいたほうが良い」ものはいくつかあります。こちらでは、そういった基本的なルールを解説します。
髪色については、カラースケールの「6〜7」程度であれば問題なしとしている病院やクリニックが多いようです。一般的に、黒髪と評価されるのはカラースケールで「5」前後です。そのため、多少のカラーであれば色を入れても問題ないことがわかります。美容院でヘアカラーする場合は、「病院に勤めるので6〜7程度の暗い色が良いです」と伝えておけば間違いないでしょう。色味についても、奇抜なカラーではなくブラウンなどを選ぶのが無難です。
また、髪を染めた直後は問題がない場合でも、徐々に色が落ちてしまうケースもあります。髪色が明るくなりすぎたり、色味にムラが生まれたりすると注意される可能性があるため、できるだけ早いうちに染め直しましょう。
看護師はロングの髪でも勤務できます。ただし、髪が肩より長い場合は、後ろで一つに束ねるなどして、目や耳に髪がかからないようにする必要があります。長時間働いても崩れにくい髪型を模索しましょう。
また、ヘアゴムやヘアピンを使って髪を束ねる場合は、そのデザインやカラーにも注意が必要です。華美なものや目立つ色のものではなく、シンプルなデザインで落ち着いたカラーのものが好まれます。
髪を結びたくない場合やヘアゴム・ヘアピンを使いたくない場合は、肩につかない長さのショートヘアにするのが無難です。ワックスやヘアスプレーなどで顔周りの髪をまとめれば、清潔感があり、爽やかな印象になります。
看護師は人と接することが多いため、最低限のメイクを求められます。具体的には、眉毛を整え、肌荒れしている部分はファンデーションで隠すなど、清潔感のあるメイクが好まれます。一方、派手すぎるメイクや奇抜な色味は注意される可能性があるため注意しましょう。
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