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セレクト過去問集-民事訴訟法3 問題8の選択肢5について質問…

スタディング受講者
質問日:2023年12月17日
セレクト過去問集-民事訴訟法3 問題8の選択肢5について質問させていただきます。

5.婚姻取消訴訟の係属中に,当該婚姻が離婚により解消されても,訴えの利益は失われない。

の正誤は誤ということで、選択肢に該当するのですが、解説における
「婚姻取消訴訟は形成の訴えに当たりますが、訴訟により求めている形成判決の目的が、判決によらずに実現されてしまった場合、訴えの利益が失われることがあります。」
という部分について。
一般的に婚姻取消訴訟の結果と離婚による結果が必ずしも同一でないにも関わらず、「判決によらずに実現されてしまった」と認識されるのでしょうか。

例えば、婚姻取消訴訟の形成の訴えにおいて、「婚姻関係の解消のみならず、もともと戸籍上の記録をも婚姻関係形成前にもどしたい」という場合に離婚とは状況がことなるかと思うのですが、その場合
・そもそも、戸籍上の婚姻関係形成前にもどすことの訴えは形成の訴えとは認められないのか
・それとも認められた上でかつ、同じ状況と見なされるのか
考え方及びその解釈を教えていただければと思います。
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回答

漆原 講師
公式
回答日:2023年12月18日
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